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Posted by ブクログ
借りたもの。
デザインを数学の視点から考える入門的な本。
漠然と感じていた傾向を論理的に補完してくれる。
黄金比、白銀比の洋の東西で異なる嗜好への言及、パターンやフラクタルなどのシンメトリー構造から、カオス理論のデザインについてまで。
後半には具体的な実践、パターンの描き方も紹介。
「神は永遠に幾何学する」はプラトン、
「弦の響きには幾何学があり、天空の配置には音楽がある」とはピタゴラスの言葉だった。
デザインは自然の中に存在する法則性だ。それはヴィジュアルに限らず、音楽にも関わる。
Posted by ブクログ
フィボナッチ数、黄金比、対称などデザインを語る上で言われるトピックをわかりやすく紹介した良書。
本当に数学苦手な人でもわかるようにできていてとても感心した。
Posted by ブクログ
数学的な式で理論を説明した箇所もいくつかありましたが、
注釈の通り読み飛ばしても問題はなかった。
ついよみとばしてしまいました。
デザインのための、というより、デザインを数学でという感じ。
黄金比、白銀比、等差・等比数列でのものの配置、などなど。
うんうんとうなるより、さらっと読めるタイプの本でした。
[メモ]
黄金比、白銀比などの話
→絵を描く上で参考になりそう
→キャラクターの輪郭、大人びて見せる、こどものように見せる。の参考
→構図としてこれらを意識してみてはどうか。
→写真の被写体を黄金比を意識する
→A4.B4と言ったサイズは白銀比
エッシャー風繰り返し模様
→凹凸がある絵をPhotoshopで繰り返し模様作るにはどうしたらいいか気になった。
→作り方は理解できた。やってみたい。
Posted by ブクログ
以前、ものづくりに動植物のしくみを応用する話を読んだことがあるが、本書ではデザインへの自然の形の応用についても紹介されている。
個別の感想としては、黄金比デザインは万能(万人に好まれる)ではない、というのは意外だった。白銀比のキャラクターがキティをはじめとして人気だとか。
対称性やフラクタルなどのシンメトリー、流体のカオスなどのデザインへの応用の話は面白かった。
Posted by ブクログ
超入門編。
わかりやすかったです。
ただ「美しい」という言葉が連呼されていることに
反発を覚えました。
なぜ美しいと感じるのか、が全く論じられていない。
万華鏡を例にあげ
「反復するだけで美しくなる」というのは、
少し乱暴ではないかと感じました。