【感想・ネタバレ】男ともだちのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

男女間の友情は成立するのか。これには賛否両論ありますが、私はあるんじゃないかなと思います。お互い大切な存在だけど、そこに男女の好きという感情がなければ成立するんじゃないかと。
この本に出てくるハセオは、一般的に見ればクズだと見られるけど、私は好きですね。生き方に芯があるので、魅力的でした。
千早さんの文章は読みやすいですし、他の作品も楽しみです。

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2023年11月17日

Posted by ブクログ

ハセオがすっごく好きでした。
恋に落ちました。

自分の仕事を応援してくれて、
自分の選択を信じてくれる。
自分以上に自分を信じてくれるハセオの存在が尊い。。。

これは、もはや、愛!!ではないの?!

世界の終わりに一緒にいよ、なんて…。

私の妄想では、カンナが走り抜けた先にハセオが待っててくれてる。「おう」って。

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2023年11月12日

Posted by ブクログ

自分とは全く似てないし、私には絶対に真似できない生き方をしている主人公だと思ったのに読み進めるにつれて涙が止まりませんでした。

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2024年03月03日

n

大事な人

葵の友達が、大事なお兄ちゃん(と呼んでる人)と一線超えて お兄ちゃんを失ってしまう。
大事な男ともだちとは、一線超えないから継続出来るものだと思う。
色々な事に共感でき、一緒にいたら楽で楽しい。お互いを心から応援出来る大事な1対1の異性。
男女間は肉体関係が出来ると、何かしらの名前を付けないといけなくなってしまう。そうすると 大事な友情のバランスが壊れてしまう。
『見守り続ける』事が、この主人公達が選んだ男女間の特別な友情継続の秘訣なのかと思った。

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2022年07月03日

Posted by ブクログ

異性の友達って本当に人によって感じ方が違うから難しいなと思った。
異性だからこそできる話もあるし、異性だからこそ同性と違う居心地の良さ、楽しさがあると思う。
異性でも同性でも、友情に絶対はないし、長く維持しようとすればお互いが維持するために努力をし続けなければいけないなと感じた。
心が弱ってる時こそ真の友情が試される。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

 登場人物みんな共感出来ませんが、先が気になるお話しでした。

 葵とハセオの絶妙な距離感、最後までヤキモキさせられました。終わり方は好きでした。

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2024年05月22日

Posted by ブクログ

千早さんの描く人々が、不器用でありながらしたたかで、とても人間らしくて好きだ。どうしようもない登場人物達だけれど、これぞ人間であり、愛おしいな、と思う。
そんな人たちが育む、男女の友情という1つの愛情の形の物語。理解に苦しむ関係なのかもしれないけれど、やはり愛おしいなと感じた。

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

お互いの過去も何も、生い立ちを知っているわけでない。周りからは男女というと仲を勘ぐられることもあるけれど、それでも一緒にいることが自然で、まさにともだち。
やっていること自体肯定できることではないし、実際に言われていたようにクズと言われることだと思う。神名もハセオもやっていることだけ見るとクズだけど、世の中そういうものだと感じる。表面の行動だけみてもその人自身ことは何もわからない。その人の過去を知ってしまえば、行動に対する評価、気持ちが勝手ながらも多少変わってしまう。けれどその表面上の行動で関わる人を傷つけてることもあるわけで、行動とその人の過去や気持ちは切り離して考えないといけない部分もあるよなあ…ととりとめもなく考えてしまった。

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2024年04月27日

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まさにハセオの様に、どんなに要求されても切りたくない男友達がいる。その友達にこの本を勧められた。共感する言葉の羅列だった。

このアプリ小数点までは付けられないのか。自分は4.5の評価を烏滸がましくも付けさせてもらいます。

恋愛感情とは違う大事な人。友達という枠をゆうに超える人。それがたまたま異性だった。本当にそれだけなんだ。でも一般的に男女2人となると恋人と見られるのが当たり前で、そこに言葉にできないもやっとした感情が生まれる。高校で出会って8年目。その枠にいなければこの関係はおかしいのか?ずっとそう、思っている。

