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Posted by ブクログ
自分は人と違ってとても劣っているので、人より努力して普通の人にならなければならないと考えていました。人ができていることができない事に強いストレスを感じて生活していました。多くの人が集まる場では常に周りの会話が気になり、多くの内容が頭に流れ込んできて緊張状態にありました。人に望まれたこと、頼まれたことは全てできないといけないと思っていました。この本に出会って人より長けた能力があることを知りました。同じように悩んでいる人がいることを知りました。人に合わせることも大切ですが、自分の居心地がよいペースを保つことのほうが大切で、自分自身を俯瞰して「大丈夫だ。頑張っている。失敗した次の瞬間には前を向いて歩いている。」と声をかけ自分を大切にしてあげることや、過去の自分を肯定してあげることをして良いのだと知りました。
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HSPを自覚しながらも、なんだか都合の良い免罪符を得るみたいでこの手の本は避けてた。
のに、装丁に惹かれて思わず手にとってしまった。
この一年自分なりにメンタルハックしてた内容が書かれていて背中を押された気分。
自分の限界を知り、HSPを強みに転換していこう。
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4人以上の人付き合いが苦手、大勢のいる空間が苦手、1人で過ごすのが大好き、人から言われた言葉がずっと残ってる、すぐに言い返せない、すぐ疲れる、、自分自身生きづらいなぁこんな自分やだなぁと思うことが多く、もしかしたらHSP気質あるのかな?と思うようになり、手に取った取った本。
思い返せばずっと昔から友達と遊んだあとはめちゃくちゃ疲れてたなぁ。何時までって決めよう
頑張れば人と同じように過ごせるけど、その頑張りはめちゃくちゃ疲れる。自分も周りの人と同じように、同窓会を心から楽しみと思いたいし、4人以上での旅行に参加してみたい。なんですぐに疲れるんだろ?とずっとモヤモヤしてたけど、こーいうことだったのかな、と理解できた。
悪いことばっか目を向けてたけど、
些細なことでも幸せだと思えることや、1人で楽しめること、もっと自分の良いところを見つけてみよう。
フレーズ
他人と一緒にいられない自分に、何年もずっといら立たしく思ってきた人もいるでしょう。きっとそのような人のなかには、心のなかで不満を抱きながらもNOと言えずに神経の負担になる付きあいを自分自身に課してきた人も多くいるはずです。 自分の限界を受け入れたくなかったり、ほかの人と同じように自分もできるはずだと。
ほかの大半の人と同じように、タフでエネルギーに満ちあふれた人間になろうとするのはやめて、その代わりにとても敏感で感受性の強い自分を受け入れ、繊細な自分にぴったり合った人生設計をするのです。
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人より考えてしまい、夜は睡眠もままならない日々をずっとずっと悩み生きて来ました。あらゆる環境で、人に「いい人」と言われる度、自尊心を大切にできました。それでも、いつだって最後は、人にうんざりし、あるいは心身を壊して駄目になり、それでも人の温もりに励まされ、感動し、自分に鞭打って千夜一夜していきました。
数多の自己啓発本(心理学・仏教的思考・ポジティブシンキング等)を読んでは実践、実践……実践?そんなことできた試しなどありません。
友人や家族、職場の人に決まって言われる言葉は「気にしすぎ」「気を遣いすぎ」でした。
それを言われる度に、余計に苦しくなりました。何故って、それを自分は最も頭では理解しているからです。それでも、他人を気にする思考で出来ているため、どうしようもないのです。
昨今、HSPという単語は耳にしていましたが、避けていました。「そんなものに逃げるな」という他人の言ってもしていない声が聞こえて怖かったんです。
この著者は、それを理解している。この本を手に取り読まれた方少なからず、自分と似た境遇であったり、辛い想いをしている人々は居たんだ!
