【感想・ネタバレ】「カラー版」昆虫こわいのレビュー

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Posted by ブクログ

彼らの昆虫愛が伝播する、ワクワクドキドキする作品
こんなに熱中できる何かを見つけた人、あるいは今なお夢中になり続けられる人が羨ましい

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2020年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

旅行記のような昆虫探しのエッセイ。
新書はほとんど読んだ事がないのですがものすごく楽しく読めました。

私も著者丸山氏のように過酷な外国に行って現場を見てみたい!とは思いませんが、熱心に淡々と活動し続ける様子が易しい言葉で丁寧に綴ってあり、丸山ワールドにのめりこんでいきました。
まさか蟻の巣にさりげなく一緒に住んでいる他の虫がいるなんて。それ自体知らなかったです。しかもそれを専門に研究している人がいるなんて...正直言って地味すぎる!
著者が昆虫を紹介する際、頻繁に「かっこいい」という言葉が出てくる通り、心の底からホントに虫好きなんだなぁーと思いました。そして同士にも恵まれている。

子どもの頃、図鑑の虫を全部模写したり枕の下に図鑑を敷いたり...丸山氏にとっては子どもの頃からごく当たり前だった行動がなんだか心を打ちました。
他にも新種の発表のしかたなど、素人にはわからない世界の説明も簡単にされています。

著者の愛を感じる本でした。

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2018年01月24日

Posted by ブクログ

最高の一言。昆虫学者として?人として?とにかく生き方に憧憬の念を抱かざるを得ない。勿論昆虫も面白い。昆虫についてもっと見てみようかなという気持ちになる。物凄く引き込まれた。カラー写真も美しい、これは宝物になる一品。

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2017年09月14日

Posted by ブクログ

いゃあ 抱腹絶倒であり
しかも 興味深々であり
しかも あっ晴れである

「好奇心」はここまで人を動かすのだ!
それも「学問」という理論武装をしている分
大胆に 繊細に
その道を究めていく!

この世に
丸山宗利さんという昆虫学者が
いてくれることに
大きな安らぎを感じてしまいます
  

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2020年01月23日

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アフリカにサバクトビバッタを捕りに行った人の本のように、外国で虫を捕るときのレポートがメイン。ただ、好蟻性のハネカクシ、ツノゼミがメインであり、かなりマニアックである。

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2019年01月10日

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ほとんどの虫を触れないが、著者の溢れる昆虫愛に引っ張っていかれそうになる。内容的には昆虫採集探検7割:生態の秘密3割くらい。見た目、サイズ、生態に驚きの連続。

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2018年02月22日

Posted by ブクログ

好きなものに熱中している人がそれについて語る様子が好きなのですが(アメトークとか)、この本もまさにそういう楽しさがありました。「ぎゃああああーーー!!!アッタプセニウス!!!!」って、どんな昆虫なんだかもうさっぱりだけど、その喜びようがおもしろい!珍しい昆虫を求めて世界のあちこちに行くのは懐かしのウルルン滞在記っぽさもあり、昆虫+旅日記としてとてもおもしろかったです。本当は昆虫得意ではないんだけど、興味は持ち続けていたいなあ。

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2017年09月12日

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本当に虫が好きな人の話。ハネカクシなんて初めて知りました。蟻に似せてアリの巣で生活してるなんて、驚きです。さらにそれだけではなく、他にもたくさん養ってる蟻って、懐深いと思ってしまった。そして、虫が光になぜ集まるのか、教えてくれて、今度自慢げに誰かに話そうと思っている

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2023年05月28日

Posted by ブクログ

科博の別館で アカハナビワハゴロモの標本をズート見続けて動かなくなった子供が、
そのまま虫だけ好きだー!とならなくて良かったと、胸を撫で下ろしました。
そのまま、虫好きだー!と大人になった人の話しです。


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2021年10月02日

Posted by ブクログ

夏休み子ども科学電話相談のファンなのですが、そこで昆虫に関する質問に答えているのが著者の丸山先生です。
落語「饅頭こわい」になぞらえての「昆虫こわい」(でも愛してる)です。笑

本書で紹介されているツノゼミについては、本当に自然に発生してきた生物なのかと思ってしまうような不思議なデザインの種類が多く驚きました。
まるでポケモンみたいな。あまりに個性的で、何度も登場するのを見ているうちにだんだん愛おしく見えてきました。
マンマルコガネも可愛いです。そしてシタバチのキラキラした金属光沢の美しさにも目を奪われました。

私も子どもの頃は良く虫を捕まえていたのですが、いつからか子どもの頃よりも恐怖心を抱いてしまっているような感覚があります。
でも、子どもが生まれてまたこれから昆虫に興味を持つこともあるかもしれないなと思うので、必要以上に忌み嫌うように気を付けたいと思っています。

本書でツノゼミのキュートさに興味をもってしまったので、同じく丸山先生の「ツノゼミ ありえない虫」も読んでみたいなと思いました。
こうして新しい昆虫の世界を開いてくれたこの本に感謝します。

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2017年08月21日

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