自分は20代で、もうすぐ後半になる。こんな人はいないって意見もあるけど、登場人物のような屑は実際自分の周りに結構いる。そこで共感できない人はなんて純潔な環境で生きてきたんだろうと少し羨ましい。だからこそ、この作品が深く心に刻まれたんだろうけど。

周りや恋人が似合っていないという服や装飾、好きなものに自信を持てずにいる中、ケロッと素直に褒めてくれる存在はあまりにも尊くて手放し難い。自分を理解してくれなければ上辺じゃないその言葉は出てこないとわかっているから。

自分もまだ下積みではあるが、神名のような自由業で恋人にはよく思われていない。同棲のすれ違いがとてもリアルだと感じたけれど、神名は恵まれていると思う。イラストレーターを辞めろと言われないし、安定した職を探せとも言われない。そして別れた後も恋人が新しくできている。私との違いに羨ましい気持ちが溢れた。神名は仕事に対する理解者を見つけるのが上手いんだろう。

自分と共通点が多く、人生を見つめ直すきっかけになった作品だった。賛否両論だと思うが、私は直木賞にふさわしいと感じる。それこそもっと、話題になって良いとも。ほとんど自分語りになってしまったが、学生の頃の読書感想文なんてそんなもんだったし、良いか。

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2024年03月28日

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読み終わってすぐ「神名めちゃくちゃ勝手な奴やん……」って思ったけどそれで長谷雄がいいなら、2人がいいならそれでもいいかと思いました。
普通に物語として面白かったけど、なんか神名が好きになれないし、シンプルに羨ましいし……という読後感

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は今女子校に通っているので、「男ともだち」だけの安心感は本当に共感できる。
私自身が必要としている存在を、千早さんが彼女の言葉で語ってくれた感覚。うまく拾えず、認識できないまま忘れていた思いにも気付かせてもらえた。
そしてラスト、ハセオが恋愛としての意味ではなく神名に「愛情を持っている」ことが分かって、何故か安心した。

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2024年02月09日

Posted by ブクログ

不健康な恋愛事情を覗きたいときは読むと良いかもしれない。彼氏からは気が気じゃないハセオの存在。主人公もなかなか自由な恋愛感。友達か男女関係かのボーダーをギリギリ超えないので、別れるということも存在しない。縁を切るのが恋人同士よりも大変そう。そういう人が存在しなくても問題なく生きていける恋人を作りたいと思いました。主人公の仕事観はめちゃめちゃカッコ良い。

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2024年02月04日

Posted by ブクログ

「ハセオ〜」と思わず口にしてしまいそうなくらいハセオが良い奴だった。
愛ってなんだろう、とふと考えてしまう小説だった。異性はともだちになりえないのかという昔からよく問われるこの答えは確かに人それぞれかもしれないけど、この物語を読むと「異性はともだちになりえる!」と言いたくなる。

ハセオみたいなともだちが私も欲しいなと思った。
官能的な場面も多くてきゅんきゅんした。

やっぱり千早茜さんの書く歪な関係の恋愛とかちょっと変わった愛の本めっちゃくちゃ好き!!

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2024年01月28日

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初の千早茜作品。テーマとしては男女間の性愛とは別の関係性といったところで、よく話題になるような男女間の友情の話は共通する部分はあるものの、その点については深入りせず、(女性から見て)パートナー、同性の友達とは別に分類される関係性である「男ともだち」が神名とハセオをとおして描かれている。自分の学生時代を振り返ってみると、ハセオ的な友達がいる女友達は何人かいたのをよく覚えている。私にはハセオ的な友人もおらず、こういった友人がいる女友達とあまり仲良くなかったこともあって、神名とハセオ的な関係がどんな感じになっているかよく分からなかったが、本書を読んでそのイメージが少し開けた気がする。ハセオの行動はヒロイックに書かれているが、そこから受け取るものは性愛ではなく、純粋な愛情のように感じた。(親や兄弟のような関係性を想像してしまうが、それとはちょっと異なる様であることをうまく伝えられない)

神名とハセオの信頼関係が生まれるまでのエピソードもしっかり描かれており、「神名」という鏡をとおして、男性心理の動きを読み取れた点も面白かった。男性にも女性にもおすすめしたい作品である。

