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Posted by ブクログ
国際経済学において、国際経営論が重要な関連分野に位置付けられる
例えば…
70年代に第二次オイルショックでアメリカのガソリン価格が高騰して、燃費の悪いアメリカ車が売れなくなったとき、需要が日本車にシフトしたため、アメリカの企業は日本企業をアンチ•ダンピングで提訴した。
=日本の自動車会社は不当に安い価格でアメリカに輸出していて、アメリカの企業は被害を受けてると政府に訴えた
結果、日本企業はアメリカでの現地生産にシフト
関税同盟は、加盟国の域内の関税がてっぱいされるだけでなく、域外の国への関税率も共通にしなければならないという縛りがある
FTA(自由貿易協定)と
EPA(経済連携協定)には違いがある
EPAは、投資や経済協力など関税以外の分野も積極的に連携を進めるという意味
WTOの役割
関税の引き上げを禁止し、ブロック経済化が起こりにくい状態を維持している
1995年にできた、パネル(紛争を調停する裁判所のわうなところ)による紛争処理の機能は重要な役割
国際収支において、国境を越えていくものは基本4つ。物、サービス、所得、移転
移転は、日本からの無償の行為に対して、ありがとうを受け取るという解釈をする。
グラビティモデル(輸出額は、相手国との距離が近いほど大きくなるという概念)を考えると、今まで日本は欧米相手に自動車などを輸出する不利な状況だったが、アジア諸国が力をつけてきた今、有利に消費財などを輸出することができる
ニトリやダイソーは、コストを見て価格を決めるのではなく、価格を決めてさのくえで調整を考える。小売業はロットを沢山持てるかの勝負になっている。
Posted by ブクログ
新聞やニュースなどで頻繁に登場する概念についてわかりやすく丁寧な解説がおこなわれています。
よく見聞きするし、ぼんやりと内容や機能は知っているけれど、それが実際にどのような働きをして自分たちに関係してくるか説明せよと言われたらできないという程度に曖昧に理解したままでいたものの、輪郭がはっきりとしてきます。
曖昧にしていたものをより正確に理解することにより新聞やニュースの理解度を深めることに役立ちました。
Posted by ブクログ
講義形式で各テーマが分かりやすく説明されている。ロシアウクライナ侵攻やコロナの前の経済情勢ではあるが、分かりやすかったので、日本経済編も読んでみようと思う。
ただ、比較優位の話がやはり理解できなかった。2品目とも自国での生産コストが安かったら自国で作るべき?
EU――イギリス離脱でどうなる?
中国――減速する経済
アメリカ――新大統領でTPPは?
激震する世界の潮流をつかめ!
大好評! 東大名誉教授のセミナー形式の入門書第2弾。基礎から世界の最新動向まで、この一冊でざっくりわかる。
◎目次◎
はじめに
ガイダンス 国際経済学で日本と世界をつかめ
第一講義 ざっくりわかるTPP
第二講義 「国際収支」と「為替レート」再入門
第三講義 通貨制度から見るEUの未来
第四講義 比較優位理論とグラビティ・モデル
第五講義 中国は"先進国"になれるか?
おわりに