【感想・ネタバレ】日本人 失格のレビュー

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Posted by ブクログ

同じことを考えている人がいる…!
と、烏滸がましくも思ってしまいました。
共感の嵐で、ときには思い込みを引っぺがしてくれて…、なんだか興奮してしまいました…。
ストレートな言い方もいいなぁ。

小さい頃から
「なんで勝手に決められてて、そうしないといけないの?」
「なんで得意なことやったらいけないの?」
「なんで1人はいけないの?1人が好きなのに」
「いちいち口挟んできてうるせえな」
などなどモヤモヤしがちなやつでした。今もですが。
不登校児だったので特に日本の教育にはうんざりで「学校なんか無理に行かなくていいよ…」と言ってしまいたい気持ちもあったり。
『いじめが原因じゃないなら行かない理由とは認めません。我慢して行けないやつは一生ダメ』みたいなものをヒシヒシと感じていました。
これってどうなの?と思ってしまう私も日本人失格でしょうね。

 私は淳さんのようにこの性質性格と上手く付き合えずにいて…精神的に潰れてしまったり今も疲れてしまうことが多いです。
人目を気にする『いい子ちゃん』のところも多分にありますし、両親の影響からもなかなか抜け出せず…。
付き合い方のヒントを教えてもらった感じです。
私も素直に楽しく生きられるように変わりたい。

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2020年10月25日

Posted by ブクログ

■最澄の言葉「一隅を照らす」
・わかりやすく説明すると「自分自身が置かれたその場所で精一杯努力し,明るく光輝くことのできる人こそが,何事にも代えがたい貴い国の宝である。また,一人一人がそれぞれの持ち場で全力を尽くして光れば,やがてその小さな光が集まって日本を,世界を,国をも照らします」ということ。

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2017年05月20日

Posted by ブクログ

「まずは自分が何者であるかを知ること。まだ何の実績もないとか、成し遂げたものがないから、自分が何者であるかわからない、と思う必要はない。

ここで言う何者は自分は何が好きか嫌いか、どういうことに感動するか、泣くか、怒るか、許せないか、自分がどんな人間かを、良いところ悪いところ、丸ごと含めて認識することだ。

そして、その中でも、絶対に変えたくない、譲れない自分の核みたいなものをはっきりさせる。

この核は、触れられると怒ったり、悲しくて泣いたり、好きで好きでたまらないみたいな、感情的になってどうしようもない部分と思えばわかりやすい。

そうして、自分の個を認識し、その個を磨くことによって、自分のやりたいこと、やれること、やらなければいけないことも見えてくる。それらに必死こいて取り組んでいるうちに、人は明るく輝き

「一隅を照らす」ことになる。

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2024年05月24日

Posted by ブクログ

最近TVで見ないと思ったら、こんなこと考えていたんですね。淳さん。
私は好感・共感しました。頭の中の悪魔と天使の議論がスゴイ。賢いんだな~。
最後の「いちど、日本つぶれちまえw」って感じですね。ほんと。

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2018年02月18日

Posted by ブクログ

僕の大好きな芸人さんというかタレントさんの田村淳さん著書の本書。もちろん買いました。

ぷらちなロンドンブーツのガサイレでロンドンブーツを知り、そこから稲妻ロンドンハーツは全て観ていました。
元気が出るテレビの後継はバライティ番組はコレだ!と思いながら。
当時の1999年- 2004年くらいまでのロンハーは、主に素人恋愛バライティで、個人的に好きなコーナーがたくさん。

- 彼氏のためにやるキッス
- 稲妻コロシアム
- ザ・スティンガー/俺の彼女をナンパしてくれ
- THE STAR TRICK
- 被害者の会

どれも、当時の渋谷のチーマー、ホスト、カラーギャングに居そうな若者素人をターゲットしてしており、淳の素人いじりに笑わせてもらいました。
今じゃ地上波では絶対にできない過激な企画が面白かったのだが、最近のロンハーは実に丸くなって面白くない…。
まぁ、BPOを戦いながらギリギリの企画を練っているだろう、番組スタッフの気持ちも解らなくはないが、昔のロンハーの面白さを知っているだけに残念。しょうがないのだが。

本書で淳さんが語っているように、本人も恐らく同じことを悩みながらテレビを付き合っていることがわかりました。

規制規制ばかりの大衆向けのコンテンツ作りの不自由さ。
バライティってもっと過激で見たい人だけが見れば良いものなのに、ネットの普及に伴い自然にコンテンツチェックやノイジーマイノリティの声が大きくなり身動きが取れないのだな。と。

他にも淳さんが出演している好きな番組として「淳と隆の週刊リテラシー」改め?「田村淳の訊きたい放題」では世の中の動きが解るし毎週観ている。
淳さんは司会者として文化人や知識人達に一般人目線として情報を聞き出してくれるので、すんなり頭に入りやすい。

本書でも触れていた、スカパーで放送されている「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」。観たことなかったのでyoutubeで落ちているものを観たのだが、これはかなり面白かった。ホントに地上波ではできないような、過激な企画が目白押しなのだが、初期ロンハーと違うところは社会問題を元にしてのタブーに行きこむ番組構成になっている。

芸能界での息苦しい村社会感は芸能界からの目線として面白かった。タイトルにもなっている「日本人失格」な部分としてはテーマが大きすぎるし、よく言われている問題を淳フィルタを介しての情報なので物足りなかった。
やはり専門は専門の人から説明された方が解りやすい。

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2017年03月05日

Posted by ブクログ

最近テレビの枠にハマらないでグレーなラインを攻めるなぁと思ってて、この人がなにを考えているのか興味があって読んでみたけど、それがよく理解できた。
普通に生きてるだけじゃこの視点は持てない。
この人の見方が完全に変わった。


・自分の好きなこと、楽しいことを突き詰めていくと、他人にへの嫉妬などはなくなってくる。
「個」を追求することで自由になる。

・自分の中に多面性を持つ。
その中で1人ディベートをして最適解を見つけ出すことで自分なりの本当の考えが固まる。

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2017年02月23日

Posted by ブクログ

田村淳が自分の価値観、思想やそれに至った経緯を徒然に語る。
正直で赤裸々な感じはあるが、論拠や思想の浅薄さは否めない。

自分は小さい頃から目立つのが好きで女子からモテたくて、
その目標のために自分を客観視して、合理的に最適な方法を選んできた。
一方で今の日本人は自分の確固たる価値観を持たず、他人と同調しすぎである。
その同調圧力や予定調和的な物事、特に最近の地上波のテレビ番組に対して生きづらさを感じている。

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2018年11月23日

Posted by ブクログ

人生を楽しくするための考え方が書かれている。
確かに、今の時代の若者は、自分で自分を息苦しくしてる部分があるなぁ。
他人の評価を気にして、同調ばかりしている。
そうじゃなく、もっと「個」を磨いていこう、という主張が本書の主題かと思う。

個人的には、田村淳さんのようなちょっとやんちゃな人が奥さんとの馴れ初めや想いを語るところに、グッときてしまう。
つんく♂さんの「だから、生きる。」でも感じたけど、本当に素敵な女性は器が大きい。懐が深い。
奥さんのこと、いつまでも大切にしてほしいと思いました。

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2017年04月24日

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