そして、それに対するありきたりな言葉での押し売りではなく、寄り添って背中を押してくれている温もりが、ここに詰まっていました。
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この1冊を通じて、少なからず自分にHSPの要素があることがわかりました。
HSPに関しては、ネットで検索すればたくさんの情報が出てくるかもしれません。
でも、それを敢えて書籍を通してじっくりと向き合い考えることができたのは、私にとってとても有意義な時間だっだと思います。
前から「考えすぎだよ」と言われることに疑問を感じていましたが、そんな自分を認めて受け入れてあげればよいのだと、この本が教えてくれた気がします。
本の中には参考になる部分とそうでない部分がありましたが、それも含めてHSPの要素なのだとわかりました。
何かが起きた場合にどうしたら良いのか、具体的な手法の例も書かれていたので、実践してみようと思います。
気持ちが楽になりました。
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繊細な人を救ってくれる本。本書はHSP(=Highly Sensitive Person)の特徴を述べ、助言をしてくれます。私は、自分が敏感であることはもともと自覚しており、それと同時に、HSPのようなラベルがつけられることを恐れていました。「自分は、付き合いにくい面倒な人間である」と認めなければいけない気がして辛かったのです。しかし本書は、HSPとは素晴らしいメリットの裏返しなのだと教えてくれました。私はHSPだと心から納得でき、生きづらさがすっきりと説明されて、とても救われました。
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最初のページのHSP自己診断で150だった。
HSPという言葉はSNSで知っていて、当てはまることが多いなと。そんな軽い感じだった。
本書を読んで、グッとくるものがあった。周りに溶け込むには…と試行錯誤して、強がったりサバサバしてみたり、ワイワイしたり。実はすごい辛かった。クタクタで2日ぐらい寝込んだときがあった。友達だけど、愚痴を言ったりし合うランチやお茶会や女子会…実は辛かった(笑)
「それでいいんだよ」って言ってくれるこの本は、ずっと本棚にあり続けて、辛くなったらまたページを開こう。
「鈍感力」という本を読んでもしっくりこなかったのは、私が敏感だったからなんだろう。
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HSPな自分を知る為に読みました。HSPへの理解を深めるのに良い本で、セラピストのセラピーを受けているような感覚になります。HSPのパートナーを持つ方にもオススメです。
ひとつ気になったのは、HSPじゃない人=「鈍感な人」っていう表現がちょっと乱暴だなと思いました。
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HSPの特徴、抱えやすい問題、他人と、また自分もの付き合い方についてもとてもわかりやすく描かれていた。
落ち込んだ時、自分に悩んだ時にまた読み返したいと思う。
HSP。
小さい時から生きにくい自分。
でも、厳しい母の下、泣き言は許されず55までずっと人知れず悩んでいました。
それが!
これだ!これだから生きにくかったんだ、と納得。
心の整理がつき、生きる気力がでてきました。
状況はかわらないけど、気持ちは別人になりました。
340人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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昔から抱えてた人と違う、人といると疲れるというのが私だけじゃない、HSPの特性。人といると疲れる時は終わりの時間を決めたり、休憩させてもらったりすればいいんだと分かった。
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結局私はHSPではないと思うけど、全く違うかと言われたら共感する部分も多い。
勢いだけではものごとを動かすモチベーションが下がってしまうなとか、個人へのフィードバックを廉に受けとめてしまうなとか。
この本を手にしたところで、気持ちとしては2割くらいはHSPなのかな。いい個性だと思いたい。
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HSPと言う言葉は恥ずかしながら初めて知った。世の中に20%もの人が敏感に生きている。そして、外見ではそれとわからないから、無意識のうちに傷付けてしまっていたのかも知れない。敏感な人たちを傷付けない様な配慮を今後はして行こうと思った。
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自分がHSPとか繊細さんなどのカテゴリーに入ると思ってなかったし、そのカテゴリーに入っている事にも抵抗があったけど、やっぱり共感できる事が多かったし納得するところが多かった。今は自覚出来てこの本から学んだことを出来る範囲でやっていきたいと思っています。なにより安心感が得られた。
語り口も優しく、内容も解りやすいです。ただ、国の文化の違いの部分もあって共感しにくいところもあるので、星4つとしました。
ですが、何か周りと合わせると疲れるなど少しでもそうかな?と思うなら是非読んでほしいです。また、周りにそんな人がいるなぁと言う方にも理解するのにこの本はとてもオススメです。
Posted by ブクログ
HSP Highly Sensitive Personとは?を知るのに良い本。
HSPの人が抱えがちな悩みとその対策について書いてある。筆者も書いているが、すべてが当てはまる人なんていない。自分が当てはまるとこだけ読み込んで、他は軽く読めばいい。
最大の価値はHSPと気付けること。140点満点で60点以上ならHSPの傾向があるという中、91点を取得。自己認識を正しくできたことに一番の価値がある。だって、「じゃあどうする?」という思考に進むことができるから。
Posted by ブクログ
HSP(Highly Sensitive person): 度合い90点
※60点以上がこの症状傾向にある
能力① 一度に多くの情報を吸収できる
能力②音や匂いなどの繊細な違いも察知できる
能力③ゆっくり、深く高く的に考えられる
能力③とても慎重で、危機管理能力が高い
能力④共感力が高く、気配りが上手
能力⑤誠実で、責任感がある
→”あなたは全ての世界に対して、責任を取ることはできません。あなたが責任を取るということは、その人の責任を肩代わりするということ。その人が自分で責任を取って誤りを解決するチャンスを奪うようなもの。だから、自分に責任を感じないで、相手に任せなさい!”
