【感想・ネタバレ】双葉社ジュニア文庫 暗黒女子のレビュー

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匿名

ネタバレ

暗黒女子

名門女子高で、最も美しいカリスマ性のある女子生徒・いつみが死んだ。一週間後に集められたのは、いつみと親しかったはずの文学サークルのメンバー。ところが、彼女たちによる事件の証言は、思いがけない方向へー。果たしていつみの死の真相とは?

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2018年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画は観たことあるものの、原作を読むのは初めて。ずっと読みたいと思っていたので読めてよかった。ジュニア版しかなかったので読んだけど、推奨年齢《小学校高学年〜》って…小学生のうちからこんなの読んでたら性癖歪められそうである(褒め言葉)。


見事な伏線回収。
結末は…もちろんイヤミス。
そりゃ誰だって《主人公》になりたいヨネ。

彼女たちはこれからも《脇役》として《主人公》を崇め、崇拝し、持ち上げながら生きていくのだろうか。


とても面白かった。

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

文学部の部長が死に、その死の真相について自分たちの考えや推理を記した小説(手記?)を残された部員たちが持ち寄り、互いに闇鍋を突きながら披露し合う催し。それぞれが披露する推理も犯人もバラバラ。一体、部長の死の真相とは?

というミステリ小説。
五人の手記が三者三様で、文体や語り口も違うから面白かった。まして、書かれている内容が「見方が違うレベル」ではない、大きな齟齬に満ちている。
死の真相とはなにか?

それにしても、女子社会は怖いね。怖いなぁ。
だってほら、その鍋。その鍋、食べちゃったんですね。

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2020年12月23日

Posted by ブクログ

なぜジュニア文庫かというと、たまたま入手したのがジュニア文庫なだけです。

これも一種の叙述トリック何でしょうか。

サークルメンバーによる短編小説5篇のあと、もう一本短編小説と、あるのですが…小説?作文ではなくて?物語ではなく、サークルメンバーの思い出話なので、小説って言われるとなんだかなとは思うのですが、最後のを読むと小説でいいのかな?と思ったりもします。

しかし、最後でひっくり返したなとおもったら、もう一度ひっくり返してくるとは…。やられました。

サークルメンバーの短編小説を読むのは結構きついんですが、最後のための下準備と思えば、なるほどという感じですね。

我慢して最後まで読めれば、スッキリというか、スカッとする感じなんですが、闇が深いので爽やかではないんですよね。

最後で一気に面白くなる話なので、読む方は我慢して読み勧めてほしい。最後で良いと思えるはずなので。

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2019年12月14日

Posted by ブクログ

ジュニア文庫なので挿し絵や読み仮名があり。内容は一緒なのかな?
名門女子高でカリスマ性のある生徒が死んだ。自殺なのか?他殺なのか?同じ文学サークルのメンバーが朗読会で事件の真相を語るが、その証言は異なっていて…
女同士のドロドロはあるけれど難しい内容ではないので小学生でも読めると思う

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2017年04月08日

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