【感想・ネタバレ】辻番奮闘記三 鎖国のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大好き上田秀人先生
いつものロジカル時代小説ではなく、もう一つの
得意技である「戦国」物語ですが、時代は1642年
(ヤマ勘)主人公の平戸藩は前年オランダ商館を
長崎に移されて、南蛮貿易の繁栄を奪われた後で
なおかつ幕府から睨まれている状態での新たなる
長崎警固への対策に主人公を向かわせる

実は本書は第3巻で、アタクシはココから読み始
めたため推測交えて書いたりもする
タイトルの辻番奮闘記というのは、江戸に幕府を
開いたと雖も、政治の中心が来たばかりで何かと
物騒な時代(戦国の気風が残る)辻斬り防止の為
諸藩で辻番を設けた(1629年)

本作品でも以前その様な物騒な時代で、主人公も
気持ち良く人を斬りまくっている。実際日本人が
人を殺してはダメとかの精神構造に変わったのは
徳川綱吉五代将軍の改革(生類憐みの令・服忌令)
以後と思う(死や血に穢れを排除する思考)
※井沢元彦氏が言う時代は貴族も物騒な事例多し

長崎で何故その辻番なんだというのは、本書の流
れを見ればわかるが、大事な事は主人公は1~2
巻で知恵伊豆のような大物相手に藩を救う大活躍
をしたようなので、こんな感想書く暇があるなら
直ぐ読むべきだと言う事 (´・ω・`)ダナ

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2020年10月03日

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