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2024年01月16日

Posted by ブクログ

この作家さんのは「西洋菓子店プティ・フール」も読んだけど、それと同じく、今回のこれも、良かった。劇的な何かが起こるわけじゃないけどドラマチック。自分の身の回りと前世異なる人間関係が描かれているけど、なぜか共感できる感じ。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじを読んで同世代が主人公ということもあって、共感の嵐です。

闇な恋愛物です。

20代前半までに数多くの光の恋愛作品を読みました。
中でも村山由佳さんの「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズ作品をひたすら読んでいました。
その村山由佳さんが「男ともだち」の解説として巻末で紹介していてなんだかこれも縁だなと思いました。

村山由佳さんの解説にもあるように登場人物全員屑なのですが、登場人物の迷いや葛藤などが赤裸々に描かれていて人間味のあるお話なのです。

恋愛物は自分自身の体験と結びつけやすく、共感しやすいわけです。
年代や時代の価値観にヒットするように、かなりリサーチ?自身の体験?では?と思いました。

言葉のチョイスも素敵。
イラストレーターという仕事を「虚構を描く・嘘つきの仕事」と表現。
一つの単語を単純に表現するのではなく、婉曲表現で書かれているのには痺れましたね。
婉曲表現わたしは好きです。

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

“登場人物全員、ものの見事に屑ばかりだ。”

村山由佳さんの解説冒頭の一文である。読んで思わずふいてしまった。次いで違いない、と思う。ただしそこに嫌悪はない。小説とは不思議なもので、事象が文字に一度置き換えられて届くためか、不倫や殺人といった嫌悪を感じるものをソフトに受け止められる。
だからといって神名に対する評価は、村山さんが解説でも書いているように二分されるものだろう。
けれど、私は神名より中盤以降のハセオの心情を追うのに夢中になった。ハセオの言葉の端々に感じられる神名への愛情。それが恋情なのか親愛なのかはわからない。けれど、その想いからは神名に気づいて欲しい、受け止めて欲しいという感情は一切感じられず。だからか信仰心のような純粋さを思わせた。ハセオは徹底的に神名から見た存在として語られ、実像を結ぶことなくあえてぼやけたままあった。それはそのまま、ハセオをなんと称すればいいかわからないといった神名の言葉に繋がる。ハセオは神名にとって代替のきかない、大切な存在である。けれど、彼は神名の人生になにも遺すことはない。傷を負えない関係であることの、代償のように。同著『さんかく』でも感じた、生活に馴染むということは痛みを伴うということ。ハセオは神名の痛みにならないことを望んだ。たとえいつか忘れられても、なにものこらなくても。献身、だと思う。

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2023年11月19日

Posted by ブクログ

異性の友情は成立するのか…。
千早さんはどのようにこの関係を描くのか気になり手に取りました。
主人公の神名は、恋人がいても罪悪感なく浮気ができる人。"男ともだち”のハセオも同じく、悪気なく二股三股をかけている。
お互い似ているからか、友情というには浅過ぎるし、恋愛とはまた違う、分かり合えるもの同士特有の"愛“みたいなものを感じました。
ここを勘違いして体の関係を持てば、【男】と【女】の関係になってしまう。その辺りの揺れる感情がしっかりと描かれていました。
ハセオのように温かく見守ってくれる存在がいたら頼もしいですね。
また新たな男女関係を知ることが出来ました。

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2023年11月14日

Posted by ブクログ

『男ともだち』
主人公の神名葵はイラストレーターで、会社員の彰人と同棲中。その一方で、妻子もちの医師 真司と不倫関係にある。仕事も徐々に増え軌道に乗り始めているものの、本当に描きたいものが描けずに彷徨っていた。
そんな折、大学時代の先輩ハセオから連絡があり、神名の中で少しずつ変化が起き始める・・・

『透明な夜の香り』に続き千早茜さんは2作目。
物凄く剥き出しに現実的で潔くて清々しさすら感じた作品だった。

男女の友情がどうなるのか・・・
この描き方も含め、神名の心理描写がとにかく剥き出しで尖ってて凄かった。恋愛小説は、過去の経験から培われた部分が大きく影響しそうだが、作者に対するそんな陳腐な想像なんて無意味だと思う。きっと読み手は、自分の恋愛観と向き合いながら読むことの方に夢中になってしまう。