※自尊心が低いからこそ、優秀でいようとする
感想
・出会う人皆を幸せにしないといけない、元気な姿であるべきだっと考えがちで、窮屈に感じる時がある。しかし、鬱で通ってお話する看護師の方々は話を傾聴してくれて、変に元気な姿を見せなくてもいいと心が楽になる。無理に自分を演じるのはしなくていい
Posted by ブクログ
・交友関係は狭いけれど深い
・競争や諍いは苦手だからしない
・ゆっくりだけど深く考える
帯の言葉を見て「これって私のこと?」と思い手に取った。本書巻頭のチェックテストをするとやはりHSP(とても敏感な人)の可能性があるらしい。自身もHSPだという著者の言葉が、ゆっくりと染み込んでいくのを読んでいて感じた。
まずは自分を知ることから。必要以上に自分を責めず、自分を知り、受け止めてあげる。
私は人に注意するのが苦手で、怒りが生まれてもどう怒っていいのか分からなくなるときがある。受け止めて流したり、相手に何も言わずに見捨てたり、距離を置いたりしてきた。本当は伝えたい。思いを言葉にしたい。
自分の持ち味をいかすために、自分はこういう人なんだと周りに伝えて今ある場所を整えていくのも手だなと思った。
Posted by ブクログ
なぜこんなに音・におい・相手の表情が“気になってしかたがない”のか?「交友関係は狭いけれど深い」「競争や諍いは苦手だからしない」「ゆっくりだけど深く考える」…5人に1人が該当するHSP(とても敏感な人)が生きづらい世の中を“敏感さを武器”に強く生き抜くヒント。
HSPの人が自尊心を高めるために有効とされる方法に、「自分を認めてあげること」というのがあるが、何をすれば良いのか、ぼんやりとしていた。本書では、実際にHSPの人たちが「具体的にどうしたら、何が変わっていったのか」という体験談が随所に紹介されているので、とてもイメージしやすかった。
最後に紹介されていた「HSPのためのアイデアリスト」(喜びや心身の健康をもたらすもの)も、ぜひメモして、憂鬱になったときに読み返したい。
Posted by ブクログ
HSP関連の本は初めて読んだけれど、まさに自分だった。
人にはうまく伝えられない、もはや自分でも理解しきれていないこれまでの悩みや苦しみを言語化してくれ、なんだか心が軽くなった。
一方で、まだ自分が直面していない事象に関して、「HSPは〇〇ができない」との記述があり、少し悲観的になってしまった。
全員に当てはまるわけではないし、必ずしも自分がそうなるとは限らないと思えれば良いのだけれど…。
でも総じて、すごく寄り添ってくれて、共感するところが多く、とてもよかった。
Posted by ブクログ
こんな自分でもいいんだと初めて考えることができた。
この本でインタビューされている人の話が
すごく共感できて、こんな想いを抱えている人は
たくさんいるんだと気づいた。
自分を責め続けた人生だったけど、これからの人生はそんな自分も含めて少しずつ愛してあげたいと思った。
こんな性格の自分にも良いところは想像以上に多いことを知った。
そして、そんな自分を知ったからこそ、これからは塞ぎ込むよりも、今までよりも豊かな人生、そして人間関係を作っていこうとワクワクしている自分がいる!
この本に出会えてよかった。
(DaiGo先生おすすめ本)
Posted by ブクログ
■ひとことで言うと?
受容される経験を積んで、自分を縛るルールを壊す
■キーポイント
・自尊感情の低さ
→社会的評価の低さに起因(ポジティブで活発な人が評価される社会)
→高い評価基準(自分ルール)の設定によって自尊感情の低さをカバーしようとする
→「達成できない→自己否定→自尊感情の低下→より高い基準の設定」のループ
・自分ルールを壊す
→がんばらないと他人に好かれない?
