【感想・ネタバレ】深爪流 役に立ちそうで立たない少し役に立つ話【電子書籍版】のレビュー

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Posted by ブクログ

前作と合わせて読んだのだが、順番として前作を読んで良かったという印象。
割と軽妙で軽く下品(褒めてる)な話が多かった前作に対して、母子家庭の話など少し重いというか考えさせられるものが多かった気がする。
個人的には「自分がされて嫌なことは人にするな」の話がなるほどなあとなった。他人と自分の線引きって難しいんだよな…
巻末のお悩み相談もなるほどなあ…なるほどなあ…と読んでしまった。まさに「役に立ちそうで立たない少し役に立つ話」だなと。
あ、下ネタは普通に不意に差し込まれてます。謎の安心感。

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2021年03月06日

Posted by ブクログ

副題の通り「役に立ちそうで立たない少し役に立つ話」の本だった。

どうでもいいこと、無意識のうちに考えていたこと、心の中で重く鎮座していたこと、いろんなことのヒントや答えを教えてくれる。あとがきの中で「(悩みや不安を)書いただけ気持ちが整理されて、不安が解消されてしまったことさえあった」と綴られていたが、それは読み手側も同じである。自分のもやっとした気持ちが代弁されていると、なかなか考えや思いを人に伝えられない私は、それだけでスッキリしてしまったのである。

私なんぞのどうでもいい恋愛の話になってしまい恐縮だが、5年半付き合った彼氏がいて、同棲中にふられ、実家にのこのこ戻ってきたわけだが、こんな中古品の私にも半年前に彼氏ができた。新しい彼氏については、彼氏がいない期間が耐えられず、とりあえず好きだと言ってくれた人にハイと言って付き合いはじめた。
付き合い始めて半年が経つが、5年半付き合った元カレのことを未だに毎日思い出してしまう。かっこよくて趣味もあって、とても居心地がよかった元カレへの気持ちを捨てきれずにいるのは、かっこよくもなくて面白くもなくて趣味も合わない今の彼氏と比べてしまうからだと思う。
なんで付き合ってんだろう、このままでいいのかとぼんやり思っていた。

そこで深爪流。詳しくはあとがきを読んでいただきたいが、すばらしい悩みの解決法だ。
現在の状況や気持ちをリストアップして、自分にとっていちばん大切なのは何かと考えた。
「結婚して子供を育てて家庭を築きたい」私のトッププライオリティはこのほかになかった。簡単に浮かんだ答えだった。
答えが浮かんだのとほぼ同時に、そういうイメージがわく人を無意識のうちに選んでいることに気づいた。恋愛感情はあまりないけど、この人なら穏やかにのんびり生きていけそうだと思ったのが、今の彼氏だった。私は元カレのことを諦めきれない気持ちはどこかにありつつ、恋愛感情よりも優先したい気持ちがあって、今に至ることにようやく気付いてしまったのだ。

『「すべてを手に入れることができない」ということを頭に叩き込んでおくことが最も重要』と述べられている。
これまでの経験でそれなりに気づいており、ネガティブに捉えていたけれど、文字にするとこれさえ知っていればうまく生きられるよというポジティブなメッセージに感じるから不思議だ。この本の中では、そういうことが何度もあった。

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2018年07月26日

Posted by ブクログ

テンポ感がよく、どのエピソードにもオチがしっかりあってスッキリした気分になれる。
巻末のお悩み相談は、特別な事は言っていないし意外と?常識的なことを回答しているのだけど、言葉選びのセンスが本当に絶妙で面白かった。

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2018年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前回に引き続き、文面から面白いので読みやすくすらすら読めた。

真に自信がある人とは、他人のせいにせず、すべてを自分の責任として飲み込める人。「幸せな人」というのは自分の人生を肯定できる人。軸が自分にないといろいろブレるし、自分を突き通すことで周りにも理解を得られるかもしれないし、やっぱりそうだよな〜と思った。

「誰にも嫌われたくない」が 高確率で裏目に出るワケではアドラーさながら。

今作では、より思想的で問題に単刀直入に意見を呈するスタイルが多かったので、なるほどと思いながら読み進められた。

線を引きたいところはたくさんあれど、あとがきのところが結構良かった。
つらいときや悲しいとき、悩んだときにノートに現在の状況や気持ちを書き出すとすべてが他人事のように思えてきて、いままで気づかなかった問題点や最高の解決策を思いついたり、書いただけで気持ちが整理されて不安が解消されたりしたというのは、結構吉田兼好みたいで好き。
読み飛ばしてしまいがちなあとがきでも、ここに書いてあった上記の旨はたしかに実践してみたいと思った。

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2020年11月16日

Posted by ブクログ

基本、通勤時間に電車の中で読んでいたんけど、たまに周りに人がいる中、読むのが恥ずかしくなって閉じたりまた開いたりしながら読んでた。
すらすら読みやすくてとても面白かった。

他の本も読んでみたくなった。
深爪さんってすごい人だったんだなあとあらためて

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2017年12月30日

Posted by ブクログ

下ネタオンパレードで笑った。
女性の下ネタって笑える系が多くて楽しい。
男性の下ネタはただ下品なだけってのが多いから…。

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2017年12月30日

Posted by ブクログ

前作に引き続き今作もクスリと笑いました。いつもツイートを拝見しているので「あ、あの時の話ね」と思うこともしばしばありますが、ただのツイートまとめに留まってしまうことなく、きちんと文章を作ってきています。きっと根が真面目な方なんだろうな…と思ってます。
もちろん普段どおり、ガンガン下ネタをおっしゃってますが、下品ではなく、誰かをセクハラするような不快にする内容でもなく、見事にシュールな笑いに昇華されているので読んでて爽快です。元気が無くなったとき、悩み事があるとき、また読みたいです。

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2017年12月01日

Posted by ブクログ

派手な色に目を引かれて手にした本。全編、下ネタの嵐だったけれど、後半は作者の生い立ちや、哲学が垣間見えて、なかなか考え深かった。まぁ、下ネタが基本ですが

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2023年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この人の言葉の使い方とても面白いけど一作目には敵わなかったなあ~!クスッて笑いたい人にはおすすめるよ。

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2020年05月10日

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