【感想・ネタバレ】ビジュアル図解 聖書と名画のレビュー

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Posted by ブクログ

見応えあった!聖書を「名画」という切り口で紹介。時系列で紹介されているのはもちろんですが、関係図とか地図もあり、絵画の構図説明やマメ知識なども盛り込まれていて、とても分かりやすかったです。聖書への解像度が一段階上がった感じがします。この勢いで聖書コンテンツ触れたらもっと理解できそう。
私が美術系専攻していたこともあり、知ってる絵や画家が紹介されていたのが良かったのかな、でもNHKの美の巨匠ナントカみたいな番組でもよく紹介されてるから、きっと一般の人でも知ってるかも。

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2023年05月30日

Posted by ブクログ

「図説 地図とあらすじでわかる!聖書 (船本 弘毅)」と照らし合わせながら、何度目かの再読。

絵画のサイズは、本書A5版の半分くらいのサイズ(10cm×12cm)のものが多い。絵画の解説と、聖書のあらすじが絵画の周りを埋めるという構成になっている。

これまで下記の様な類書を読んできたが、その中では本書は絵と文のバランスが一番取れているのではないかと感じた。下記の類書の寸評は、本書を基準として比べたものであるため、その差異からも本書の特徴が掴めると思う。


■ビジュアルワイド 図解 聖書と名画 (中村 明子)
→基本的には本書と同じ内容であるが、A4サイズになったため、絵が大きく、綺麗に見えるのがメリット。しかし、絵の枚数が114点から79点に減ってしまい、それに伴い聖書のあらすじも減っている点が惜しまれる。とにかく絵を大きく見たい人向け。

■一冊でわかる名画と聖書 107の名画とともに聖書のストーリーを解説 (船本 弘毅)
→絵のサイズが小さめ。文字数は多い。

■名画で読み解く「聖書」 83の名画で触れる聖書の人物と物語 (大島 力)
→解説の文章がわかりやすい。絵の枚数が少ないのが残念。

■聖書の名画はなぜこんなに面白いのか (井出 洋一郎)
→文庫なので絵が小さすぎる。絵の鑑賞には不向き。絵はおまけで、聖書のあらすじを大雑把に把握するには良い。

■鑑賞のためのキリスト教美術事典 (早坂 優子)
→キリスト教美術を鑑賞するうえで必要なキーワードが「あいうえお順」載っている事典。絵はとても小さい。あくまでもキーワード事典であり、掲載されている絵を鑑賞する目的には作られていない。あらかじめ聖書のあらすじの理解が不可欠で、あらすじを把握していない人が、ただ順番に頁をめくってみるだけでは、ほとんど理解を深める役には立たない。

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2022年06月10日

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