あらすじ
2016年5月、『光ラズノナヨ竹』で作家デビューした壇蜜が送る短編、第2弾を電子書籍だけで発売!
僕の「想像を超えた運命」に影響した女性は二人いる。
一人は、僕が子どものころ、「兄弟は仲良く」と諭してくれた整体師の中国人女性。
そしてもう一人は高校三年生のときの同級生で、大人っぽくて端正な顔立ちのユエ。
エンジニアとして働いていたのに、いつの間にやら風俗店を運営することになった男は、いまも彼女を忘れることはなかった。おとぎ話「お菓子の家」をモチーフにした、甘くて、少し苦い青春の物語。
第1作『光ラズノナヨ竹』との意外な接点も楽しめます。