【感想・ネタバレ】新版 家族喰い 尼崎連続変死事件の真相のレビュー

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Posted by ブクログ

NHKスペシャルの再放送を見て読書。
おぞましい事件を事細かにルポされている良書。事件の特殊性による取材のしづらさ、関係者の多さを何とかまとめている感じ。
このような事件が現代日本で起きたことが恐ろしい。

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2023年04月11日

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ネタバレ

2020年10月12日記述

新版 家族喰い
尼崎連続変死事件の真相
小野一光氏による著作。
2017年8月10日第1刷。
単行本として2013年11月に太田出版にて発行された。
本文庫は単行本に加筆修正の上、新たに文庫版補章を付したものです。
文庫版補章初出
週刊文春2016年8月25日号、9月1日号、9月8日号、9月15日号、9月22日号、9月29日号

著者の小野一光氏は日本のルポルタージュ・ノンフィクション作家
1966年、福岡県北九州市生まれ。
西南学院高等学校卒業。白夜書房で編集に携わり、
雑誌記者を経てフリーライターに。
「戦場から風俗まで」をテーマに、国際紛争、殺人事件、
風俗嬢インタビューなどを中心とした取材を行う。
著書に『灼熱のイラク戦場日記』『風俗ライター、戦場へ行く』『殺人犯との対話』『震災風俗嬢』
『新版 家族喰いーー尼崎連続変死事件の真相』など。

角田美代子らファミリーによる連続殺人事件は大きく報道され知っている方もいるだろう。
ただ詳細は本書を読まなければわからない。
その事を痛感した。
あれだけの大量の死者が出ているだけにヤバい事件だろうと思っていた。
それ以上にヤバいと思う。
主犯の角田美代子は自殺した時も大きく報道された。
その点が松永太による北九州連続殺人事件との相違だ。
マスコミでの報道がされている点が大きく違う。
松永太による事件は豊田正義氏の著作、
消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―(新潮文庫)に詳しい。
角田美代子もかなりおかしい思考回路だと思う。
それ以上に松永は異常だとも思えた。

民事不介入の原則を悪用した親族間をマインドコントロール、洗脳していく手法は極めて悪質だ。
民事不介入だと言って、日本各地の警察がまともに取り合わなかった事が犠牲者を増やした事は間違いない。
この事はもっと警察批判、警察の責任者が糾弾されるべきだと思う。
マスコミは警察から情報を得るという利害関係がある為にそういった警察の不祥事、ミスを大きく報道しにくい構造がある。
寺澤有氏の一連の著作にも警察がいかに自浄能力の無い組織であるか描写されている。
その自浄能力の無さを本書を読むと垣間見る事が出来る。
犠牲者、被害者、あるいは暴力を強制された加害者のいずれも角田美代子の支配下に置かれていた。
彼らの自己責任だなどと言うつもりは毛頭ない。
しかし自分の身は自分で守るしかない。
北朝鮮の拉致被害者達も同様だ。
警察の不作為による犠牲者はこの尼崎での犠牲者だけでは無いのだ。
また角田美代子のような人間と相対する時はアンガーマネジメントなんぞクソくらえでぶちギレ相手と徹底的に喧嘩し暴力を使い闘争する必要があるのだという事も分かった。
喧嘩は厳選してやるものだ。
こういったヤカラとしか表現出来ない悪質な半グレとは断固戦う必要がある。
その事を読む中で何度思っただろう。
*もちろん角田美代子達は確実に勝てる相手にだけ暴力や搾取をしていたようだ。
その事にも腹が立つ。
周りの人間もこういった異常を見たら、警察抜きに暴れまわっても良いと思う。

印象に残った部分

角田美代子もX(ある集団)の関係者もこれと同じようなことを続けとったんや。
年寄りやら弱者を食いもんにして、少しでも反抗する素振りを見せたら、こうやって暴力を使って脅すわけや。

(2002年に福岡県で発生した北九州監禁殺人事件の主犯松永太に対しての印象)
もし悪魔という存在を具現化するとしたら、それは一目見てわかる邪悪な顔ではなくこのような屈託のない顔をしているだろう。
背景に底知れぬ闇を抱える彼を前にして、そう感じずにはいられなかった。

