【感想・ネタバレ】佐藤愛子の役に立たない人生相談のレビュー

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Posted by ブクログ

言葉に選び方が素晴らしく、読んでいてスッキリします。
今までの積み重ねがあってこその迫力で、他の人が同じことを書いても(言っても)、この説得力は出ません。
佐藤さんのファンだった祖母の生前に是非読ませたかった。
企画を立てた人もすごいと思います。

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2018年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「九十歳、何がめでたい」があまりに面白くて「こんな面白そうな本もでているぢゃないか!」とすかさず手に取った一冊。何よりも佐藤先生の、カカと笑っているかのようなこの表紙の表情。

役に立たないと謳っておられる様に多分ほとんど人生相談の役には本当に立たないと思うのですが、ストレス発散の役にはかなり立つのではないかなと思うのです。
とにかく痛快。「人生相談なんかしたくない」とあれほど「九十歳何がめでたい」で書いておられたのに引き受けちゃったのな~という残念感(?)もあるのでなおさら面白いのです。でもやけっぱちというのでもなく、先生なりの真面目さでちゃんとお答えにはなっているのです。

「それはどうかなぁ」と反論や疑義の余地のある回答もあるのですが、人生相談なんか正解はないのだからこういう意見も面白いよなぁと思うのです。
むしろ、佐藤愛子先生に人生相談を持ちかける人は、「くだらないっ!」などとばっさり切られたいのでは、とも思えるのです。別に悩みなんかないけれども佐藤愛子先生に切られるなら人生相談持ちかけてみたいと思いますもの。

佐藤愛子先生の回答に添えられた表情のイラストもまた痛快。するする読めてすっきりするまさに解毒剤の一冊。他の本もちょっと読んでみたくなりましたね。
何か読むものないかなと探している方、さらっと読める一冊お勧めします。

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2016年10月25日

Posted by ブクログ

悩みを相談している側からしたら、真剣そのものなのだろうし、そう思うとこんな回答で良いのか…!?と思ってしまうのだが、それを他人事として見ると、途端に可笑しくなってしまう。
「はぁ、なるほどなぁ」という軽い気持ちかつ、短い時間でサクッと読めるので、ちょっとした空き時間にもおすすめ。

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2016年09月14日

Posted by ブクログ

人生の大先輩である佐藤先生が、老若男女から寄せられる様々なお悩みをバッサリ切っていきます。
相談している側からすると真剣そのものなのでしょうし、そう考えると「こんな回答で大丈夫か……?」と思ってしまうものの、他人事だと思うと途端にクスッと笑えてしまったり。
日々のちょっとした空き時間で軽く楽しめる1冊です。

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2021年10月19日

Posted by ブクログ

まずタイトルが良いですね。
「役に立たない」と「人生相談」の対比が面白い。

そして92歳とは全く思えない切れっ切れの回答が痛快です。

良くある「相手に寄り添って」と言う回答とは真逆とも思える愛とユーモア溢れる珍解答(失礼) 歯に衣着せぬ物言いなのですが、不思議と嫌な感じが全然なく、思わず噴出したり、「そうだよな、その通り!」と納得する回答多し。

人生相談なのに、楽しいエッセイ本を読んでいる様な錯覚に陥った愉快な1冊です。

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2021年03月15日

Posted by ブクログ

タイトルだけで予想はつくけど、相変わらずスカッとする佐藤愛子さんの本。
作家になるにはどうしたらいいですか?って人に遠藤周作さんも激おこだったとか。
面白かったデス。

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2017年11月11日

Posted by ブクログ

☆4.26?くらい
純粋に相談相手の役に立とうとする回答ではなく、持論を出してきているところがいいと思った。

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2017年05月16日

Posted by ブクログ

「90歳、何がめでたい」が大人気の佐藤愛子さん。
初めて読んだ。
文春の阿川対談もおもしろかったが、この本もおもしろかった。
字も大きいし、イラストもあるし、つるっと読めてしまった。
私がきれいに見えるのは、メイクの人もついて、撮影してるから。本当の私は、歳相応のおばあさんですよ、とか。
自分のことをイケメンだと思っていて、謙虚なイケメンなんていない、とか、歯切れがいい言葉がよい。

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2016年12月20日

Posted by ブクログ

著者の回答があっさりながら、本質をついていて、それでいて温かいので、読んでていて晴れ晴れする。悩みは人それぞれだが、他の視点から見るとそう言う考えもあるのかと気づきがある。タイトルを著者が「役に立たない人生相談」としたように、決して上から目線でなく、そっと気がつかせてくれている。

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2016年10月08日

Posted by ブクログ

表紙の愛子先生、いやもうお若く、お美しい。92歳?ウソでしょ!という感じ。人生相談への回答は、当然ながら「お叱り」系。かつてほどのイキオイはないけれど、まだまだ怒ってるのがさすがだ。

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2016年07月26日

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