【感想・ネタバレ】追憶のレビュー

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ネタバレ

2017.12.2-
2017年、年末。
とてもいい本に出会えた。
悟のことを思うと無念だし、何より娘の梓のその後に胸を痛めること仕方ないが、人間模様が心を強くしてくれた。必ず光を灯してくれる人はいるはずだと、思える。

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2017年12月03日

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しばらく前、友人からこの映画を観てきたとメールがあった。よかったと。
ちょうど中盤に差し掛かって、年賀状を隠匿したり、単独行動しそうな勢いで、やばいんじゃないの…?とドキドキしていたころだったので、へぇ~最後は「よかった」んだぁ~と思うと、安心して読み進められた。
まだ上映してるなら、私も映画も観てみようと思う。

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2017年05月27日

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面白かったし最後は泣けたけど、各キャラクターの心情や、登場する情景など全体的にもう少し掘り下げて欲しい。
何となく全体的に浅い作りになっているのが惜しい。
王さんが2度世界一になっている凄さを再認識するとともにアツシたちに起こった事の対比が切ない。
岡田准一主演の映画はまだ見ていないが、演出でさらに深みのある濃厚な人間ドラマに出来る余地が十分にあると思う。

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2017年05月18日

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人を殺す話しにふさわしい表現では無いだろうけど、美しいストーリー。物語に入り込む前は簡潔過ぎる描写に物足りなさを感じるが、読み終えてそれは無駄の無さだと感じる。登場人物について、読み手が想像する余地を残してくれる読みやすい作品。

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2022年02月05日

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2017年に映画化された原作。主人公の刑事 四方篤は、子供の頃、母親に捨てられ、ふと小樽近くの小さな駅に降り立つ。そこで出会う似た境遇の啓太と悟。この3人を暖かく世話してくれた喫茶店の店主、涼子。しかし、この4人の生活は長く続かない。涼子の昔の男が突然やってきて、居座り暴力を振るう。その男を3人で殺してしまうが、涼子が罪をかぶる。それから、約30年。3人は別々に、心に罪の意識や家族に恵まれない辛い気持ちを抱えながら生きていた。しかし、悟が殺される事件が発生し、再び交わる運命。そして、篤は今の涼子に行き着き、出会い、心に抱えたものが少しずつ溶けていく。暗い気持ちになるシーンから始まるが、事件の真相に近づくにつれ、篤の心が少しずつ変わっていく様子が感じられた。そして、妻に淋しさを打ち明け、家族としてお互いを包むことに前向きに進もうとし始める終盤に向けて、暖かな気持ちにさせてくれる。

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2018年11月18日

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ネタバレ

さまざまな事情で家出をした少年3人の憩いの場であった北海道の片田舎の喫茶店。女主人の元に男が訪ねてきたことでその幸せなひと時がなくなった。あれから数十年後、少年の一人が殺された。

いったい誰が悪かったのか、どうしてこうなってしまったのか、お互いに支えあっていたのか、悲しい。映画が見たくなった。

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2018年01月28日

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2006年3月、王貞治監督率いる日本代表は、第一回ワールド・ベースボール・クラシックで世界の強豪と激戦を演じていた。同じ頃、北海道警察本部刑事部捜査一課の四方篤は、すすきののラーメン店で、野球仲間だった川端悟と29年ぶりの再会を果たす。川崎市在住の川端は、金策のため北海道にやって来たという。その翌々日、小樽市郊外の臨海部で川端悟の刺殺死体が発見された。彼は死の前日、娘との電話で「懐かしい人たちに会った」と言い残していた。四方は、容疑者として浮上した人物もまた、古い友人であることを知る―。
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重い内容だけど全200ページの文庫本でサラリと読めた。不遇の少年時代を過ごした3人の少年が抱える過去、大切な人を思う気持ち、プロ野球という注目される舞台に夢や希望を重ねるという陰と陽の感じ。過去は変えられないけど未来は変えられる、そう思わせてくれる一冊だった。

