【感想・ネタバレ】図解 言志四録──学べば吉のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

西郷隆盛の座右の書と言われる儒学者佐藤一斎が、40年あまりに渡って
書いたとされる語録集の書です。

指導者のバイブルと言われています。
現代社会においても、その内容を活かすことができる含蓄を含む教えは
今こそ学ぶべきです。

二つほど紹介します。
「春風を以って人に接し、秋霜を以って自らを慎む」
・・・・人と接する時は「あの人はいつも春風のようだね」と言われる
ことを目指すべきだ。

「真勇は怯の如く、真知は愚の如く、真才は鈍の如く、真巧は拙の如く」
・・・・真の勇者は慎み深いから臆病者のようだし、真の知恵者はよく
考えるから愚者のようだし、真の才人は容易にその才を示さないから
鈍者のようだし、真の巧者は素人にはその功が分からないから下手のように
見える。

どうです。
さらっと言えれば「只者ではないな」と思われること請け合いです。

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2019年02月18日

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