【感想・ネタバレ】黒蟻 警視庁捜査第一課・蟻塚博史のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ワタシたちは、何ものにも屈しないスーパーヒーローが好きだが、複数の力を一つにして立ち向かうチームというものも好きだ。

強い個性を持つ一人一人がまとまって突き進む姿に感動を覚える。

この作品も、正義感溢れる一人のヒーローの物語ではあるが、一つのチームのストーリーでもある。

エリート警官だった父と、警察の上層部にいる兄を持つ蟻塚博史。彼を長とするチームのメンバーは、なかなかの個性派ぞろい。

「カレシが拳銃を持って何かしようとしている、止めてほしい」という女性の通報があり、その男の動向を探るうち、爆破事件に遭遇する。それは、警察の上の闇へと
繋がっていた。

結末は続編を確信させる。でも、やはり、モヤモヤ感は残る。

0
2017年09月03日

Posted by ブクログ

警察エリート一家で育ち、優秀な兄と比較されながらも地道に事件に向き合う蟻塚博史。六本木で起こった爆破事件では、元暴力団員の単独犯として捜査が進むのを疑問視し、独自の捜査を続けた結果、カジノ法案可決の裏で暗躍する警察上層部に疑いの目を向ける。中心には警備局長の兄の姿が…。

初めての作家。蟻塚一人だけでなく同僚の刑事たちのキャラクターも結構しっかりと立っている。きっとあるであろう次回作を読むかどうかは微妙。

0
2017年08月06日

「小説」ランキング