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Posted by ブクログ
2016年の本なので、「もうやってるよ」という内容も多いけれども。365日外食してる経営者から見た飲食業の問題点は、わかりやすく共感するとこが多い。
シェフをはじめとした飲食業従事者は、ベンチャー起業と同じく経営や危機管理を学ぶべきで、良いものを安く出したいと思ったならITを駆使して初期投資や経費をミニマムにする方法を調べるべきだし、人件費にしわ寄せをすべきではなくきちんと合理化をすべき。
でも料理人の社会的地位が低すぎるためにこういう勉強が好きな人や論理的思考ができる人材が集まらないのだなと。
私達客も飲食業を軽く見てないか?安くて美味しいは絶対どこかに皺寄せがいってる。安いが正義ではないし、お店の進化を願うなら必ず投資が必要。
客としての考え方も学ばされた。
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テレビでしかみたことがなかった堀江氏の本を読んでみました。
1冊目に読む本として、これが正しかったかはわからないけれど、もっと難しいことを上から目線で書いてあるのかと勝手な偏見を持っていた私には、とても読みやすい本でした。
修行のこととか、食べ物屋さんに求めていることは、私も同じように感じていることが多かったので、わりとサクサク読めました。
Posted by ブクログ
飲食店の経営は、そんなに簡単ではない。
始めるのは、ハードルが高くないが、
持続し、儲けるのが難しい。
「美味しい」に全力を尽くすこと。
「ワクワク感」を常に演出できること。
その上で、価格設定をする。
手頃さ、1000円、3000円、5000円、10000円。
それ以上。
その価格設定で、何が提供できるのか?
ブラック的な経営から、どう脱するのか?
スタッフを集めることが出来ず、定着させることが困難に。
最近のファーストフードを見ても、老人化。外国人化が激しく進んでいる。
飲食店の従来の徒弟制度的なあり方を批判する。
皿洗い3年の時代は終わった。マニュアル化ですね。
食事に特許はなく、モノマネされるから、
常に工夫と進歩がいる。
それを怠っていては、お客様に喜ばれない。
お店のブランディング。
テリヤキアプリへの誘導。
本末に、推奨する店があるが、使いづらい。
本のページを増やすためなのかな。
読みやすく、飲食店の問題をうまく捕まえる。
初心者向けなのかもしれない。
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私も食べることが大好きな人間。
目が覚めたら何を食べようか、打ち合わせ場所の近くにある気になるお店に行こうと、あれこれいつも食の事を考え、食べることがとても楽しみ。
人生はいつか終わるから、限られた時間をいかに楽しむか、その視点があると人生はぐっと有意義になると思います。
堀江さんのビジネスの視点は的を射ています。常識は時代に合わせて変化していくのに、たいていの人は既存の常識で生きてしまう。ひかれたレールと用意された箱で挑戦してしまう。
少し角度を変えてみた時に、それらが正しいのか変化が必要なのか見極める力を彼は持っているなと思う。
でも、自分が飲食店を経営している立場で読んだら、きっと腹が立つんだろうなと思います(笑)。
腹がたつこと程、掘り下げて咀嚼できる人が、成長していける人だと思います。
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私自身、飲食店でアルバイトをしているので、マナーが悪かったり、ドタキャンや遅刻をして謝りもしなかったりする客には何度も出会ってきた。そのため、店側がそういった客によってどれほどの迷惑を被るかは容易に想像が出来る。そこで、客を店側が評価できるシステムというのはとても良い案だと考えた。ホテルのキャンセル代があるにも関わらず、飲食店にないのはおかしいだろう。
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飲食業を経営するために必要なことは何か
起業家として経営に精通し、365日の外食を続けるホリエモンが理論的に解説する
情報革命以前の徒弟制度などは、様々な調理の手法・ノウハウが公開されている現代ではほとんど意味がなく
