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大阪本願寺と織田信長の争いから物語は始まる。信長に包囲され籠城を迫られた本願寺の顕如は毛利家に兵糧を輸送するよう頼むが毛利家だけでは運びきれないので村上海賊を頼むこととする。三島村上の長である能島村上武吉は娘の景を毛利家家臣の児玉就英に嫁がせる条件で味方するとした。就英は醜女で海賊働きをしていた景を嫁にはしないとしたが吉川元春の説得により承諾する。しかしその頃景は助けた伊予廻船を難波まで送り自身がモテると言われた堺を目指すところで終わり。
とても読みやすい。
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織田信長と本願寺の対立する中、本願寺側が毛利家を通じて起用した?(するでしょ?)村上海賊。歴史に疎い私的に今までライトを向けることのなかった一族ですが、はじめの“景”登場〜戦闘までのシーンで一気に興味がわいて好きになりました(和田竜先生の魅力とも言えますね)。
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戦国でも海賊モノは初めてだし、ドラマなどで小悪党として描かれる事の多い本願寺顕如の扱いも新鮮。
痛快ではあるが、これからどの様に展開して行くかハラハラでもある。
景の性格が性格なだけに。
過去にこの作家の作品は「のぼうの城」も読んだが、歴史モノにしてはテンポが良い。
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地元広島の話で大変興味深く読みました。
でも私的には「のぼうの城」の方が面白かった。
また、宗教というものの力強さと同時にこわさを知らされた。
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まだ2巻までしか読んでいないが登場人物もしっかりしていて話がとにかく面白い。
戦国時代の知識など受験程度の浅いレベルだけど、要所要所解説してくれてわかりやすかった
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4冊を1か月くらいで読んだが、次の展開が気になり、時間がある時に読み進んだ。史実に基づきつつ、主人公の景(きょう)、七五三兵衛たちの男気に熱くなった。
戦国時代ならではで、今となっては酷い時代だが価値観を変えると美徳も変わると思い知った作品。
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序盤場面切り替えが多くて、誰が誰だかわからなくなりましたが、村上海賊のみなさん視点でほぼ固定されてからはぐっと面白かったです。
文章が映像的で、イマドキな感じ。
カット割まで考えられてるのか?と思えるほどでした。
時々入る歴史的な、俯瞰的な情報もナレーションっぽいですね。
姫さまはどう変わっていくのか?
モテるのか!?
楽しみです。
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瀬戸内海の海賊の話は聞いた事がありましたが、歴史に大きく関わっていることに大変興味を持ちました。まだ一巻しか読み終えていませんが、景の恋話、活躍、大坂本願寺の戦いを楽しみにしたいと思います。
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とても面白い!!!!
歴史はとても好きで戦国武将は沢山知っていたけど、海賊の話などは観たことなく、実際僕が思い描いていた物を盗んでいくような海賊とは違い、戦国武将みたいでスラスラ読めた
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どんどん読めちゃう❗
景は、長沢真澄ちゃんで、阿部寛、宍戸かいに( あれ?テルマエロマエ?) 海賊といえば、ウサギ丸?加藤浩次?ムンムンと体臭まで攻めてくるよー。脳内映像を楽しんで、あっという間に読んじゃた。
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瀬戸内の海で海賊業を営む村上海賊。
実在する村上武吉の(架空の?)娘である景のお話。
戦国時代織田信長と敵対する大坂本願寺に教徒を送るために船を出す…その命運は…
和田竜先生の小説は初めて読みましたが、時代背景の描写や、登場人物の想いが伝わってくる。
読み終わった時の爽快感も良い。
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あいつ、首になりよったで
と、生死が人為的に日常で一線を交える時代に
娘が理想と現実の中で生き抜いてゆく
生き様、という言葉の
意味や重みは現代とは格別であり
誰かのために
なにかのために
生きることが
強さ、を生み出す本
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村上海賊の話。初めて読みました!景や弟の景親、兄の元吉や父の武吉、来島村上の吉継、因島村上の吉充、眞鍋七五三兵衛やその父、眞鍋道夢斎など個性豊かな人が出てきて面白かったです。石山合戦の本願寺側影役村上海賊がこれからどんな活躍をするのか楽しみです!【小5】
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とりあえず一巻。いい感じにこれから面白くなっていきそう。ワクワク。
勝手に景の顔は中村アンさんとか高橋メアリージュン的な人を想像してます。(目鼻立ちとかの描写から)
時代が違えば美醜の考え方も違うのね...。
当時の国どうしの地理関係とかちゃんとリアルタイムで追いつくためには集中して読む必要があるが、この感覚を頭に入れたまま日本中(特に近畿、四国、中国)を旅したらとっても楽しそう。
城址めぐりしたくなる。特に中四国は知らない地名ばかりでぜひともしまなみ海道から探索してみたい。
眞鍋家の泉州弁がだいぶガラ悪くて、泉佐野出身の友人のことを思い出して愉快だった。
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最初の前置きというか蘊蓄というか、なかなか本題に入らないのでそこがいまいちかなあーと。
