感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「水の春」は未だにめちゃくちゃよく思い出しては
思い巡らせます。読んでからもう十五年近く経つのに。
こういう話大好きなんですよね。
というかこういう話描かせたら、
いくえみ綾の右に出るものはいない、というか、
いくえみ先生だからこそ描けるというか。
もしも違う選択をしていたら。
でももしもなんてありえない。
「俺らってさあ、なんか若いよな」
十代のただただ青くて愚かで思い返すと瑣末な出来事、
でもそれも青春、、、、はあ。
Posted by ブクログ
幽霊もの。子供の名前がクララとペーター。うん、でも19の女の子に子供産ませて、死んだらすぐにスナックで新しい奥さんナンパしてくる。そっちの方がギャグだよ、エロ親父め。でもそんなことはどうでもいい本編。(故)若い母と義理の息子って、よくよく考えるとすごい微妙な立場。だけど、その危うい距離がちょうどいいんだね。なんたって息子は思春期。はじめはお客様だった彼も、最後にはすっかり家族に馴染んでますよ。
表題作(↑)は好き。他の2編はどうということもなく。ふーん、みたいな。結構重い話でした。
Posted by ブクログ
短編集なんだから、いっこの話は50P前後だったりするわけだ。なのにいっこいっこがこんなに印象的っていうのは本当に…漫画ってすごいなあ。白い紙に描いてるのにね!なんでこんなに…。
女の子がふわふわ一生懸命にすることで結果的に男の子を振り回し、男の子はおバカそうなのにとても正しくて女の子を救い出してくれるっていくえみ綾短編の王道パターンだよね。そこが素敵。