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2017年09月08日

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映画を観てから読みました。舞台設定は違いがありましたが本筋には影響がないのでスムーズに読めました。映画よりも救いのある終わり方のような気がします。わかりにくかった部分や気になっていた部分を補填できたのでよかったです。

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2017年05月27日

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映画も良かったけど、観た後に原作を読みたくなった。舞台設定は違ったものの、小説の良さがあり、これはこれでよかった。

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2017年05月25日

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岡田准一の映画と知ってたので、アツシはずっと岡田准一を思い浮かべながら読んだ。犯人はまさかの人で、意外性があり自分には良かった。

過去に1ヶ月だけ一緒に暮らした3人(4人?)にまつわるお話。小説としては、少し物足りない感じがあるが、映画となりゃ面白いだろうね。

自分は普通の親の元で育ったけど、不遇な少年時代を過ごすって本当に辛いね。自分の子供達に虐待するなんてマジ無理だけど、それをする人がいるんだよね。悲しい。子供と接してたら、腹立つ事は多いし、イライラするなんてしょっちゅうだけど、虐待はマジでダメ。

2022.10.11
マジか。初めて読んだと思ってたら2回目やった。
マジか。全然覚えてなかった。。まさかの1つも覚えてなかったパターン。

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2017年05月24日

購入済み

王さんと岡田くんと一緒に

王さんと岡田くんの顔を思い浮かべながら、あっという間に読み終わりました。
おそらく私と同年代の主人公たち。
特に野球好きではないにも関わらず、物語に出てくる試合は、いづれも印象深くて覚えている試合。試合のシーンごとに、私もその時代に飛んでいきました。
上映中の映画を観るのも楽しみです。

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2017年05月07日

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ネタバレ

岡田准一主演の映画原作。
家庭に問題を抱えた三人の少年・アツシ・ケイタ・サトシがある夏に出逢う。三人を優しく受け入れてくれた涼子。つかの間の幸せを三人はそこで過ごすが、その日々は長く続かなかった。ある事件が起き、仕方なく、元の生活に戻るしかない三人だった。
29年後、川端悟(サトシ)が殺害される。刑事になった四方篤(アツシ)は偶然、殺される前日に彼に再会していた。金策のため北海道にやって来たサトシ、殺したのはケイタ?過去の自分の行いを思い、自己保身と刑事としての自分との間で揺れる四方。そして田所啓太(ケイタ)も同じように抱えてきたものがあったと知り、かつての友情を大切にする決意をするところがいい。29年前の秘密を抱え、誰にも心を開かず生きてきた四方の選んだ結末がよかった。
あの夏、親に恵まれなかった三人だか涼子との出会いがせめてもの救いだと感じた。

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2017年05月06日

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ネタバレ

岡田准一主演の映画ということで興味をひかれ読んでみる。
いっきにさくさく読めた。
刑事、容疑者、被害者、幼い頃に出会い、何十年ぶりの再会、という設定があの映画”ミスティック・リバー”を思い出させる。
結局、犯人じゃないってとこもね。
でもアンブレラのママ涼子さん、この役安藤サクラってぴったり。
でもどうしてあんな最低な男とつきあったたんだよぉ。
でなければ、でなければ…。
山形さんがいてよかった。

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2017年05月02日

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面白かった。悲しかったけど、面白かった。
小説を先に読んでしまったけど
映画も見てみたいと思えるキャステング

舞台が、小樽、札幌、江別と目に浮かぶ場所というのも
小説を読んでいて、面白かったところでもある
先が気になって、あっという間に読んでしまったけど
丁寧に、淡々と、描いている小説だったと思う

