【感想・ネタバレ】萌える!ケルト神話の女神事典のレビュー

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Posted by ブクログ

 本シリーズは「萌え萌え〜」の頃からよく買っていた。今回、断捨離の一環として電子書籍版をダウンロード。透過光で鑑賞するイラスト、本のノドに妨げられない見開きイラストをぞんぶんに味わう。
 ケルト神話の初期は血なまぐさい印象があり、後期は典雅な王朝ものへと変化してゆく。ドン・キホーテが耽読した騎士道ロマンの端緒はここか。
 151頁クー・フーリンの絵は Good job。これまでイメージがつかめなかった戦闘モードがよく理解できた。

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2020年07月27日

Posted by ブクログ

タイトル表紙から判るように萌えイラストでケルト神話の女神を紹介する一冊……ではあるのだが、その外見に比べて内容はかなり本格的。そもそも現存するケルト神話はローマや他民族の書き記したものであり(ケルトの民は口伝メインで、書物として記録を残さなかった)、遺跡のレリーフや彫像でしか確認できない神もいるという。神話中に出てこない以上、こうして個々の神に焦点を当てる行為は極めて重要になってくるのだ(女神限定とはいえ)。

本場アイルランド・スコットランドは勿論、ウェールズ、コーンウォール、ブルターニュ、ブリタニア(イングランド)から大陸のケルトに至るまで広範に及ぶ女神紹介のほか、後半の白黒ページでは神話の概要や最大の英雄クー・フーリン、アーサー王伝説、ケルト人の歴史にも触れていて、満足度は高い。

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2019年08月20日

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