続いて決めたのは、濃い場所で独自の濃い人脈を作るということ。
これについては、みずからの経験則に頼るしかないが、事件について知っている義侠心を持った人物を見つけ出し、その人物の信頼を得るようにする、ということである。
方法としてはいたってシンプルだが、もっとも難易度の高いものだ。
しかしそれを理想形と設定し、目指すようにした。

尼崎連続変死事件の捜査線上に浮上すらしていない安田(仮名)さん
かつて印刷会社で働いており、退職後は年金暮らしをしていたのだという
安田さんは悪い人ではないねんけど、お酒が入るとええ格好をする癖があってな、
けっこうお金があるいう話をしてしまう人やねん。それで美代子に目えつけられたんやろな
→警察には行ったが、相手にされんかったと・・この人物もやはり何らかの民事不介入にされてしまったのだろうか。詳細がわからない。

月岡靖憲(つきおか・やすのり)
1953年生。角田美代子の5歳下の弟(月岡は美代子の父方の名字)
角田三枝子、猪俣光江の四男・四郎(名前のみ仮名】とは中学時代の同級生。
2007年に逮捕され、2件の恐喝と1件の詐欺罪で懲役14年の実刑判決を受け服役中。

恐喝や脅しによってお金を巻き上げていく手法に類似点がある。
やはり血は争えないのか・・遺伝子の凶悪性、凶暴性というものはあるのだろうか。
特に詐欺罪として裁判になった2000年に女子大生だった方への2005年までの恐喝・暴力・肉体関係を強要した件も相当に悪質だ。
なぜ懲役14年で済んでいるのか理解しがたい。
この角田美代子の弟の話だけで1冊の本が出来上がるだろう本来は・・・。

「私が思うに、オカン(角田美代子)が自殺したんは、事件がバレたことやなくて自分が家族やと信じとった者に裏切られたという思いが強かったんやないでしょうか。
それがショックで死を選んだんやと思います」
そう語る谷岡さんの意見に、私もまったく同感だった。
こんな話がある。
2004年頃、美代子はパチンコ店で知り合った若いカップルを一週間ほど自宅に軟禁し、その女性の実家に落とし前を要求したことがあった。
しかし、その女性の知り合いに現役の暴力団員がいて、逆に脅されたのだ。
その際に美代子は「☓☓様のご身内の方とは知りませんでしたので、本当に粗相な対応、どうかお許しください。知らなかったでは済まないことも充分承知しております。なんとか今回だけはお許しください」と平身低頭して謝罪を続けたという。
自分より強い者には徹底的に弱く、弱い者には徹底的に強い。
それが美代子だった。
自分を強く見せるためには手段を選ばず、虎の威を
借りることが必要であれば、迷わず借りた。
そうして、美代子は虚勢が通用する相手しか、毒牙にかけてこなかったのである。
それは相手に勝とうとするのではなく、勝てる相手を選ぶということで徹底していた。
そして、自分が勝てると見た相手に対しては、決して歯向かうことのないよう、
絶対的な恐怖を与えて支配した。
弱い者を恐怖で支配するためには生贄が必要であり
忠誠を確認する手段として用いたのが、タブーである家族殺しの強要だった。
まさにそれは家族喰いともいえる所業である。
だがその結果が、まとめて自分に跳ね返ってきたのだ。
これまでの犯行が発覚したあと、美代子が絶対的に支配していると信じた家族たちは警察の追求にたやすく落ちた。
皮肉にも彼女自身がそこで家族殺しに遭遇する
ことになり、卑怯にも自殺を選んだ。
私はそう見ている。
美代子は決してモンスターではない。
弱いからこそ相手を殺した。
そうしなければ、自分がいつ寝首を掻かれるか、不安でしょうがなかったのだ。
無辜の人生を蹂躙し尽くした64年の生涯は、かくして身勝手に幕を閉じた。

