【感想・ネタバレ】日本漁業の真実のレビュー

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Posted by ブクログ

I really recommend this book to understand the overview's situations of the fishing industry in Japan. I want to know such books as explaining agriculture and forestry in Japan, too.
这本书很好.我看了懂日本渔业的情况。我也想或者看日本农业情况的,或者看日本林业情况的。

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2014年04月06日

Posted by ブクログ

日本の漁業海域は狭まっている。限りある資源の中で漁業はその調整機能を担う。
瀬戸内海の透明度が高いのはプランクトンが減ったから。
養殖業も餌は魚から。

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2017年12月03日

Posted by ブクログ

日本の漁業の現状を漁法、国際規制、流通、漁協等さまざまな観点からの情報を提供してくれる一冊。

全く知らない業界の一端を知ることができたが、これからの日本の漁業が非常に心配になった。

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2017年03月19日

Posted by ブクログ

まさしく俯瞰の本。TAC批判には直接にうなづけないところもあるが、ともかくデータに基づいた議論は重宝

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2014年04月22日

Posted by ブクログ

本書は、日本漁業の栄枯盛衰について書かれている。
様々な視点で、データを用いながら生産者、取扱者(商社や流通業者)、消費者の過去から現在までを細かく説明している。水産業界を知らない人には読むのに苦労する事が考えられる。

日本漁業に於いて、1番の問題はやはり日本人の魚離れが起因する需要の減少(可食部が少なく、他の食材に比べ食べるのに手間がかかる事が原因か?)、ある魚種では資源が減少していることも原因の一つだが、需要減から漁獲量も減っている。
都市部では、どのように付加価値をつけて、商品を販売していくのか。地方では、マーケティング・プロモーションを行い、どうやって人を呼び込めるかが需要回復の鍵になると考える。
その方法を考えていきたい。

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2022年10月21日

Posted by ブクログ

漁業者側、業界側に立って書かれた漁業の現状と問題点。
現状の漁業の仕組みがこうなってしまっている背景はよく理解出来たのだが、勝川先生を『通俗的な改革論をばらまき、業界を混乱させている論者』呼ばわりするのは如何なものか。
ニシンが消え、鰯がとれなくなり、ハタハタが禁漁になった原因(のひとつ)が乱獲でないとでも言う気なのだろうか?
寿司屋でまともなヒラメや締め鯖が出てこなくなったのが幼魚漁獲と無関係と?
境港で起きていることが正しいと?
正確な持続可能な漁獲高を求めるのは無理なのは分かるし、遠洋だけでなく沖合ですら日本の漁業が退勢なのに危機感を持つのは当然だが、管理可能な沿岸漁業まで同じ土俵に持って行こうとするのは乱暴ではなかろうか。
水産会社ではなく地域漁業者と将来の消費者に対しての責任感による問題提起を、業界秩序を混乱させると言う限り、業界外のメディアや消費者からの非難論難が増すのみということを理解すべきかと。
いやまぁ、それはさておきインナーの方の意見として冷静且つ真っ当な反論だし、全体として素晴らしい漁業の概説書だと思います。

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2016年06月01日

Posted by ブクログ

日本漁業を見通すための土台をつくり、今の漁業に何が不足しているのかを考える機会を提供をすることを目的とした本。通俗的な漁業批判(や改革案(TACやITQによる資源管理の重視など)には批判的な論調。
漁業のことはほとんど知らなかったので、漁法の種類や漁協と農協の違いなど、日本漁業について勉強になることが多かった。漁業をめぐる国際環境がいかに厳しくなってきているのか、漁業振興にあたっての流通機構の大切さ、資源管理や養殖ビジネスの可能性と難しさなどを感じた。しかし、漁業にあまり縁がないこともあり、内容を完全に理解できたとは言い難い。
また、規制緩和論や資源管理政策万能論などの批判的分析は充実しているが、それに代わる日本漁業の再生・維持に向けたあるべき政策論については、漁場の維持・保全・再生や卸売市場の活性化などの提言は行っているものの、内容が薄いと感じた。

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2015年04月01日

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