【感想・ネタバレ】困難な結婚のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

結婚は安全保障である。お互いの元気で良い時ではなく、病める時貧しき時に助け合うためのものである。
その他、結婚や恋愛や家族生活における不安や問題に対する心構えをエッセイのように綴っている。

0
2023年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ふわっとしていた結婚や結婚生活についての捉え方が非常に明確になるだけでなく、葛藤や人間的成熟など哲学的な視点も豊富で、個人的には金言に溢れた一冊となった。
見方によっては、硬派で時代錯誤的な結婚観と捉える人もいるかなとは思ったが。
「祝辞」も示唆に富み、読み応えがあった。
以下、気になった内容の要約

■結婚
・結婚というのは、
①「病めるとき」や「貧しいとき」といった人生の危機を生き延びるための安全保障契約
②配偶者双方にとって市民的成熟のためにきわめて有意義な訓練の場
・配偶者を選ぶときに絶対見ておくべきは、「健康で、お金があって、万事うまくいってるときに、どれくらいハッピーになれるか」のピークじゃなくて、「危機的状況のときに、どれくらいアンハッピーにならずにいられるか」、その「危機耐性」


■結婚式
・結婚式の本質は、男女の結びつきという私的な出来事を、公共な場において公開し、参列した人々に向かって「誓言をなす」ということ
・人を好きになる、一緒にいたくなるという心情そのものの起源を人間は誰も知らないから、結婚式に神さま仏さまを「ステイクホルダー」としてお招きし「神頼み」することが大事


■結婚生活
・傷だらけの中古車を運転しているような気分で結婚生活をしていると、そのうち大事故が起きる
・家庭には「ボス」がいた方がいい
・自分にはよくわからない人といっしょに暮らせるということ、そんな人と折り合ってゆけるような幅の広い「ゆるい」空間を作り上げること、結婚する前は共有されていなかったものが気がつくといつの間にか共有されていること(だんだん似てくる)が結婚のおもしろみ、醍醐味
・その「よくわからない人」がいつも自分のかたわらにいて、いっしょにご飯を食べたり、しゃべったり、遊んだりして、支えが欲しいときには抱きしめてくれる、それって感動的じゃないですか
・結婚生活にかぎらず他者との共同生活を適切に営む上でいちばんたいせつなことは「機嫌がよい」ことであり、そのためには目標を低めに設定してひとつずつ積むこと、機嫌がよいを先取りすること
・さまざまな微細な「不調」が加算されて、水がコップのふちからあふれそうになったときに、「最後の一滴」となるのが、だいたい家の中のいさかいなので、ちまちました補正によって「コップのふち」までたまっていた水を、「コップのふちから指1本分」くらいまで水位を下げておく努力の積み重ねが夫婦の危機を解消する唯一の方法
・結婚生活が破綻しかけたときに最後の支えになるのは、「私たちの結婚生活というのはたまたま二人の合意によって成り立った暫定的な制度ではなくて、山や川や海のような自然物と同じく、存在すべくして存在しているリアルだ」という確信犯的な嘘
・結婚ははじめから公共的なもの「である」わけじゃなく、公共的なもの「にする」ための日々の努力が結婚生活を支えている


■家事
・家事なんて気がついた方がすればいい、厳密に区別するとグレーゾーンに落ち込んだ家事は誰も手を出さなくなり家の中はたちまちカオス
・家事分担のおすすめは「家事は誰の担当でもない」というルールを採用すること、これを長くやっていると、阿吽の呼吸でなんとなく予測が立つようになる
・女の人がものを置く秩序については、あなたの理解を絶した秩序に従って構成された「都市」の風景を見ているようなつもりで「鑑賞する」という立場に徹底することをおすすめ


