感情タグBEST3
記憶喪失と女性不信
嵐の夜、両親の死、雪に閉ざされた館、婚約者だった男。
手首を彩るチャームと、棺から蘇った花嫁のような白いドレスを身に纏った美しい女。
サスペンス調の流れと官能豊かな戯れ、作者様の作品はやはり私の琴線に触れるものばかり。今回も大満足です。
ラストは皆が羨む愛を手に
両親を殺され、誘拐されて、異国の寵妃として献上されるべく育てられたヒロイン。
スペックは申し分ないが、両親からの愛情をうけられず育ち、愛する女性からも裏切られて人への愛情が歪んだヒーロー。
偶然の事故で出会い、問題に立ち向かっていく中で、惹かれ合う2人の物語はベタと言えばベタな話ですが、話の展開も早く、リズム感も良いので、面白かったです。
謎だらけのヒロイン
ヒロインが記憶喪失であり、断片的に残っている記憶や発見された状況から、ろくでもない空気が漂っています。不幸度で言えば、このヒロインはかなり不幸かと。でもヒーローが最終的にとても愛してくれるから良し!
記憶喪失のヒロイン
ベタともいえる設定ですがヒロインが純粋で可憐なので、最初から最後まで楽しんで読むことができました。
お相手の侯爵は過去に愛した女性の裏切りによって女性不振ぎみですが、ヒロインが純潔であることを知ってからは扱い方が変わり、ヒロインに惹かれていく様子にこちらもドキドキしました。