神名の生きる道はどうなっていくのか・・・
イラストレーターで生計を立てることの難しさ。夢と現実のギャップ。同世代との間に生まれる価値観の違い。
安定した会社員の彰人と同棲することで、メリットを得ながら2人の関係には目を背けていた神名。彼女が仕事に向き合い成長していく様子は、作者の築き上げた過去が少しだけ垣間見れるように感じた。

一線を超えることで男女の友情は壊れてしまう。
ならば壊してしまえという露月さんと、絶対に壊しちゃダメという美穂。同じ女性でも真っ二つに分かれる意見。それぞれに歩んできた人生が判断を分かれさせるのも興味深い。

ハセオ側からの心理描写も期待したが描く主軸がブレるからだろうか・・・これは作者の意図される所だろうが、この部分でもう少し膨らみを期待してしまった。
でもハセオが神名に抱く感情に説明を欲してしまうのは、こういう「男ともだち」が私にはいないからかなぁ・・・としみじみ思った。

三十路前後という年齢的な影響もあるのか、人生の迷い道だからか、神名のことを終始尖ってるなぁと感じていたが、終盤で少し成長して来たことで丸くなった気配がみえた。見ているハセオが安心出来たのが良かった。尖っていようが倫理的に逸れていようが、離れないでいてくれる存在って本当に貴重だ。

神名には、ハセオに貰うばかりでなく与えられる人になって欲しいなぁ同性目線で感じた。
貰うばかりでは、今後、お互いに結婚した時にその関係が壊れてしまう可能性が高くなるだろう。
そこも含めて理解して受け入れてくれる伴侶なら別だけど・・・
うーん、やはり性別ってこういう時に厄介だ。
かくいう私も、伴侶にこんな異性のともだちが居たら嫉妬しちゃうな。
半分は羨ましくてだけど笑

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2023年11月11日

Posted by ブクログ

そもそも男女間に友情は成立するのか?と思っている私
ハセオみたいな人 男女関係に絶対にならない人ならありえるかもしれないけど…
ハセオと主人公の関係性が少しうらやましくもあった

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

自分としては、岩佐の苦しみに共感できます。クリエイティブな仕事の苦しみの部分には、そうなんだろうな、とは思いました。ハセオと神名の関係は綺麗な人達の戯言みたいにしか感じませんでした。感性が鈍い、または鈍くなってしまった自分にも残念ですが。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

恋人ではない、大切な人
それが異性となると、手の届かない好きな人ってこと?と思ってしまうけど、そうではない作品だった。
自分を見守ってくれる、愛情を与えてくれる、辛いときそばにいてくれる。
不倫でどろどろの話かと思ったら、温かい人と人との話だった。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

なんか大学生の頃の私たちの友情は他には知り得ない強固なものって面して男のそばにずっと居座る勘違い女みたいな感じで共感性羞恥を感じながら読んでしまったんだけど、こっちを恥ずかしい気持ちにさせる人物を書き上げられるのがすごいとおもった 私は他人のこと考えてばかりだから人の気持ち考えられない(考えてるかもだけど行動にしない)神名のことは理解できなかったのだけど、そういうふうにしか生きられない人もいるのだと思うと面白く読めました

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2024年03月28日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて読み始めた。
年々男ともだち!女ともだち!って単語が嫌いになってる気がする。
主人公には共感できない所が多くて、私っていい人かもってたまに思いながら読み進めてた。
でも、ハセオに対する主人公の気持ちが1mmくらいは共感できたかも。
私にはハセオみたいな存在いないけど、いたらいいよなって思う
いたらいたで恋人できないかもなぁ、、、
最後の「彼氏どんな人?」の返しが個人的には好きでした。

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

タイトルを見て、男女の友情は成立するのか、みたいな古典的なテーマの話かと思ったけど全然違った。

イラストレーターの神名は、恋人の彰人と暮らしながら、医師の真司との関係も続けている。そこへ「男ともだち」である大学の先輩ハセオから、久しぶりに電話がかかってくる。

変わったところもあるけど、陰に陽に応援してくれ、さり気なく励ましてくれるハセオが次第に大切な存在になっていくことがページが進むにつれて、神名にも読者にも分かってくる。