■哲学的内容
・ある特権的条件においてのみ発現してくる唯一無二の「ほんとうの自分」なんてものはなく、ぜんぶ等しく同格の「自分」
・仕事を「続けるべきか辞めるべきか」はシンプルな基準で判断せず、悩み、できるだけ葛藤した方が成長できるからいい
・仕事選びや結婚相手などの本質的な問いにシンプルな一般解などなく、そのつど唯一無二の特殊なケースなので、真剣に葛藤しないといけない
・葛藤とは、「自分固有のオリジナルでパーソナルな判断基準」を手作りするための生成的なプロセス
・たった一つの正解に固執するせいで、さっぱり問題が解決しないということより、「正解はなんだろう」と悩んでいるうちに、気がついたら問題が消えていた…という方が効率的だし現実的
・ランダムに生起しているかに見える移ろいやすい現象の背後に、ある種の美的な階調というか、数理的秩序というか、多いなる意志が存在すると直感することは、自分たちが閉じ込められている「いま・ここ・わたし」という「檻」から一歩踏み出すことを要請するため、人間的成熟にとって必要不可欠
・転機というのは、不意に、なんの脈絡もなく、でも、抵抗しがたい圧倒的なリアリティを以て切迫してくる
・病気になっても、投獄されても、人に裏切られても、裏切っても、何かを失っても、何かを得ても、それらの経験のうちに無駄なものは一つもなく、「人生の厚み」が増す
・およそ人間が経験できる極限まで経験してきた人が読んでも頷かせるだけの迫力がないと哲学にならない
・他者に対する好奇心は、自分に対する好奇心に相関する
・ある年齢を過ぎた人間に「人生観を変えろ」と言うのは無意味で、問題をこじらせるだけ

0
2023年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結婚について
幸せになるために結婚するのではない。
不幸にならないためにするのだ。


『狼少年のパラドクス』
少年が狼が来るぞ!と言ったのに、狼は来なかった。
いつのまにか、狼が村に来て人を食べちゃえばいいのに、と考えてしまう。
人間は、発言したことは実現してほしいと考えてしまうもの。

0
2020年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々に面白い本読んだー。くすっと笑えるポイントがたくさんあるし、読んでいて納得できる部分も多い。とにかく語り口が楽しい♪ 結婚20年を経たから楽しめる本?(笑)
*****************
P61
若年労働者を追い込むことで短期的に企業の収益は上がりますけど、若い人が結婚できないから子供が生まれず、人口が減少すれば、一世代先には賃労働者も消費者も激減して、市場そのものが消滅する。短期的に市場の要請に従っているうちに、長期的には人間も市場も消えてしまう。そのことをグローバル資本主義者たちは別に気にしていない。一世代先のことなんかどうでもいいからです。当期の利益が最大化して当期の配当が最大化して、自分の個人資産の残額が今増えるなら、先のことなんかどうでもいい。ほんとにそう思っているんです。
そういう、「今しかない」人たちが今の社会の制度を作り、運営している。


P62
よほど例外的に能力が高くて、高い生活水準を維持できそうな人しか結婚できないように制度がつくられている。
話は逆なんです。こういう風に作られている社会そのものの原理と「戦う」ために結婚して、子供を産み、育児をして、教育をするというふうに考えないといけないんです。
だって、結婚をして子供を産み育てるというのは、「人間としてごく普通のことだからです。。。。「普通の人なら誰でも結婚できる」のがデフォルトなんです。。。。今が異常なんです。
だから、社会制度はずっとこのままで、その中で結婚して幸福になるためには「どういう風に個人的努力をしなければならないか」ではなく、ふつうの人間なら誰でも結婚できて、愉快に暮らせるために「社会制度はどうあるべきか」を問わなければならないんです。

0
2018年01月08日

Posted by ブクログ

本屋タイトル(‪@Title_books ‬)さんのツイッターでオススメされていた本。

タイトルとは裏腹に内田さんいわく、読み終わったあと、結婚したくなるような本にしたかったんだとか。

耳を塞ぎたくなるような(本だから目を閉じたくなるような?)ことも盛りだくさん書かれていて、正直心から自信を持ってパートナーにオススメできる人はどれくらいいるのだろうか…と思った。
それでも読んでとても良かったと思える本。

最初から最後まで主張が一貫していて、エッセイなのに小説のようにラストがよかった。

あぁなるほどと思ったのは、夫婦といえど配偶者はあくまで他人、理解の範囲を到底超えた遠い距離にいる存在ということ。
あと、二人の関係がうまくいっていないのではなく、自分の中でうまくいっていないことのチリツモの最後の一撃が相手への不満だったりすることが多いこと。

