【感想・ネタバレ】老舗京菓匠女将にならう 愛される所作のレビュー

田丸みゆき

[ブクログ · ★★★★☆]

昔所作がきれいねと言われていて、どういうことだったのかな？と思い所作について再勉強。
商売人を通しての所作が書かれていて、少し壁を感じた。
相手への思いやりが所作につながるとのこと。なんか違うな。昔の私は他の人を思って立ち振る舞いを意識していたのではない。
文体がなじみやすく、雪が解けるように読み進められた。

[ブクログ · ★★★★☆]

綺麗な所作について学びたいと思っていたところ、本屋で偶然目にし購入。
当たり前ではあるが中々出来ていないことが書いてあり、明日から気をつけようと思えた。
マナーを覚えるというよりは、どうしたらその場にあった振る舞いになるか、感謝の気持ちが伝わるかということが第一であるという考えが、マナーの根本を表していて素敵だと感じた。

美しい所作を身につけることは、生涯衰えることのない一生ものの美しさを手に入れること、という言葉を胸に所作の美しい人になるよう日々を過ごそうと思った。

[ブクログ · ★★★☆☆]

さらっと読めて勉強になる内容だった。
全体的には基本的な内容で、堅苦しくなく、難しくないので、若い方には良さそう。

京の小話「お見送りはお客様が見えなくなるまで」と「お中元は三回断って」は興味深かった。

「絵面が良いかどうか」という視点は客観的に自分を見ることができて良いなと思った。

普段の生活に取り入れて行きたい。