仕事を頑張りたい、恋愛もしたい、でも彼氏は重いし面倒くさい、けどひとりは寂しい。今どきの女性にとって、ハセオのような男にこそ需要があるのだろう。

逆に言うと、世間一般的な夫や恋人の存在が、仕事で成功しようと頑張る女性にとっては、やっぱりある種の足かせになってしまうのだろう。結婚したり子供ができたりすれば尚さら。

自分を理解してくれて、成長させてくれる存在を、性別とか恋愛とか関係なく、人は自然に求めるものだ。世間や常識にとらわれず、それができる人生は幸せだ。

ラスト近くのハセオの体調の悪さの描写で、彼を失いたくない感情と、でも恋人でも家族でもない寂しさを表現しているのがうまいなあと思った。

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

はじめましての作家さん。

この作品は、私の価値観では二股や不倫は受け入れることができないので読み進めるか止めるか迷ったところではあるのだけれど、人間関係がそこまでドロドロしていなかったので最後まで読めた。

『旦那や彼氏や愛人では駄目な時ってあるもの。ただ話を聞いて優しくしてもらいたい時があるよね。でも、女ともだちじゃなくて、そこはやっぱり男ともだちじゃなきゃ埋められない。』
この台詞を見て、旦那や彼氏や愛人でもなく、女ともだちでも駄目な時があっただろうかと自分の過去を思い返してみたけれど…特に思い浮かばなかった。
お互いに信頼していて自分に求められている役割がなんなのかが阿吽の呼吸で分かるような関係性であれば、それは旦那でも彼氏でも愛人でも、もちろん女ともだちでもいいのではないかなぁ。

"男ともだち"は私には共感できなかったけれど、ハセオのような存在が身近にいたらいいんだろうな。

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2024年02月16日

Posted by ブクログ

ごめんなさい。

もっと星高いかも
自分が消化しきれないので、
読み終わった時点では⭐︎3

周りに居ないし、
いても友達になれそうもない。

でも、どこかに居るかもしれないし、
心のどこかで憧れもある。

カッコいい/羨ましいという思いと
嫌悪感がグチャグチャにシェイクされ
物語との距離感がうまく取れない。

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2024年01月23日

Posted by ブクログ

カンナが彰人に言われた一言。
「気にしすぎだよ」
カンナはこう思う。
一見優しそうに聞こえるけど、気になるから発した言葉を気にしすぎだと言われるとそこで終わる。
気にしないようにできるならそうしたい。

それは、そう。
私も今後気をつけようと思った。

長いはずの7年。
でも匂いなら一瞬、目が合えばものの数分で取り戻せてしまう時間。
7年どころか、四半世紀だって一瞬。

男性にとって、自分は相手にもう必要ないと感じそれを伝えることはプライドが許さないことなんた。。二十歳そこそこの私はそれに気づけなかったな。気付けてたら何をしてただろう。

“何を感じようと私にとっては正解だ。”

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2023年12月21日

Posted by ブクログ

人それぞれの理想の男性像があるが 主人公の理想の男性が最後にわかって見つかったって話。で、
その男性の愛し方は見守り続けることだって。
そんな人いる⁉️

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2023年11月18日

Posted by ブクログ

京都の街や風景描写には感情移入しやすかったが、描き込み過ぎで行間を読む楽しみは与えてもらえなかった。きっと私は完璧な作文よりも荒削りな小説の方を愛するのだろう。

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2023年11月15日

Posted by ブクログ

"男友達"という響きが、いやらしくて都合のいい存在だとこの本の中の女性陣らは言うけれど、それはそれで偏りだと思った。現実的には、男友達という素直な友達はいくらでも存在する。
しかしこの本の話としては、一線を超えたら友達では無くなり、関係が崩壊するというのもごもっともで、壊したら駄目派と早く壊しちゃいな派の意見があり、面白かった。
ハセオの存在が有難くもある反面、さすがにここまで献身的なのは友達以上の愛があるだろうし、ならいっそ契約的にでも結婚しちゃえばいいのに
身体だけお互い愛人作っとけばいいのに、と思う。


「誰もが確かな気持ちがあって人といるわけじゃないと思うよ。」
「人といるのに愛という大義名分は必要ない、だっけ?」p96

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2024年02月13日

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