結婚エトセトラだけでなく日本経済や哲学なんかのことも書かれていて読み応えあり。
書き留めきれないのでこれは買います。

長めですが引用を。
『結婚してるのに他の人を好きになっちゃったのですけど、どうしましょうというような寝ぼけた質問をしてくる人に僕が申し上げたいのは、そういう薄っぺらなことを平気で口にできるような人は、もともと結婚生活向きじゃないということです。
別に結婚しなくてもいいじゃないですか。誰を好きになっても、誰とセックスしても、誰からも文句を言われない気楽な生き方をすればいいじゃないですか。なんで、「その上」結婚までしたいんですか?僕にはそれがわからない。
結婚というのは最初に申し上げましたように「病めるとき、貧しきとき」に一気に路上生活者に転落しないためのセーフティネットです。安全保障です。相手が病めるとき、貧しきときに支援するという「社会契約」を取り結んだことによって、相手もあなたが病めるとき、貧しきときにお支えしますということになっている。』

0
2017年08月10日

Posted by ブクログ

面白い内容
結婚に対して前向きに考えられた
国家経営と結婚に共通点を見い出しているのが新鮮
自己陶冶に励もう

0
2017年05月28日

Posted by ブクログ

書いてある通り、結婚に対して気楽な気持ちになった!いっちばん最後のところはゲキむずだった。結婚は、誰でもできるものっていう前提で考えるとか自分の捉え方とか、内田樹さんやはり面白い。しかし、これを読んだからといって、スマートに人生歩めないんだろうなぁ、激動のこれからの日々を思っちゃうよ。

0
2023年02月06日

Posted by ブクログ

アラサーで独身、結婚について悩む時期に自分では思いつかなかったことが色々と記されていて読みながらついなるほどと勝手に納得しながら読んでいました。それはそうかな?と思うこともありましたがそれは今までの自分の考えとは違っただけでそういう考え方もあるしそう考えたほうがずっと楽だと思えることもたくさんあって人生の教訓にしようと思いました。

0
2022年12月14日

Posted by ブクログ

地に足がついた話。作者の経験など踏まえられ、とても読みやすい。好き嫌い分かれるかもしれないが、読み終わりはスッキリ!ためになる

0
2021年07月23日

Posted by ブクログ

「『もっといい人』は現れません」というのはその通りだと思う。結婚というのはセーフティネットだというのも納得だし、「今より幸せになるために結婚してはいけません」というのも頷ける。

0
2021年01月03日

Posted by ブクログ

結婚は困難だ。
特に今の時代、することも難しければ、婚姻関係を維持することも難しい。
タイトル通りの主張を、著者は変えません。
そんなネガティブイメージ満載で書かれた結婚論ですが、不思議なことに
この本を読むと、結婚も悪くないかも?
既婚者目線では、もう少し頑張ろうか?
等、新たな視点が得られます。
ためになりました。

0
2020年04月26日

Posted by ブクログ

結婚はどのようなものか必要性などをQ&Aで話す本
インフルエンサーが書くような勢いのある本よりこういう落ち着いた本のほうが好み。


結婚はリスクヘッジのために存在する。ピークではなく危機耐性を見る、結婚を通して大人になる、結婚という宣言、
幸福になるためではなく、不幸にならないために結婚がある

0
2020年01月19日

Posted by ブクログ

内田樹は育ちのいい人なんだなあと初めて感じました。本当にひねくれたところのない、当たり前のことを当たり前に言える稀有な人。
結婚について、前向きに考えることができる良い本だと思います。読みやすいし。
もう結婚してる人にはもちろん、結婚していない人にもおすすめ。していない人だと、実感は伴わないのかもしれないけど。

0
2019年09月23日

Posted by ブクログ


内田樹さんが書く結婚論。
あの年齢で、あの性別で、あのお顔で
夫婦とは?を論じると、こうなるんだろうなという内容。

これ、すごく大切なことがたくさん書いてるんだけど、独身で大恋愛中の女の子が読んでも、さっぱり頭に入っていかないだろうな。
(若い頃のわたしがそうだった…)

そしてこれを読んだ今も、
大恋愛中の女の子たちには、内容は教えたくないなとも思う。
身を持って体感するのが、結婚だと思うから。

読んで良かった一冊です。
共感も納得も反省もしました。

0
2019年08月08日

Posted by ブクログ

めっちゃ面白かった!基本的な考え方にはとても共感できたし、励まされた。
内田さんは、「街場の教育論」は個人的にはいまいちで、その後友達に借りた教育系の本が面白く、今回もハマった。
そして彼の終始一貫した道理が、最近の私の気づきでもあった。
「彼と結婚していることが世界平和への道だと本気で思っている」この私の最近の口癖が、まさに政治と結婚について論じているところとつながった。
いまとなりにいるひとと、いかに婚姻関係を続けていくかということが多分、私の人生にも多くの示唆を与えてくれるのだろう。
わけわからん、理解できない夫と、理解できないまま暮らしていくか。
結婚生活、少し前向きになれました(笑)



