【感想・ネタバレ】財務省が日本を滅ぼすのレビュー

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Posted by ブクログ

プライマリーバランス黒字化はあくまでも手段の一つと考えるべき。それが目標になってしまっている以上、歳出削減や増税に走らざるを得ない。結果、デフレ脱却と言いながら、真逆の政策を打ち続ける。
都市への人口集中は高リスク状態。地方に分散させるべく鉄道インフラ整備に積極的になるべき。莫大な整備費の負担は地方自治体には荷が重い。国の予算を注ぐ価値は十分にあるはず。新幹線の新規路線整備計画はいくつも存在するが、投入が許された予算の額を考えると、多くは竣工まで数十年コース。景気回復&災害リスク低減に向けて惜しまず予算割り当てて然るべきなのに、それができないのはプライマリーバランス黒字化目標が足枷になっているから。
そもそも現状の日本で財政破綻の可能性はゼロ。自国通貨建の借金だけでデフォルトはあり得ない。財務省も国外に向けてはそのように主張する。「国の借金、国民の負担」は言葉のマジック。正しくは政府の借金。日銀は政府の子会社。貨幣発行、国債の貨幣化で借金チャラ。ハイパーインフレの心配はない。
特落ちが怖い新聞社は記者クラブの会員でいたい。政府に都合の悪いことは書けない。新聞社や国際機関の一部には財務省からの天下りや出向枠があり、動きがコントロールされている。財務省に目をつけられると伝家の宝刀「国税庁」を飛ばされて大きなダメージを負うことも。財務省の権力は強大。

ハイパーインフレ大丈夫の説明もうちょっとしてほしい。
緊縮財政路線が政府(財務省)にどう都合がいいのかが理解できず、もやもやが残った。

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2022年06月11日

購入済み

理解不能な財務省

財務省は賢い方ばかりだと思っていましたが、最低のお馬鹿集団ということですか。おそらく多くの財務官僚は本書の内容は十分承知していても、組織の中では何もできないというのが実態なのではないでしょうか。やはり政治の力で方向性を変える必要があると思います。
今後も愚かな日本国民への啓蒙活動(三橋TV等)を続けていただき、いつの日か報われる日が来ることを祈っております。

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2019年06月23日

Posted by ブクログ

緊縮財政の実態と国民の誤った財政認識の理由が非常によくわかった。ただ、それを理解すると同時に、現状の日本が良い方向に向かっていくためにいかに大変な事かという事も理解できた。
世界環境が変化している状況の中で、多くの人がこのような本で正しい知識をつけていく事が必要。

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2021年08月05日

Posted by ブクログ

⊛新聞やテレビでは決して報道されない内容で必読の一冊!

大手メディアは洗脳または買収されていいるので、財務省の都合の悪いことを書いたり放送出来ない。記者達は財務省が不都合なことを報道すれば出入り禁止になる!

何のしがらみもない筆者は財務省の横暴を暴き、私たちに伝えることが出来る。消費税増税に持ち込む為の偏向報道に騙されてはならない。

事実を知れば見方が変わる!

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2019年01月08日

Posted by ブクログ

コロナ前、2017年の本なんですね。残念ながら、今はもっと経済が悪くなってるし、これからはもっと悪くなるだろう。増税が日本を停滞させているのは明らか。緊縮財政至上主義が経済に悪影響を与えているのも確か。国民が政治参加しないことには、政治家は官僚に利用されて、国力は低下の一途です。

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2022年06月14日

Posted by ブクログ

通貨発行権がある独自通貨国が自国通貨建ての国債の財政破綻(債務不履行)に陥る可能性はない。日本国債は100%自国通貨建てであり、子会社である日本銀行が買い取れば政府の実質的な負債は消滅するため、財政破綻などはあり得ない。ギリシャ政府の負債は、ユーロ建て。ユーロを発行できるのはECBのみであり、ギリシャ政府は中央銀行に国債を買い取らせることはできない。これが日本とギリシャの決定的違い。感情的抽象論を具体的なデータと数値で見事に一蹴。是非とも多くの識者に手に取ってもらいたい。

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2017年12月17日

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