感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者が仕事で困難に直面し、かつ不健康な生活をしていた時、知人から誘われて始めたマラソン。マラソンがその後、著者の健康やメンタルにとても良い効果をもたらし、マラソンにのめりこんでいく過程が描かれています。自分がマラソンを始めてからここまで来た道のりを思い出しつつ、大いに共感しながら読みました。マラソンはプロセスそのものである、という主張には特に同感。最後の100キロ挑戦の章を読んで、いつか自分でも出てみたい、いや、きっと出るだろうな、という気がしました。
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マラソンは人生。年齢に関係なく実績を残す筆者のラン歴にはおおいに刺激を受ける。
金融業界の波乱の中に正に巻き込まれた筆者。唯一の安寧の場は朝ラン。ランで得た仲間の協力で大会にも出場し完走する。
凝り性ということもあろうが素質もあるのか、業務多忙な中でのこの実績は疑ってしまう。それぐらい素晴らしい記録。
走っている中での恍惚感、ランナーズハイの思考が良く描かれている。
ランナーにオススメの一冊であること間違いなし。
Posted by ブクログ
★4.1(4.13)2017年2月発行。元DKB銀行員。2003年銀行退職前後に作家に。その後日本振興銀行の社長という異色の作家が、2010年56歳でフルマラソンに挑戦。3回目の57歳のマラソンでサブフォー達成。その後6年で100キロマラソン完走。なるほど、周りに走る仲間がいるって素晴らしいですね。でも、僕には早朝マラソンは厳しいかな。走るコースは善福寺緑地公園と神田川と井の頭公園。結構僕とダブってますね。ということで先週井の頭公園まで走ってきました。小林真央ちゃんのガン克服応援で100キロ走ったのは凄い。
Posted by ブクログ
誰でも始められるマラソンと言うけれど、誰でもってことはないと思う。
足に故障ばかり起こしていたら先天的なものがあったり、続けられない場合もあるし、お年寄りになってから走れるのは特殊だと思う。
どう鍛えようと、足腰を悪くしてる人には危険、無理。
運動神経はあまり関係なさそうなのはわかるけど。
基礎的にある人の方が有利かな…女性より男性の方が得だと思うし。筋肉のつき方も女は男より頑張る必要がある。
すでに体感鍛えられてる人とかスポーツ経験があると、すでに上乗せされてるし。
それでも、多くの人が始めやすいスポーツである。
俺はまだできる。
私はまだできる。
そう歳をとってから感じられる素晴らしいスポーツ。
走っていると、一点集中になったり、気持ちが萎えそうになったり、逆にハイになったりと不思議なものだ。
だけど、体への負担が酷いので(スピードを目指したりすると尚更)健康かと言えば、寿命を縮めてしまってないだろうか?とも思ってしまう。
それでも、ハマるとやめられない。
走ることは気持ちいい。しんどいのに清々しい。
中毒になる。
私も身体的にダメだとならない限り走り続けたい。