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ドタバタコメディ!続編!
まずキャラクターのネーミングからして、昭和の香り漂う馬鹿馬鹿しさ。しかしコメディというのは難しいのです。キャラクターがしっかりと確立していないといけませんから。しかもドタバタの中にもしっかりとテーマがあります。主人公が抱く不安や悩みは最後に解消されます。
ランプや壺の精が出て来ますから、クライマックスには魔法合戦が楽しめます。
読後はあー、面白かった!となります。
Posted by ブクログ
帯で表紙の一番きわどい箇所が隠れていたため、読み終わるまでタスクくんのお尻がぺろりんちょしていることに気がつきませんでした。不覚!
前作では下ネタをバシバシ飛ばすエロ格好よいランプの精だったキファーフが、今回はエロも格好よさも下ネタも、すべての点において前作を上回ってきて、とっくの昔にキファーフにメロメロになっているタスクくんが毎度キファーフにきゅんきゅんくるたび、わかる!!!!と内心激しく頷いておりました。
それくらいキファーフが格好よいです。
割と真剣に、キファーフとタスクの絆に泣かされました。
イシュタルという美しいランプの精が現れ、彼の恋愛譚も相当に涙を誘うのに、最後の最後でキファーフが全部持っていく感じ。しかも、いやみなく。
これが二千年以上生きているランプの精の底力なのか、と唸ってしまいます。
オヤジ好きなら読まないといけない作品なのでは。
ちょっと切ない
前作がギャグ多めだったのに対し、今作はちょっとシリアスが入ってて、ちょっと切ないストーリーでした。番外編は普通に笑いました(笑)
Posted by ブクログ
「淫猥なランプ」の続編。新キャラ登場、しかもハレンチ。
今回もアホエロなのにせつなかった。
それにしても絵の人どうしちゃったのか。中のモノクロ挿絵はいいんだけど、カラーが妙にリアルでBLっぽくない…
Posted by ブクログ
前作も面白かったですが、より面白くなっていました。
相変わらずなエロエロ発言のキファーフですが、
匡への愛情はとても深く、昼行燈とはいえ実は強くて優しい匡の
初めての恋に揺れ動く男心も愛おしく、
ラブラブなふたりのラブ・ギャグ小説・・・と思いきや
イシュタルのみかけとは違う切ない想いに思わず泣けてしまいました。
読後が爽やかでよかったです。
Posted by ブクログ
淫猥なランプの続編。
ランプの精、キファーフと、サラマと3人で暮らしていたある日、新たなランプの精・イシュタルがやってきて。
イシュタルは色欲の精で色気を振りまく。
最初、てっきりイシュタルが横恋慕しに来たのかと思っていたら違ってイシュタルには思い人が居て、匠の悩みは自分の限りある命で、自分がこの世に居なくなった後キファーフが新たな主に仕えるのがイヤで、、という方向に話が展開。しかも終盤に差し掛かってからの別のランプの精登場でびっくり。
イギリス旅行がここに繋がったのか、、という感じでした。
途中、どう考えてもページ数増やすため?な描写がダラダラ続いて中弛みしたけど最後の方は流れるように終わったのでホッとしました。
立石さんの挿絵はやっぱりカラーはいいけど白黒になると起伏が無く残念。デジタル画像独特の厚みの無さが顕著過ぎてツラい、、、。