【感想・ネタバレ】プレイボール2 8のレビュー

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Posted by ブクログ

谷口タカオという中学生を主人公とする「キャプテン」という、野球漫画があった。墨谷二中の野球部のキャプテンである谷口の成長物語、大好きな漫画だった。
谷口の中学卒業に合わせて、物語は2つに分かれる。
「キャプテン」は、墨谷二中の歴代キャプテンの物語として続いていく。谷口の後は、丸井、イガラシ、近藤とキャプテンが続いていく。
もう1つが、墨谷高校に入学し、野球を続ける谷口の物語である「プレイボール」。
これらは、ちばあきおという漫画家の作品であった。ちばあきおは、残念ながら若くして亡くなってしまい、「キャプテン」も「プレイボール」も、やや中途半端なままで終わってしまう。
本書「プレイボール2」は、コージィ城倉というオリジナルとは別の漫画家が書いた「プレイボール」の続編だ。
2017年に連載開始され、単行本も8巻まで発売されている。最初の頃は違和感を感じていたコージィ城倉の絵も、8巻までくると、ちばあきおのタッチになってきている。

オリジナルの「プレイボール」は、週刊少年ジャンプという雑誌に連載されていた。調べてみると、それは1973年から1978年までの約5年間。谷口は、墨谷高校の野球部キャプテンとなり、最後の夏の東京都予選に臨む前に連載は終わっている。
「プレイボール2」は、従って最後の夏の予選に挑む墨谷高校野球部と、キャプテン谷口の物語である。
この単行本の8巻では、東京都予選の準々決勝が始まったばかり。墨谷高校野球部は、甲子園出場を果たし、甲子園でも活躍すると思う、というか、それを期待している。もし、本当にそうなったら、この漫画は、まだまだ楽しめることになる。
谷口君が活躍していた1970年代の半ばは、まだ無名の公立高校が、甲子園で活躍することがあり得た時代だった。

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2020年03月23日

Posted by ブクログ

絶対的リーダー谷口の迷いを書いていく。気になるところで次の巻に進む。ちょっと無理やり過去のちばあきおさんの短編と結びつけすぎ気がするが、なんやかんや嬉しい。
が、元々のスピード感を大切に一試合一試合もう少し丁寧にいっていいと思う。

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2020年03月28日

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