結婚とは…以下メモ。

幸福になろうとするのでなく、今より不幸にならないように結婚する

病めるとき、貧しきときの「危機耐性」
だからつまり、公的に宣言することが大事。

式や仲人は必要か。
公にするか中古車と、新車の違い。覚悟。
→円満にするか、していくか、否か

エコロジカル・ニッチ

「病人の生き方を肯定する」

0
2019年07月02日

Posted by ブクログ

よし、結婚しようという気持ちになる。相手おらんけど。
相手のことがよくわからないと結婚できないって思ってたらいつまでも踏ん切りつかないもんなんですね、まさに勢いとタイミング。

0
2019年03月22日

Posted by ブクログ

毎度お馴染み、内田樹先生の本
適切なメッセージのやりとりをすることを「仕事をする」という。コミュニュケーションが適切にできない人に仕事がテキパキとこなせるはずがない。仕事の90%くらいは他者とのコミュニュケーション。「耳を塞いでいる人」にはこれができない。頼んでいないことをやって、頼んだことをやってくれない。だからそういう生き方をしていると、どんどん「仕事ができないやつ」という評価が確定していく。すると職場はますます居心地の悪いところになる。大事なのはコミュニュケーション感度。

共同生活を営む上で1番大切なことは「機嫌がよいこと」高い目標を設定していると、みすぼらしい現場との落差を思い知らされてイライラしたり、絶望的な気分になる。そんな時に人間のパフォーマンスが向上することは決してない。目標に到達したければ取り敢えずの目標を低めに設定。毎日目標に向かってジリジリにじり寄っていることが実感される。「頑張っている甲斐があるなぁ」と思えると機嫌が良くなり、パフォーマンス上がる。目標に近づく。という好循環を作る。「ピースミール」というやり方。一気に全てを実現する、一撃で世界に正義と構成をもたらすと考えると人間はろくなことをしないという歴史経験則に基く考え方。

結婚とは自分が落ち目の時に身銭を切って支えてくれる人を手元に確保するための制度。

0
2018年07月07日

Posted by ブクログ

内田樹なりの結婚論がツラツラと書かれている一冊。
キュンキュン要素なんて一ミリたりともなくて、客観的に捉えた結婚の現実と考え方が記されています。

結婚とは自分が社会的/人間的に弱い立場に陥った時、ホームレス(あくまで例えとして)にならないためのセーフティーネットを構築するために契約するもの。だから、神父の前で「病める時も貧しき時も...」と誓うのだと言っていたのが、潔くて印象的でした。

全部は肯定できずとも割と納得できてしまう点が多く、内容は面白かったです。

ただまぁ、恋愛的楽しみを優先にしたい気持ちが多い僕には少しオトナ要素高めな内容でした。。

0
2017年07月02日

Posted by ブクログ

良書。
結婚は、セーフティネット。病める時、貧しき時に一気に路上生活者にならないように。
結婚問題は、雇用問題。普通の人が普通に結婚して子供を産む事が出来ない現代は異常。
何十年一緒にいても、相手のことは分からないもの。二人の間に千里の隔たりがあるのを700里まで縮めたいな、と。
お金は、収入よりちょっと下で生活。
結婚生活に正解は無く、お互い干渉しすぎず、挨拶は欠かさず。

0
2017年06月23日

Posted by ブクログ

結婚を取り巻く「考え方」。
なるほどそうだよね、と思うところもあれば、考え方の違うところもある。悪くないと思ったな。
どういう人が読むんだろう。
マニュアルが好きな人には向かないかな。特に、これから結婚しようという人には向かない。そういう人の質問にも答えてるけど。これ読んで、こういうもんだと結婚観持って結婚すると辛いかな。
結婚して苦労してジタバタして、そのしんどい時とかに、ふっと目を通すのが良いかもしれないね。