→ルールを破っても他人に「受容」される経験を積むことで、自尊感情を高める
・非HSPとの付き合い
→自分の限界を伝える
→過剰な刺激を抑止する、疲れたら休憩を取る
・HSPの能力を楽しむ
→高い感受性:自然に触れる、おいしいものを食べる、芸術鑑賞をする
→豊かな想像力:絵を描く、日記を書く、歌う
→深い思考:哲学的なことを考える、空想する
Posted by ブクログ
近頃よく耳にするHSPについて知ってみたく、一番まとまっていそうだったので読んでみた。毛頭自分が「敏感な人」であるとは思っていなかったが、まさに自分に当てはまることが沢山書いてあり驚いた。少々偏った書き方には感じたが、生きるのがしんどい理由や、幼い頃からの悩みや違和感について少し理解できた気がする。あとは自分との付き合い方を考えていくのみです。当てはまらない方にはこういう人もいるんだな、と思って頂けると幸いです。
Posted by ブクログ
この本にあるように、若い頃は自分の過敏さや限界を分らず苦労してきました。
鬱になったりいろいろいろいろしてきて、散々自分と向き合って、自分の性質がわかってきたので、いまは断ることもできるし、大人数のところにはいかないし、1人の時間がなにより大事で周りもそれをわかってくれて(友人に「あの人は、人が増えたらふらっといなくなるから気にしないでいいよ」と周りに説明されてたのには笑いました)
マイペースに楽に生きていますが、そうだったなー、こんなことあったなー…とか思いながら読みました。
納得できるところが多い本でした。
内容メモ
・内向的な人はたわいもない雑談には緊張しますが、共通の話題を持つ相手と一対一もしくは少人数で深い会話をする際には喜んで加わります。
・音や光、いろんなものに敏感
・自分の価値に懐疑的な人が多い
HSPは自分の育った環境で理想的とされる行動規範から逸脱してきました。それゆえに、優秀でいようとする。
自分は退屈で陰鬱な人間。人を楽しませられない。トイレに隠れる。自己批判。ほかの人みたいに私もできなくてはならない。…
・罪悪感と羞恥心に苛まれる。
羞恥心は自分に根本的な欠陥があるという感情であり、特に満たされない子供時代を送った人は、羞恥心が芽生えやすくなります。
・怒りをうまく放出できない
・HSPの人はたまった不満を解消したいと思ってる人の吐口になりやすく、そのせいでエネルギーを使い果たされる。聞き役になることが多いHSPにとって、相手の言葉に耳を傾けるのであれば自分の言葉も相手にちゃんと聴いてもらうこと。
・自分自身と和解する。
Posted by ブクログ
最初に自分のHSP度を計る設問がある。これによるとかなりHSP度が高いことになったが、必ずしも共感できることばかりでもなかった。
もちろん、これは敏感度の目安であり、個人差も大きいうえに、これまでの社会経験や環境もおおきく影響するだろう。
ただ、「自分はどうして人と感じ方が違うのだろう?」という内向的な質問を持つ時点でかなり”内向型”なので、その延長で本書を読むことは参考になるかもしれない。
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When we find someone who loses his or her mind, we should think that he/she felt frustrated because he/she can’t make others as he/she wishes. We don’t have to ask myself if we do something wrong to them.
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HSPってなに?
HSPの人はどんな時にどんな感情を得るの?
ということが、実際のHSPの人の言葉を交えながら書いてある。
人よりも敏感なことを恐れなくてもいいということがわかった。
あとは自分の物事に対する感じ方を悪いものではなく、個性として受け入れることができた
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自宅に飛び込み営業で若い女の子がドリンクの契約に来たんだけど、興味がなかったので近々引っ越すことを理由にお断りして帰っていただいた。断るのが苦手。人の気持ちにあてられて心を擦り減らしやすいので、疲れ切って夕飯を作る気力を無くしてしまった。
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フラッシュバック。東京で働いていたとき、職場に大手オフィス用品販売の新卒の男性が営業に来て、フレッシュな笑顔で「中小企業様のお役に立ちたい」とそればかり言うので、ボスが「君と話してるこの時間が無駄」と一蹴して返したことがあった。ボスとわたし一対一の職場。直後空気が重すぎて吐きそうになった。
彼はめげずにまた来てくれたので、プリンタのインクを契約した。数ヶ月に一度メールで発注してたんだけど、一年経ったくらいで違う人から返信がきて、彼が退社していたことを知った。
