【感想・ネタバレ】この勇者が俺ＴＵＥＥＥくせに慎重すぎるのレビュー

土日月 / とよた瑣織

[Revy · ★★★★☆]

天然ボケ(無知)とツッコミの嵐

女神による怒涛のツッコミがツボにハマり、その場で２、３回読み返して笑ってました。
とてもとても笑わせてくれるのですが、今後も敵が現れる度に女神と読者を驚かせてツッコませる展開を維持できるのかそこはかとない不安と、惰性にならないでという期待が残りました。

[ゆき · ★★★☆☆]

一気に買うと・・・

１巻、メッチャ面白かったです。思わず、高い本なのに４巻まで買ってしまいました。ホント、高い本なのに。
２巻以降も確かに面白いのですが、１巻の雰囲気はどこへやらのシリアス展開になり、３巻ではダメなヒロインを格好良く助ける王子様的展開。
２転３転と、そうじゃない感を味わいながら、勿体無いので読み続けるストレス。
特に３巻は辛かった。来るなと言うのに付いて来て、やるなと言うのにダメ行動に走るリスタ。尻拭いは全部ヒーロー任せ。優しいのは良いことだけど、今時珍しい短絡的なお荷物ヒロインに成り下がってしまいます。
１巻では、ガサツで下品なところがあっても、明るい突っ込み役として好感が持てていたのに・・・。嫌悪が強いため、臭いとかミミズを食べるとかのネタも笑えない。
長編として、話しの雰囲気が変わるのも仕方ないけど、１巻で得られた快感を期待して次巻を買うわけで・・・。牛丼買ったつもりなのに、蓋を開けたら海鮮丼だったらがっかりする人もいるでしょう？海鮮丼も美味しいけどね。
４巻はちょっと１巻の感じに似てましたが、もう良いかな。疲れたし。高いし。