当時はのっぺりしてふっくらしているのが美人で、景のような目鼻立ちがはっきりした色黒女は醜女なんですね。
文庫本のイラストがイメージ通りで◎
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普段歴史小説はあまり読まないので、最初は入りにくかった。
登場人物を覚えてきて、村上海賊に視点が定まってからはスっと読めた。
戦国時代の知識がほぼ無いため、この先の展開も、誰が出てくるのかも、どうなるのかも、何も分からない。そんな私でも読みやすかった。相当分かりやすく書かれてるのかと。
歴史の勉強やり直そうかな…
景のキャラクターが良い!姫と言われつつ全然姫感のない海賊娘。
絶対この後おもしろくなる。
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無茶苦茶な行動をとるのに何故か憎めない景を始め、緊張した場面でも妙に緩くてユーモアが感じられて良い。
ほぼ現代語で書かれているので非常に読み易いし、所々に解説が挟まれているのも背景を理解するのに役に立つ。
評価に違わぬ面白い作品のようなので、続きを読み進めるのか楽しみです。
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全四巻からなる戦国時代歴史小説。
大坂本願寺を寄越せと圧をかける織田信長。
どうしても本願寺だけは譲れない一向宗。
信長に抵抗すると決めた大坂本願寺(一向宗)が雇った傭兵・雑賀孫市が、戦に必要な兵糧は毛利家に、運搬は海路で村上水軍に頼れと提案する。
そこから舞台は毛利家と村上水軍へと移っていき、能島村上水軍当主の娘、村上景(気が荒く、醜女と周りから言われている)が主人公として話が進んでゆく。
この第一巻は前半に地理、地名、家系、人名、時代背景がわんさか登場してややこしい。
なんとか把握したあとは少し読みやすくなる。
毛利、その他歴史の人物がどうあったか、海賊がどういうものだったかが史料を挙げて説明されるので『へぇ』と思うこともある一方、どこまでフィクションなのかが歴史に疎いわたしにはわかりにくかった。
とはいえどちらにしてもエンタメ歴史小説として面白いので全四巻、読破したいと思います。
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1巻読み終えてもキャラの強さにまだ慣れない…。
のぼうがすごく面白く感じたし評判もいいし、読み進めるどこかで楽しくなってくることを期待してます。
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しまなみ海道行くからと思って読み始めたけど、1巻読むのに2ヶ月かかって旅行には間に合わず。
歴史物?読み慣れてないからか、なかなか進まない。人の名前おお、似過ぎ、地理分かんねぇ、主従関係むず、久しぶりに出てきたこいつ誰だっけ?みたいなの延々続く。笑
今作の特徴なのか知らんけど、話進んだと思ったら、合間に文献の説明出てくるからそれに慣れるのも時間かかる。
焼きごてのくだりで読む気力を一度失う。
能島三島の把握に疲れて気力を失う。
未だに登場人物、全然把握できてない。
なのにまだまだ増えそう…
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初めて歴史小説を読みました。
やっぱり登場人物の名前を覚えるのが難しいなぁ…と。
ただ、登場人物の台詞回しや時代背景の説明はわかりやすかったです。
まだまだ物語の導入部分になるので、機会があれば読み進めていきたいです。
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初めての時代小説。
中盤までは動きも少なく退屈に感じたけど、終盤であれこれ動いてきたら面白い。
ただ、誰の目線なのか、誰の発言なのかがわかりにくかった。
2巻に期待
☆3.0
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初めは醜女の物語かと思うと何となく気が進まなかったけど、現代の西洋風な顔立ちが醜女扱いされていたとする理由付けでなるほどと
やっぱりイメージ大事
戦国時代の海賊王の娘が冒険に出かける様な話で面白い、主人公の景のはちゃめちゃさや強さなど海賊っぽくて、海賊王の血を感じる
また、その兄弟もそれぞれキャラがあって面白いです
大坂についてこれからどんな冒険をするのやら楽しみ
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本屋大賞ということで購入。巻頭についている地図がなんとなく学校図書みたいで嬉しい。平沢下戸さんデザインの表紙にも惹かれた。しかも物語は村上水軍。これは間違いなく面白い‥‥はず!(4巻一気買いしたので自分自身でテンションを上げてみる)
弟くん(景親)かわいそう‥‥姉ちゃん(景)ひでー(笑)!
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瀬戸内海の海賊の娘 “景” を主人公とする長編歴史小説の第一巻。
小説でしょうと、気軽に読み始めたが、作中のあちこちに、出所確かな史料が示される。史実を基にした時代小説。
日本史、特に戦国時代の知識が乏しいので、序章は、厳しかった。が、第一章に入り、全てが規格外の“景”の登場で、「イケメン好きの海賊令嬢が、瀬戸内海で大奮闘」的な、エンターテイメントに。
景の今後も気になりますし、イケメンの海賊頭領との縁談も心配ですし、続きも何処かで読みます。
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まだ、おそらくほんのさわりで話自体がどうこうというのはよく分からないけれど、登場人物がとても魅力的で、それだけで話に引き込まれています。
続きが楽しみだ。
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次代小説は読み慣れていないこともあり、最初の方や史実の話は流し読みになってしまった。
中盤からは景の竹を割ったような性格や登場人物たちの生き生きしたやりとりに引き込まれた。
これからどんな話になるのか楽しみ。