0
2017年06月01日

Posted by ブクログ

哲学者、内田樹の困難な~シリーズのひとつ。

中々にセンセーショナルなタイトルだが、内容は結婚はした方がいいよというところにまとまっている。

内田さんが今まで受けた結婚についての質問や相談に返答するというかたちで話が進む。

全体を貫いているのは結婚は非常に優秀なセーフティネットだよという考え方と、結婚は公的な契約であり、それを通して成長できる(市民的成熟を得られる)、そしてなにより高望みしてもだめ、等身大で生きなさいということに尽きる。

途中途中のシニカルな筆舌が何とも小気味よくテンポ良く読めました。

0
2017年05月23日

Posted by ブクログ

既に結婚している人にもこれから結婚する人にも有益なアドバイス。家庭円満の秘訣が満載。2つ載っている内田先生からの「祝辞」が特に素晴らしい内容です。
「機嫌良くいる」「配偶者のことは、よく分からないがデフォルト」「家事は分担できない」くらい肝に銘じておくだけでもだいぶ過ごしやすくなると思う。こころが軽くなりました。

0
2017年02月16日

Posted by ブクログ

そもそもなぜ結婚をするのか。メリットデメリットが記されている。
作者が東大卒というのもあり、非常にリアリストで読んでいて心地よい。

特に印象に残っているのは、
◎結婚式は私事の関係を公事の関係にシフトさせる宣言であること
→結婚式の意味が親への感謝という意見がしっくりこなかったが、この内容を知ると結婚式の有用性が理解出来た

◎結婚は誰としてもいいこと
→相手により自分が変わるが、本当の自分は存在しない。相手を変えてもこれは不可逆である。

◎結婚のセーフティネットとしての機能
→経済的にも。病気の時に支え合える。

◎家事への適切なマインドセット
→好きな家事を増やす。公に家事が好きと公言することで、家事が好きな自分を作る。

0
2021年05月04日

Posted by ブクログ

期待した内容ではなかったので飛ばし読みしてしまった。結婚歴が長い私目には結婚指南は無用ですので、もっと根元的な結婚論を期待しておりましたので(笑)
にしても今から踏み出そうとしている方々にも物足りないのでは?
昭和男子目線の古い結婚観が満載のタィプの本でしたね。

0
2020年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2019.12.15

【感想】
なるほど、そんな考え方があるのかあ、となる本
結婚に対して「キラキラしたもの」「憧れ」という認識があったのだけれど、

「今よりも不幸にならないように結婚する」
「結婚は社会契約である」

の言葉たちが少し冷静にさせてくれた

そして自分がパートナーに多くを求めすぎていると反省
「よくわからない人」と共に生活していることは感動的なのかそうかそうか…

【印象に残った言葉】
目の前にいる人よりもっとましな相手がいるんじゃないか(略)というのは「自分はこの程度の人間じゃない」という自負の裏返しです。(P24)
→耳を塞ぎたくなる人多そうだなあ(笑)

配偶者が変われば、あなたは別の人になる(P35)
→たしかに彼が本当のわたしを引き出す!なんてありえないよな、ぜんぶ本当のわたしかあ

人間というのは、自分の判断の正しさを証明するためなら自分が不幸になっても別に構わないと思う、(P117)
→そうなのかもしれない、変な備えと変なプライドは捨てたい

0
2019年12月15日

Posted by ブクログ

心に響くフレーズ!!
「結婚生活にかぎらず他者との共同生活を適切に営む上で一番大切なことは、「機嫌がよい」ということです」

0
2019年08月16日

Posted by ブクログ

んーそうは思わないなぁってこともあったけど、そうも考えられるんだぁって言うこともいっぱあって読んでよかった。

0
2018年08月11日

Posted by ブクログ

結婚に幻想を抱いている人が読むべきだと思う。
しかし、若いうちにセイフティーネットとしての結婚に納得する人はどれくらいいるのだろう。

0
2018年01月02日

Posted by ブクログ

セーフティネットとしての結婚という指摘が身に染みる。小遣い制はやめようとか、7つの挨拶とか、頷けることは多い。

0
2017年04月23日

Posted by ブクログ

結婚にまつわるエトセトラ。
結婚とは本質的には安全保障のため。
弱ったときにこそ…か。
まだ自分にとって身近ではないトピック。
でも、そろそろ身近に迫るトピック。
それと向き合う上でのいい意味でひねくれたバイブル。

0
2017年03月21日

「ビジネス・経済」ランキング