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幼いころから、目上の人に気に入られようと尽くしてきた。いまでも気づくと無意識にそういう振る舞いをしやすい。
一番古い記憶は幼稚園の頃。先生に終業式の最中のおしゃべりを注意された。それから「注意されるのは恥ずかしい」ことなんだと思って、手のかからないいい子でいるように努めた。
うまくできないことがあると、とたんに自己肯定感がガタ落ちする。今は日々思い通りにならないことだらけで、どん底くらいまで落ちた気がする。でもちょっと楽になった。自分にこういう性質があると知っているだけでもすこし生きやすい。
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この本にも「もっとリラックスしてありのままの自分を受け止めて、対処方法をいくつか身につけよう」って内容がいろんな言葉で書いてあるんだけど、実際問題難しい部分も多くて、読んでいて胸が苦しく、癒しにはならなかった。
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実践できそうだと感じたのは、「他人が自分と同じ失態をしたときに、自分を責めるのと同じように他人を責めるか?」と思考してみること。大抵の場合はべつに責めようとは思わない。
Posted by ブクログ
いつの時からだったか、自分もHSPという人の枠なんじゃないかなと思った。
本書をおすすめしている人がいて、読んでみた。
敏感な感性を持っていても、特に困ってる気はしてなかった。
でも読んでみて、「そっか、そういえば悩んでいるかもしれない」そんな気持ちになった。
人と夜な夜な一夜漬けでお酒を飲む会社の習慣。始発の電車。言いようのない違和感を抱えていた。
プロジェクトの完成披露パーティーに参加したけど、同僚たちの中にも欠席者がいた。私も欠席の言葉が脳裏をよぎった。
いつか、本当の仲間みたいな人たちに会えば、こんな違和感は無くなるかもと思っていたが、本書によればそんなことはない、人と長々時間を潰すこと事態が疲れてしまうんだとあって、いままでの漠然とした期待が無くなってスッキリした。
そっか、でもたとえそれが出来なくても
他の可能性は必ずあると書いてあった。
生涯のパートナーを約束している人を大切にしながら、沈黙や静かな時間を分かち合えたらと思った。
Posted by ブクログ
HSP、といわれるものの特徴や区分に当てはまるような人、この本を選ぶ読者がどんな人なのか(自尊心が低いなど)をよく念頭に置いて、牧師でもある作者の優しい言葉の数々が並べられた繊細な人間を包み込むような本。なんだけど、
参考文献はちゃんとあるにしても、終始根拠、情報元、元になる研究や論文の記載がなくて、どこまでが作者の個人的な意見や考えなのか、どこまでが確証ある事実や情報なのかがよくわからなくて、あんまり書いてあること鵜呑みにはできない、もしくはちょっと自論や主観ぽく見える側面が強いと感じました。
後はこれは異文化の下に成り立つ言語の違いによるものだけど、翻訳に際しての言い回しとかが外国人っぽい、もしくは外国の文化、考え方、思考っぽいなあと思うところが少しあって、実際に私たちが日本の生活文化の下で実践するには少しオーバーに(不自然に)見られそう、と感じた部分もありました。
わたし自身もHSPの特徴は殆ど当てはまるし、社会で抑圧されがちな特徴を持つHSPの枠組みに当てはまる人の苦悩を社会に対して発信して、同じ痛みを感じてきた人、弱い立場の人同士が苦しみを分かち合うようにその傷をこの本で癒せるとは思うけど(実際にわたしも読んでいて心が温まる部分はあったけど)、
本の情報としてはその都度根拠が書いてないので説得力が少し弱くて、たまにHSPと関わるHSPじゃない人(いわゆる普通の人)のことが無視されちゃってる、ちょっと自己中心的に見えてしまう文章の書き方してた部分がありました。(もちろん社会的にHSPの人たちが理解されにくい立場にいるからそう書かれてるのはわかるんだけど)
そんなこんなで、思っていたよりも対象のレベルが低めに設定してある本でした。
今の自分にとっては単純に知ってる情報の方が多かったので、色々知る前の高校生くらいのもっと気弱すぎたころに読みたかったなあと思いました。なので色々知らないが故にまだ気弱すぎる人、にはおすすめかもです。
ただ心理学のセルフコンパッションなどに繋がる部分もあって他との関連がやっぱりあるんだなと思ったのが個人的に面白かったのと、同じ苦悩もしくはそれ以上のものを味わっている人が世界にも結構いるってことを知れることは少なからず勇気や元気をもらえたと思いました。
共感できるところはあった
共感できるところ、なるほどと納得できるところがある反面、やはり海外の方の事例や言い回しが馴染みがなく、スッと入ってこないところもあった。
いろいろなパターンに分けて書いてあるので、とても読みやすかった。