感情タグBEST3
Posted by ブクログ
岡崎作品は タレーランの事件簿からです。
他の作品も 読んでみようと思いまして。
てっきり ホテル再生物語だと思ったのですが。
ちょっと 違いましたね。
でも 一気に 読めました。
でも こんな子
どの 職場にも 一人は いますね。
がんばるんだけど
なぜか 空回りする子。
見てる分には 良いのですが。
いっしょに 仕事をするとなると
大変なんです。
今回のキーワードは つまずき。
猫 ですかね。
続編を期待したいです。
Posted by ブクログ
*
ーおっちょこちよこ。
*
ずっと読みたかった岡崎さんの作品。お取り寄せしてみた。千代子、二宮、大原という個性的なキャラクターに愛着が湧く作品。崖っぷちホテルを舞台に繰り広げられるお話。千代子のおっちょこちょいながらも頭の回転がいい所好きだなぁ。
.
Posted by ブクログ
ミステリーというほどの重たい事件は起きないので
中高生とかは読みやすいかなと思った。
二宮がドSな指導と書かれていたけど
ドSというよりツンデレの方が近いかな〜、、
冷やかされてもおどおどしないくらい
クールな感じででもどこか千代子に惹かれちゃうくらいの感じが理想だったな〜と思いました。
お仕事小説としてはライトに読めます。
Posted by ブクログ
経営難で廃業寸前の崖っぷちホテルで働く新入社員の千代子、先輩の二宮、彼らの上司大原の3人を軸に進むストーリー。
各々独立した内容の短編ミステリーなので読みやすく。それでいて深さもありました。
千代子のドジっ子は、社会生活に不安を感じるレベルでやべぇ。
二宮は言う程ドSでもないような…。
大原はどうしようもないですね(笑)。
個人的には第二幕の「家族未満旅行」が切なく心に残りました。タイトルの意味も哀しい感じで。
でも、全体的にコミカルな1冊だったと思います。
Posted by ブクログ
新米ベルガールが遭遇した不思議な出来事の数々に、彼の教育係になった先輩社員とともに奔走するコメディタッチの連作短編集。手に汗握る緊迫感のあるミステリーとは異なり、気楽な感じでサッと読むことができる。
Posted by ブクログ
場所も仕事も崖っぷちなホテルに
今年も新入社員が入った。
連続短編4本なのですが、ベルガールが
まったくもって共感できないというか
社会人これで大丈夫? と思える性格。
おっちょこちょいなのは仕方がないですが
この考え方…ついていけないというか
これが失敗の元になるのでは? としか。
話を進めていく上では、いい主人公かと思いますが。
事件としては、どれもこれも驚きの内容でした。
一番犯罪率が高かったのが、くま、ですが
ベルガールの職務内容が一番恐ろしかったのも
この話でした。
Posted by ブクログ
お客さんがほとんど来ない、崖っぷちホテルを舞台にしたミステリー短編集。
殺人事件とか、ものすごい事件が起きるわけではないけれど、小さな事件を、従業員サイド、客サイドの両方から見せることで、うまくミスリードを誘う構成になっているところがうまいと思う。
ただそれ以外の点はわりと強引だなと思う部分は多いし、何よりも、超個人的な意見としては、登場人物にもれなく好感が持てない…「タレーランシリーズ」もそのきらいがあったので、そういうことなんだと思う。
Posted by ブクログ
【感想】
・お気楽ミステリ。そしてホテルは「笑えるホテル」となった。
【内容】
・結婚式の二次会に謎の女。トイレの排水口に大量の髪の毛。
・なんだか別れ話のような会話をしている子どもたちと、車上狙いの被害。
・薬物取引かもしれない場を千代子のドジがひっかきまわす。
・家族で宿泊している高校生の息子が行方不明。そして仮眠中の千代子の枕元にあったプレゼントは。
▼崖っぷちホテルについての簡単なメモ
【大原俊郎/おおはら・としろう】ホテルのフロントクラーク。五十歳。腹が丸々としている。やる気なし。口髭は自慢。
【長田/おさだ】キャバクラで脅され何かの運び人として使われることになった元ブロサッカー選手。
【落合千代子/おちあい・ちよこ】主人公。ホテルの新入社員。最大の特徴は生まれながらにそそっかしいこと。いきなり転んで「おっちょこちよこ」なるニックネームを頂戴した。ポジティブなのが取り柄。
【木下宗吾/きのした・そうご】ホテルで結婚式をあげたばかりの夫。
【木下穂乃香/きのした・ほのか】ホテルで結婚式をあげたばかりの妻。「最悪」と不機嫌。
【熊本憲介/くまもと・けんすけ】千葉県警本部長。ほぼ熊。大原とは子どもの頃からの友人。
【グランド・パシフィック・ホテ】舞台となるホテル。部屋数三百近く、建設後五年。プライベートビーチもある。のに、通称「崖っぷちホテル」。太平洋に面する崖の上にあるだけでなく経営的にも…。
【健太】家族旅行で来た小学五年生。
【貴文】手嶋銀次郎の息子。千葉在住で、佐賀の家を離れようとしない銀次郎との同居を望んでいる。
【手嶋銀次郎】佐賀で独り暮らししている爺さん。息子の誘いと二人の孫の懇願よって心ならずもホテルの客にされた。息子は貴文、その妻は絵美、孫は勇貴、紗絵。
【二宮宏人/にのみや・ひろと】ホテルのコンシェルジュ。二十五歳。仕事ができる。ミスはない。アイドルになれそうなほどのイケメンだが女性への対応に慣れていない感。わかりやすい欠点があるというが千代子にはわからない。
【ベルガール】この本では雑用係。ともあれ、客と直接接する仕事ではあるようだ。
【勇貴】手嶋銀次郎の孫の一人。なんやかんやいいもってお爺ちゃんのことが好きみたいだ。
【ヨシノ】手嶋銀次郎の自宅によく来ていた。人間ではなさそうなのでたぶん、猫?
【唯】家族旅行で来た中学一年生。旅を終えたくないもよう。
Posted by ブクログ
軽く読める人が死なないミステリー。元ホテルマンの私からすると、このベルガール、大丈夫か?と不安になる…。大原主任も笑えるけれど、良く上司が務まるな〜と思ったし。それなりにちゃんとミステリーらしい仕掛けもあって面白かった。
Posted by ブクログ
岡崎琢磨作品のなかでもとりわけライトな作品ではないでしょうか。ベルガールが勤務するホテルで宿泊客が巻き起こすドタバタ+ちょっと謎解きの要素も加わり、主人公と先輩社員、ふたりの上司の3人が仕事をしているような遊んでいるような、でも結果的に事件は解決といった体で書かれています。
ラストの章である手嶋一家が巻き起こす出来事は読み手視点でもすっかりだまされてしまうような仕掛けがちりばめられていて、いい話しで締めくくられているなと思います。
Posted by ブクログ
連作短編集。
ホテルの新人ベルガール千代子が主人公のミステリー要素の薄めの物語。
千代子は「おちょこちよこ」と呼ばれるくらいにヘマばかりする。 その性格ゆえに事件などに巻き込まれることになる。
新人研修係りに任命された先輩と上司の3人が中心となり物語が進み、先輩と千代子をひっつけようと上司が企み最後にその恋の行方を暗示する終わり方になっている。
ほのぼのとし、岡崎琢磨らしい感じの仕上がりだと思える作品。