【感想・ネタバレ】義経号、北溟を疾(はし)るのレビュー

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Posted by ブクログ

史実絡めた「あの時、あの裏にはこんな事件が!」系が大好きで。
これは明治十四年、明治天皇が北海道へ行幸し義経号へ乗車する際に起きた列車運行の妨害事件と、屯田兵村で起きた首吊り事件の謎とを絡めた『歴史冒険推理』。
正直、ミステリ部分については現場の図解が欲しい感じでしたが(笑)、それを補って余りある活劇要素が面白かった。
あと、登場人物がズルい。主人公に藤田五郎(斉藤一ですな)と、その相棒が法印大五郎(清水の次郎長一家の一員ですな)、剣術小町に狼に育てられたアイヌの美少女まで出てくる。そして繰り広げられる剣戟の数々。もうテンポもよく、くすぐり要素も抜群で素敵な冒険活劇エンタメに仕上がってましたね。
アニメ、コミカライズ、実写どれでもいいんだけど、視覚で楽しみたい勢いのあるストーリーでした。

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2017年09月07日

Posted by ブクログ

天皇の乗るお召し列車の妨害計画を阻止せよ!その任務につくのは元新撰組の斎藤一こと藤田五郎と清水次郎長の子分、法院大五郎。このコンビがそれぞれのキャラがなかなか良いのに加えて、そこに起きる殺人事件、土方歳三の置き土産のアイヌ娘メホロ、メホロVS春乃、元八丁堀の個性豊かなメンバーたち、そしてどうやってお召し列車を守るか。まさに息もつかせぬ怒涛の展開で思わず一気読み。この藤田五郎さん頭がキレッキレだけど意外に可愛い面もあって思わずニヤニヤしちゃった。作中には無かったけど、メホロと藤田五郎がマジでやり合ったらどっちが勝っただろうか?

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2022年10月02日

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