感情タグBEST3
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表題作でもある「あかずのふみきり」。タイトルまんまの状況で繰り広げられる一人芝居。おかしくもあり哀しくもあり、そんでもって愛しいおはなし。
「ボーイズラブコレクション」と銘打ってはあるけど激しい描写もないし、普段BLを敬遠している人にも読んでもらいたい一冊。
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短編のオムニバス形式だが、それぞれの作品にそれぞれの「どうしようもなく〇〇な感じ」と言う雰囲気がある。「うるわしい人」の、好きだからこそよそ者じゃない花ちゃんが撮れてしまうカメラマン秋田の苦悩など、後少しなのにぃ、と言うもうちょっと感が凄くいい。一番のお気に入りは「ギターとピーピーのアンプ」。ギタリストのよっちゃんが女と出て行っても辛抱強く待っている俊彦。帰ってきたよっちゃんに浮かれまくる俊彦。よっちゃんは俊彦の本当の気持ちに気付いてないかもしれんが、よっちゃんのギターが泣くほど好きな俊彦は案外幸せの絶頂かも、と思ったりする。巻末3作の、女の子になりたい「たかこ」と、ダンス好きな女子レイ子の漫才みたいな友情は手放しで笑える(笑)
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かわかみじゅんこさんのBL詰め。キラキラした女の子の描写が好きな自分としては、かわかみ作品の中では印象が薄い一冊になってしまってるけど「息も触れ合うくらいにねシリーズ」を一気に読めるのがうれしい。ぶっとんでるオカマと鈍感女のテンション高めのやりとりは爆笑じゃないのにじわじわくる。
心で感じろ!という感じのかわかみさんの笑いが好き。
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不思議な雰囲気が気になって購入。
後から「パリパリ伝説」の作者さんと知りました。
なるほど!
色々古い感じがしたので、日付を見たら1996年…………ああ、そりゃあ、古いですわ。
でも、苦手な古さじゃないです。
BLというよりも、サブカル系の漫画でゲイの話という感じでした。あ、濃ゆい訳でもなく、何となくよしもとよしともを思い出したので、そういうつかみ所のない漫画が好きな方にはお勧めかもしれません。
他はどれも嫌いじゃないのですが、女の子と男の娘の話は不得手かなあ。
全体的にふわふわした感じです。
この中では「セブンティーン」が一番好きかも。
こんな事で別れたら、悲しいですけど。ノンケと付き合うんだから、これくらいは当たり前なんだと思いますけどねえ。
読後感は不思議と悪くないのですが、ずっと「言う」を「ゆう」「ゆった」と表記されてるが、もぞもぞしました。わざとなのでしょうが、落ち着かない。