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2021年12月12日

Posted by ブクログ

凄惨な事件、目を逸らしたくなる様な残酷な内容に思わず本書を途中で置きたくなった。被害者が分かっているだけで11人、加害者、関係者も合わせるとゆうに20〜30人は登場し、しかもそれが養子縁組や結婚離婚などで途中名字や戸籍が変わったりするから最初は相関関係を理解することさえ難しかった。だが著者の丁寧な取材のおかげで段々と整理されて来るとこの事件がたった1人の女の支配者とそれ以外の被支配者に分かれる構図なんだと理解出来た。極悪非道で自分勝手な犯人は奇しくも筆者が取材をしていた北九州で起きた事件と酷似するものがあり、被害者の人たちも同様に優しいいい人たちが多い気がする。犯人から執拗に責められることによって、自分が我慢すれば済む問題だからと良心につけ込んだり身内の他の人間を置いて自分だけ行けないという感情を利用したり、暴力団の存在を匂わせて脅したり、身内同士で密告をさせ、暴力を振るわせるなど類似点は枚挙に暇がない。こうならない為にはとにかく先ずは自分が逃げる、何をおいても自分自身の身の安全を確保することが大事かと思う。どれだけ卑怯だと言われたとしてもまずは自分が逃げる。身内を助けるのは外に出てから図るしかないと思う。あとは民事不介入の原則に組織の論理丸出しで応対する警察にはかなりきついお灸を添えなければならない、昨今家庭内暴力や子供への虐待などはだいぶ不介入の原則が変わりつつあるのだから、二度とこういう陰惨な事件を起こさない為にも抜本的な改革をして欲しい。飲酒運転は殆ど減らすことが出来たのだから(これも遅い改革ではあったが)現状では未成年保護法も考え直す時期に来ていると思う。やられ損などは一番平等の感覚から遠い、人の生きる希望を奪う行為だ。だからやらな損とばかりに法を破る人間が出てくる。あとは防犯対策としてカメラで超監視社会を敷く以外にないと思う。それでも防げない事もあるとは思うが少しでも犯罪の検挙率を上げる為に断固やる必要があると思う。というかもうCIAにはプライバシーを覗かれてる現状があるらしいし。それが可視化されるに過ぎないと思えばいいのではないか。それくらい急進的な意見を言いたくなるくらい人生を蹂躙されることへの怒りがある。何人も他人の人生の上に自分の幸せを打ち立てることは間違っている。解説でまだ著者がこの事件を追いかけていることが明かされた。今後もこの著者の活動を追いかけ作品を購入することで微力ながら応援したいと思う。

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2018年09月04日

Posted by ブクログ

 事実は小説より奇なり。この事件、尼崎連続変死事件に至っては凡百のホラー小説よりも恐ろしいノンフィクションだ。

 ある日、遠縁の親戚が難癖をつけて家に乗り込んできた。
 保険代理店勤めの父、主婦の母親。二人の姉妹は姉がウェブデザイナーと妹は女子高生。
 ごく一般的な家庭だった。

 数年後、父親は家族から行方をくらまし、母親は暴行の末のくも膜下出血で死亡、姉は骨と皮だけになり衰弱死、事件発覚後に妹は懲役二十三年の実刑判決が確定。

 親類縁者、更には全くの無関係な一家族を含めた六家族を巻き込み、十人を超える死者行方不明者が出た。
 その裏には事件と認知されていない失踪者の存在もあるとされる。
 しかし、主犯格の女が拘置所で自殺したことで、事件の全貌は暴かれることなく真相は永久に闇に葬られた。