もっと効率的に必要な技能を習得し、さらに最新の知識を取り入れながら技能を磨いていく心意気がないと
競争の激しい現在の飲食業界では生き残れない
Q&Aなどでも飲食業経営者に対するストレートな意見が述べられている
Posted by ブクログ
顧客視点で考えることが重要と言われる今の時代でも会社都合、店都合のマーケティングはそこら中に存在している。
堀江氏は「店が儲からないのは、既成のルールに縛られて非効率な経営をしているからだ」と本書で語る。
うちの会社も非効率経営なので、胸をえぐられる思いだった。
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確かに後何回ご飯を食べられないか考えると、なんでもいいで食事をおわらせてしまうのはもったいない。でも糖質制限寄りの生活に満足してしまうと、体にいいものを食べ続けたい気持ちが強い反面、食にかけるエネルギーを他のことに使いたくなってしまう。
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テリヤキ ホリエモンが作ったグルメサイト
世界一のレストランNOMA
には食べ歩き担当がいる
まずはよく食べ歩くこと(p17)
食べログ(カカクコム)と
ぐるなびは相反するスタンス(p26)
ぐるなびはお店をよくしようとしている
産地直送のやり取りはラインでヒントを生む(p63)
西中洲の三原豆腐店
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ホリエモンの飲食経営に関する本。
顧客に感動を与える、常識に捉われない、工夫をする。
どのビジネスでも重要なことは共通していること。
お腹空いてきた
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一定以上の有名人にとっては本というメディアは宣伝の一つになる。
本書はホリエモンこと堀江貴文が立ち上げたグルメ分野のアプリ「TERIYAKI」の宣伝といってもいい。
食べログよりも信頼できる情報だから、みんなこれからはTERIYAKIをよろしく!という意図が前面に押し出されている。
とはいえ、食に対する筆者の姿勢は一貫している。
「おいしいものを食べたい」
美味しいものを食べる。自分が美味しいと思えるものに躊躇なくお金を払えるようになる。
そんな人生を送りたいものだ。
そして、ホリエモンの食に対する姿勢にも共感できる。
高ければいい、伝統ある老舗であればいいというものではない。
吉野家の牛丼うまいじゃん。牛角の肉もうまいと言っていること。
高級店のフレンチも、吉野家の牛丼も、うまいものはうまいと食べる食の広さを持っている。
美味いものを食べる。
やりたいことをやる。
成功者とはそういうものなんだろう。
Posted by ブクログ
ホリエモンて本当に合理的で欲望に素直な人なんだなと思った。
「目標を決めてそこへいかに効率良く到達するか」に潔い。
そして365日外食してるだけあって、インプットの量と、味覚の磨き上げがすごい。
アイデアというのはその人の中から勝手に出てくるものではなくて、大量の材料と大量の実験結果から生み出されるものなんだなと感じた。
なんというか、飲食店うんぬんというより、ホリエモンの思考回路を楽しめる本だった。
Posted by ブクログ
本書は人が生きていく上で欠かすことのできない「食」をテーマに実業家である著者が既存の考え方に縛られずない経営方法や集客方法のアイデアを語る興味深い一冊である。
その考えは他の本でも語られているものと根本的には通じている。
・アイデアを出し実行することで経験を積む・10年同じ味より昨日出来た画期的な味の方が興味深い・既存のこだわりや妙なプライドは捨て自由であるべき・情報はいくらでも転がっておりいかに見つけ出し使いこなすかが重要である。
この情報については他の著書でも、それ自体には価値がなく実行に移してこそ価値があると言っていた通りである
料理やレシピに著作権はないので同じものを作ってもモラルの問題でしかなく、パクリこそ食文化の活性化に繋がるというのは確かにその通りだと思った。
職人にしか作れないものは作らずレシピはマニュアル化し共有してブラッシュアップを重ねていく事が重要であるとも言っている。
人間の根本である食について新たな切り口からの興味深い一冊。