感情タグBEST3
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はっきりとした夢がない人に読んでもらいたい作品。
千世の頑張りに勇気をもらえるのではないでしょうか。
あ〜泣いた!常葉も背中の押し方が上手なんだよな!
人には必ず良いところがある。自分には何も出来ないなんて思わないで。そういう気持ちになる本でした。
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夢の見つからない少女が神社で美しい神様の手伝いとして人の願いを叶えていく物語。後半の神様への恩返しをしようと祭りを計画する場面は涙が溢れてきた。久しぶりに本で泣いた。
『夢とは、届かないものになっても消えたりはしない。たとえこの夢を忘れ、見えなくなったとしても、それでも輝き、見守り続ける。まっすぐ歩いて行けるように。どこまでも行けるように。決して道を見失わぬように。いつだって背を見守っている。』
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とても綺麗で優しい物語でした。後半は特に励ましてくれるような、前向きになれるような言葉が多くて温かい気持ちになりました。
自分なんかと最初から諦めてしまわないで
小さくても、迷いながらでも、
自分の夢を探し続けたいなって思わせてくれる1冊でした。
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心暖まる一冊になりました。
後半はずっーと涙目ですし、何か自分自身に問いかけながら読んでました、読後その辺考えさせられる作品です、自分自身に何を問いかけたのかさえハッキリしないけど心が暖かくなるし、頑張ろう、頑張らないと…と思ってしまう、ミステリーや恋愛、又はメッセージでは得られない、この感覚は凄くいい。
人に紹介したくなります。
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夢を守る神さまとそのしもべと化した女子高生の話。
この歳になっても夢がない自分が主人公と重なって、こういうひとが周りにいたらいいなぁと羨む思いです。
主人公の行動力は見習いたい。
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たまたまこの本を手にした時、私も“夢を諦めた”ときだったから、トキワの1つ1つの言葉が胸に刺さった。
それから、作者さんはそんな気無いかもしれないけど、トキワにときめいてしまう自分がいたり…。笑
物語がキレイだと思った。読んでて自然に涙が出た。是非たくさんの人に読んで欲しい。
沖田さんの他の作品も読んでみたいと思いました。
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夢が見つからずぼんやりと過ごす高校生の千世がある日神様の常葉に祟られ人々の願いを叶えるお手伝いをすることに。色々な人の夢や願いを通して見えてきた千世の夢とは…。
高校生の千世が神様の常葉に物怖じしないで交わすやり取りに思わず笑ってしまう。
夢に向かって進む人生を樹木に例えたのが分かりやすかった。
目印があればどんなに迷っても前に進める。
どうありたいか、自分自身に、もう少し大きくなった娘たちに問いたい。
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夢は消えたりしない。
夢を忘れ本当に見えなくなっても
その輝きは止まない。
まっすぐ歩けるように
どこまでも歩けるように
決して道を見失うことはない。
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夢なんていうのが恥ずかしいようなおばちゃんの心にもしみました。
若い頃確かに感じていたこう有りたいという願いを、再び思い出させてもらいました。
カッコよくなくても、大きな目標みたいなものでなくても『ささやかな思い』を大切に生きていきたい。
「夢なんか持てないよ」という人に読んでほしいですね。
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七夕さまからは一月後に読んだ作品。
それでも時期的には合っていたから、するりと一気読みしました。
爽やかなお話に、おっちゃんもホッコリしましたね。久々にクリアな心持ちになりました。
つーか、現実が世知辛すぎる…。年齢や性別抜きで、気持ちだけは爽快に有りたいと願います。
素直で真っ直ぐ、おっちゃんは好きです。
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カバーイラストに惹かれると思ったら、大好きなげみさんだった!
夢を見られない高校生が、夢を持てと神様にはっぱをかけられるお話。最後の七夕祭りのお話はよかった。安乃さんのところも、花火のシーンも涙がにじんだ。タイトルにはそういう意味があったのか。
夢か、、自分も夢が見られなくなって、何年経っただろう。。。
相変わらず巧い
既に作者買い出来る感覚の方なので、安心して読める。
まぁ、若干「むむむ?」って思う点もあったけど、
それは目を瞑りましょう。
評価が星4つなのは、作者買い出来るレベルだからこその辛口評価です。
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特に大きな夢もない普通の高校2年生の主人公、七槻千世は、ある日に急に雨が降り、咄嗟に神社に立ち寄ります。ずぶ濡れになった千世の前に、和服のとても綺麗な顔立ちの男性、常葉と出会います。常葉は千世が夢を持っていないことを憂い、祟って、夢が見つかるまで毎日神社に来て手伝うように言います。常葉はこの神社の神様だったのです。千世は、神社にお願いに来た人の願いを叶えたり、お参りの人が来ない日は草むしりをしたり、ボランティア的にお手伝いをします。千世には野球に打ち込む幼馴染の大和がいます。大和には大きな大きな夢がありました。同級生の紗弥にも夢があります。神社にお願いにくる人にも夢があります。千世自身は夢がありませんが、夢を願う人に寄り添い、時に一緒に泣き、一緒に少しづつ前に進みます。心温まる小さな成長物語です。
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心温まると物語という帯にひかれて手に取った本。本当にその通りだった。暖かい涙が知らずうちに流れ出ていた。人々の願いの美しさ、なんの取り柄もない主人公に共感しやすく、私の近所の神社にもトキワのような神様がいるんじゃないかと思わせてくれるような本だった。私にも諦めざるを得なかった夢がある。けどそれは大きな光となって導いてくれているのではと考えさせられた。何度でも読み直したくなるそんな作品。
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七付千世
高校二年生。
西沢紗弥
千世の友達。製菓の専門学校を目指す。
神崎大和
千世の幼なじみ。私立の野球部の強豪校にスカウトで進学した。
常葉
常ノ葉神社の神様。
安乃
常ノ葉神社にお参りに来るおばあさん。
ユイ
猫のクロが見つかるように神社へお参りに来た。
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図書室本。将来の夢が無い千世。近所の神社の神様の常葉(ときわ)の手伝いをすると、知り合いが増え世界が広がった。幼なじみの大和と恋をするかと期待したら、その気配は無く、神社が移転する事に。