【感想・ネタバレ】おい、マジか。 池上彰の「ニュースを疑え!」のレビュー

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Posted by ブクログ

ちょっと池上さんには似つかわしくないタイトルだと思ったら、編集者のアイディアとのこと。池上さんの本は、表紙にだいたいご本人の写真が載っていて、どうにも戦略性を感じていたけれど、同じような理由なのかな。主に世界的な政界の有名人の似顔絵がイラストタッチだけれど特徴がよく出ていて似ている。北朝鮮の大陸間弾道弾の説明を始め、「初心者」の目線に立った「そこからですか?」的な説明に「丁寧」な姿勢を感じる。このあたりが人気の秘訣? 2017年9月に発売された本にしてはもう少し内容が古いような感じだしたのだけれど、対談や元記事が2016年のものだったりして、なるほど納得。時事問題を自分事だと思って興味を持って、ニュースや新聞の内容を鵜呑みにせずに、頭で一回考えてみることは、池上さんの言うように、非常に重要。

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2018年12月31日

Posted by ブクログ

この本は2年前の本。古さに気づく。しかし、トランプ・習近平・プーチンなどの動き、いまにも通じ、さらに悪化している。フェイクニュースの氾濫する中、ファクトをどう見極めるか。
トランプのように情報発信して、批判は情報操作でもみ消す。批判者を駆逐し、お友達ばかり周りに集める。結局は「はだかの王様」になっていくのに気が付かない。「忖度」首相は証拠文書をないことにしている。フェイクについて調べているFBIの長官などを次々に左遷している。似たようなことをするものだ。歴史が後世どのように評価するだろうか。

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2019年08月09日

Posted by ブクログ

ジャーナリストである池上彰氏が様々なニュースを氏独自の切り口から鵜呑みにせずに新しい角度から見ることを提唱した一冊。

トランプ大統領とロシアの関係や安倍政権で話題となったモリカケ問題や韓国や北朝鮮の内情や中東情勢など社会で話題となっているニュースに氏ならではの視点で解説されており、新しい視点を得ることができました。
また、小池百合子都知事やライフネット生命の社長である出口治明氏などの対談も収録されており、氏だけではなく違った観点からのニュースの見方も知ることができました。
また、イスラム教やエルサレムについてや経済などの基礎的なことも知ることができ勉強になりました。

そんな本書のなかでもトランプ氏の戦略が炎上商法であることや小池氏の戦略については印象に残りました。

本書を読んで池上氏の見識の深さに感嘆するとともに世界や社会の見る角度に新しい視点が加わった一冊でした。

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2018年09月17日

Posted by ブクログ

2017年の春から夏にかけて週刊文春に連載された記事の単行本化らしい。わかりやすいニュース解説を相変わらずよくしてくれる著者が、この当時のニュースを元に解説や意見を記述したもの。タイトルに魅かれて期待して読み始めたが著者の本の中では凡庸な方でベストセラーの新書を読んだ時程インパクトは感じられなかった。合衆国の大統領批判や大手の若手?のマスコミ批判が印象的だったかな。かの大統領がどれだけ滅茶苦茶で心配な存在なのか少しわかった。半藤一利氏とライフメット生命社長との対談は良かった。

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2018年03月07日

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