主人公である小林一郎の願いは一つ、「主人公にアドバイスをする友人」になること。そんな夢が叶うかもしれない出来事が今訪れている。それは、高校に入ってできた親友、火乃森龍牙がいることだ・・・。
そんな始まりのこの物語、主人公は他の物語とは違います。友人を目指す人なんてそうそういませんからね。
ですが、そう簡単に友人になれないことはお約束。いろいろ気を回して主人公の友人になっているはずなのに、気がつけばバトルや恋愛などに端を発する様々な困難に立ち向かっています。その展開がまた見ていてワクワクします!
もちろん、作者の前作である「瑠璃色にボケた日常」から続くキレの良いツッコミももちろん健在。テンポよし、展開よしで爆笑必至のこの「友人キャラは大変ですか?」を是非どうぞ!
感情タグBEST3
うーん
斬新ですね読んできたラノベでも奇妙でよめないストーリーだと思います気にいるいらないは読む人それぞれだと思います一巻だけとりあえず読んでみようと思いましたが俺は次巻が気になったので読んでこうと思います(´∀`*)
だいたい予想通りの展開になる
設定やら何やらがだいたいお約束通りなのである程度は先の展開が読める。ただ本作品はその中で主人公が自分の願望通りに話の展開をもっていこうと奮闘する姿が描かれており、あまり見ない作品となっている。
今後も主人公の行動がお約束通りにならないことを期待します。
Posted by ブクログ
異能バトルラノベの友人キャラが主人公.
なんだけど,ど凡人じゃない.
更に,異能バトルラノベの主人公の親友ポジを得たと思ってたら
まさかの展開ですね.
僕は大人だから最初のカラーイラストでこの展開は予測出来ただなんて絶対に言わない.
大人ですので.
更にハーレムヒロインたちともフラグを建立していく友人キャラ….
くっそ面白かったわ.
こういう話ぼくは好きだなぁ….
Posted by ブクログ
ゲームにおける「詳しい事情は知らない友人キャラ」だと自認する一流のベストフレンダー小林が、友人・火乃森龍牙を輝かせようと四苦八苦する物語である。
物語構造的にはこうした世界観をきちんと設計してから壊していく手法だが、全力でモブ友人キャラを演じる主人公の変人っぷりはなかなか極まっている。自分から買って出て賑やかしを演じるのみならず、その道に殉じようとまでしているのだから酔狂も極まる所業だ。
やや惜しいのはそうした友人キャラの立ち位置が壊れていく後半部が、少しパンチの弱い面もあったところだろうか。たとえばカラオケでの彼への(設定上の)疑念などは、いま少し鮮やかな形で説明されてほしかった感はある。
そうした面も含めて、ここでは星四つ半と評価している。軽妙な会話やテンポ感の良い展開などは良かったが、一冊の本としてはやや軽かったかなと。
ところで、この一巻で物語の構造は完全に壊れてしまっているのだが、どうも続巻があるようだ。どう話を進めていくのか楽しみにしたい。