 家族同士を分断して監視させあう。
 気に入った者は手懐け、気に入らない者には容赦ない。
 しかも、自分の手は汚さずに家族に手をかけさせる。

 人間性を破壊する。
 その中心には人間の皮をかぶった悪魔がいた。

 尼崎連続変死事件として知られるこの事件の、抑圧された内側からの風景を描き出す。

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2017年10月13日

Posted by ブクログ

酒飲んでてこの事件が話題に出て、ほとんど知らなかったので本読んでみた。いやあとんでもねえな。北九州の事件に似てるのかな、と思ったんだけどあちらの密室性とはまた違くて、ファミリーを組織して堂々と生活してたのがびっくりした。しかし北九州の松永もそうだけど、人の心につけこんでマインドコントロールするのがとてつもなく上手いようで、文章で読むだけだとなんでこれ逆らえないの?って何度も思ってしまった。本の構成としてはすげえ読みにくくて、事件の時系列の通りに書いて欲しいとこを取材の流れに応じたような書き方がされてた。この記者の取材力と根気はとんでもないと思うし、口が堅そうな人たちから証言引き出してるのもすごいけど、まあ読みづらいわ。しかし警察、民事不介入って怪我した人が来てても門前払いしてんのは酷すぎる。主犯の角田に対する怒りよりも警察に対する歯痒さが大きかったな。中に出てくるXって団体は何かなって考えたんだけど、これはやっぱ同和の事なんだろうなあ。しかし恐ろしい事件だわ。この人の本はもっと読んでみよう。

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2022年03月06日

Posted by ブクログ

詳細を丁寧に取材され、事細かく書かれています。角田美代子が何故このような強行に及んだのか、本人不在な為全ては知ることができませんが、おおよその生い立ちや動機などが想像出来る。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

尼崎連続変死事件のノンフィクション。
複数の家族が長期間監禁、虐待、資産を奪われるなどして殺害された事件。死者・行方不明者は10人以上に及ぶ。

主犯・角田美代子による、家族同士で暴力を振るうよう仕向けて分断させる手法は北九州の事件を連想させる。が、あの事件の主犯のようなサイコパスな印象は本書を読んだ限りではない。親族間のトラブルなら民事不介入を理由に警察の手が及ばないと味を占めた無法者という印象。実際には交際のない暴力団の大物の影をちらつかせて相手を脅しながら、逆に本物が出てきたらビビって平身低頭して謝罪する小物感。自分だけさっさと獄中で自殺した点から考えても本性は人間性が卑劣なだけの小心者だろう。著者も書いているが「決してモンスターではない」。ここまで角田をのさばらせ大勢の被害者が出る大事件にしてしまったのは、何度も相談を受けながら民事不介入の一点張りできちんと角田周辺を捜査しなかった兵庫県警や香川県警の失態による部分も大きい(被害者の一人は逃亡後、最寄りの兵庫県警ではなく大阪府警に助けを求めて駆け込んでいる)。それでも桶川の事件のときの埼玉県警上尾署みたいにもみ消ししないだけまだマシか。

他人の家庭は破壊しておきながら自分は血のつながらないファミリーを形成して悦に入っていた美代子。子供の頃から両親に放置され、十代にして実の母親から売春して稼げと言われてやらされる。荒み切った家庭・生育環境ゆえグレたのだろうし普通に暮らしている普通の家族を、自身の生い立ちと比較して憎む気持ちもあったのかな、と思った。「かわいい妹」と口では言いながら共犯の妹(もとはいとこ)に50歳前後まで売春させて金を稼がせていたり、戸籍を動かすことに関しての感覚が軽かったり倫理観の欠如は窺える。

こういう手合いに絡まれた場合はまず警察に相談、警察がダメなら弁護士に相談。決して折れず開き直って「来るなら来い」の姿勢。反抗してきた相手に対しては手を出さなくなるのは北九州の事件も同じで、この手の輩は自分より弱い者を獲物に選ぶ。

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2023年03月11日

Posted by ブクログ

とにかく登場人物が多いのが特徴的な事件だった。北九州の事件と併せて読むと、どのようにして他人を傀儡化するか共通点を見出だせる。
家族喰いというタイトルが秀逸です。

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2021年02月23日

Posted by ブクログ

表題からして強烈だが。内容も相当に強烈だった。本当にあった事件、というところが、さらに凄まじい。
櫛木理宇『侵蝕』と併売予定。

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2021年02月05日

Posted by ブクログ

未曾有の怪事件「尼崎連続変死事件」の真相を追うノンフィクション。
事件現場に密着した執念の取材により、新たに発覚した真実を文庫化にあたり追加編集。

・・・つーか、こんなに入り組んでたのね~。。。
頭、こんがらがるわ!マジで!!