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2017年04月24日

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ネタバレ

2006年3月、北海道で起きた殺人事件。その事件にかかわった三人の少年。29年後、三人は殺人事件の被害者、容疑者、刑事として再会する。映画の原作。予告編を見たので、篤は岡田君、啓太は小栗君、悟は柄本君で脳内イメージしました。29年間秘密を抱えて苦しみ続けた篤と啓太。悟からは二人ほどの気持ちが感じられなかったのは見ていただけだからかな。三人の小学生を「母親」として受け入れた涼子さんと、涼子さんを支え続けた山形さんのことももう少し知りたかったな。映画楽しみです。

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2017年03月21日

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二〇〇六年三月、王貞治監督率いる日本代表は、第一回ワールド・ベースボール・クラシックで世界の強豪と激戦を演じていた。同じ頃、北海道警察本部刑事部捜査一課の四方篤は、すすきののラーメン店で、野球仲間だった川端悟と二十九年ぶりの再会を果たす。川崎市在住の川端は、金策のため北海道にやって来たという。その翌々日、小樽市郊外の臨海部で川端悟の刺殺死体が発見された。彼は死の前日、娘との電話で「懐かしい人たちに会った」と言い残していた。四方は、容疑者として浮上した人物もまた、古い友人であることを知る―。超大型映画「追憶」原作小説!

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2017年03月17日

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ネタバレ

映画の方を先に観てから読みました。
映画の舞台は富山だったけど、原作は北海道だったのか。映画の方が美化されてて、小説の方が登場人物の感情が生々しいなと思った。

みんなの過ごしてきた二十九年の想いがそれぞれスッキリまとまってる感じだった。

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2021年09月03日

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辛い。家族に恵まれず辛い体験をした少年三人。月日が経ってから思いがけない再会。そしてまた殺人事件。家族とはなにか問いかけられる作品。

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2018年11月07日

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初めましての作家さん。
文庫の帯に書かれた、岡田准一主演で映画化という宣伝文句に惹かれて手にした本。

三人の少年が大事な人のために犯した殺人。
罪を隠すため、音信を絶ったはずの三人が出会い、過去がよみがえる。

最初の設定は、他の本が思い浮かんだりしたが…

この本も読んですぐにWOWOWで放送されているのを見た。
小説の舞台が変更されていたり、かなり端折っていたり、と、映画はかなり残念だった。
映画が先だったら原作は読まなかったかも。

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2018年08月07日

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昨年(2017年)の岡田准一主演映画の原作だそうです。
ミステリーというよりヒューマンドラマ
盛り上がりにかけて、淡々とストーリが進みますが、楽しめました。

ストーリとしては、家出をした少年3人を受け入れた北海道の片田舎の喫茶店の女主人。
そこで、4人は良い家族として暮らしていましたが、ある日、刑務所上がりの男がその喫茶店に訪ねてきたところから運命が変わります。
そして、ある事件を境に3人はバラバラに。

そこから29年後、その一人が殺されてしまいます。
刑事になっていた主人公はその犯人を捜します。
容疑者としてあがったのは、もう一人の仲間。

本当に彼が殺したのか?
そして、その男が守りたかったものとは?

といった展開です。
事件の真相はあっけないものでしたが、29年前の事件を背負ってきた男、そして本当に守りたかったもの、切ないストーリでした。

これはお勧め!

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2018年06月03日

Posted by ブクログ

2017/08/22
映画が気になっていた作品。
なんというか、あっさりした小説だったな、という感想。
もうちょっといろいろと膨らませられたんじゃないかな。
でもストーリーはおもしろい。
映画も観てみよう。

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2017年08月22日

Posted by ブクログ

話題の映画化原作、初めての青島武。
ひと夏の家出経験で繋がり、秘密を共有した三人の少年のその後に起きる殺人事件。成長し刑事となった少年の苦悩と捜査を描いています。

正直言います。
文庫で200ページ・・・ミステリとしても人間ドラマとしても、薄いです。特に犯人、ってかミステリの部分に関しては、ちょっとした禁じ手感もあり・・・それが残念です。
ま、ライト感覚のミステリとわかって読む分には、悪くないですが・・・

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2017年04月23日

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