んで、主犯の角田美代子が留置所で自殺って・・・マジ、ありえね~!警察なにやっとるんじゃ!?って感じだし。

この本の中で、一番心に残ったのが、谷本さん。
谷本さん一家は、壮絶な運命をたどる。
谷本さんは奥さんと離婚させられたうえ、奥さんと長女を殺され、実の兄も殺され、高校生だった次女は角田に取りこまれ、加害者として服役中なのだ。

それでも谷本さんは、事件を知る者として証言し、次女の帰りを待ち続けている。

角田らと関わりさえしなければ、幸せに暮らしてたであろう一家を思うと、本当に「どうしてこんなことに?」と思ってしまう。

逃げては捕まえられ、連れ戻され、恫喝され、金銭を要求され、家族間で暴力を振るいあうように仕向けられ、親族にも容易には相談できず、地獄に引きづりこまれる・・・。

怖くても、毅然とした態度、とれるかな?
弁護士などに相談するなどした人は、関わりから逃れられたらしい。優しい人、弱い人、お金で片づけようとした人がどんどんつけ込まれた感じ。

幼少時から関わって角田家の養女、美代子の妹になった三枝子さんなんかは実子を美代子に取られたうえ、犯罪者にさせられ、自身は売春しながら美代子の贅沢三昧のな生活を支えてきたというのだから、なんともはや。

事実は小説より奇なりというけれど、いやはや・・・なんとも理解しがたい。

こんな常軌を逸した人々と関わりにならずに一生を平凡に暮らしたいものである。。。

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2018年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

凄まじき洗脳。
この場所ならではの独特な地域性がありそう。
被害者たちはたまたま罠にスポッとはまってしまった人たちなのだろうなと思う。

登場人物が多すぎて39頁やその近辺の頁の相関図を何度も見た。(が、読み終わってから気付いたが366頁に一覧があった)

全体に、事件の大きな動きが分かってよい内容だったけれど、ところどころ「俺アゲ」的な自惚れた文章だったり、カッコつけた変なシメの一文があったり...あれはなんなのだろう。
週刊誌だからかな...。
大変な時間と労力のかかった本なのだろうけれどそういうのがなければよかったな。

後半の追加された部分はちょっといい話風というか...
更生話がメインで結局谷本さんとルイの話だけ。

相当やばいのか、あまり関係はなかったのか...集団Xやその中心人物とされるZの話はどこへ行っちゃったのでしょうか。。。

まあでも
逮捕後のルイの洗脳とそれが解ける間にいるような心境の手紙が一番心に残った。
「私には実感があるから本物だという感覚が残っていますが」
強い洗脳をされたことがある人にしか語れない言葉だろうなと思った。

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2018年07月31日

Posted by ブクログ

今月1冊目
★★★
ようやく読んだ。にしてもほんとにとんでもない事件、かつ複雑。
北九州の松永もだけど角田のばばあも洗脳の達人。
日本を震撼させた二代事件だよな。
全貌の把握が難しすぎる。角田自殺したし

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2023年04月04日

Posted by ブクログ

登場人物が多すぎる!多すぎる上に名前も変わるし、めっさややこしい!
もっと監禁中の事を詳細に知りたかったんやけど…まぁ主犯が死んでるからしゃーないっちゃあしゃーないねんけど…結局は主犯のババアもヘタレなんやんけ!

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2018年05月11日

Posted by ブクログ

未曾有の怪事件「尼崎連続変死事件」の真相を追うノンフィクション。事件現場に密着した執念の取材により、新たに発覚した真実を文庫化にあたり追加編集。
期待したほど新しい事実はなかった。真実が解明できないのは、やっぱり主犯の角田美代子の自殺であり、なぜ自殺したのか、本当に自殺なのかが最も重要な部分である。おそらくだが、それは破り捨てられた彼女の日記に真相が記されていたのだと思う。ほとんどその事に触れられていないのが残念である。

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2017年09月25日

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