感情タグBEST3
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驚いたな。開国要求の手土産として重宝された漂流民だと思っていたけど全然違って当時のアメリカ人の優しさと万次郎の探究心でジョン万次郎は誕生していたんだ。
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ジョン万次郎。名前は知っているが、詳しいことは知らない。彼も土佐から漁船が流されて鳥島にたどり着く。鳥島は漂流で読んだより、過ごしづらそう。ただ捕鯨船が近くに来てくれて救助される。アメリカ人の船長に可愛がられ、マサチューセッツまで付いていき、教育を受けさせてもらい再度の航海に出て帰国するまでを書く。アメリカに。当時のアメリカの様子やグアム、ホノルルが鯨漁で潤っていた事もよく分かる。勉強する事がすごい贅沢で大切な時間だと改めて思い知る事ができる。常に謙虚で人に感謝する性格だったし、何より好奇心が旺盛な性格が素晴らしかったのだろう。ルーズベルトからの書簡も面白い。まだ上巻だが、これから日本とどう関わって行くのかを知るのが楽しみ。読後感も素晴らしい。
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気力、体力、知力、そして礼の心、義の心。万次郎のポテンシャルに脱帽。
思春期に実力主義・合理主義のアメリカを体験しながら、階級社会の日本に戻り暮らしたことは、さぞ苦しかったのではないかと思う。
アメリカで結婚を誓った相手キャサリン。彼女との突然の別れには泣けました…。上下巻のなかで、最も泣けたね。
【以下、史実のネタバレ】 だがしかし! 後日、万次郎の子孫の方が書いた本を読んだら、キャサリンは海難事故で死亡してなかったらしい…。津本先生、オレの感動を返してくださいw ま、小説ですからね(^o^)
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吉村さんの「漂流」で読んだ流れ着いた島が鳥島でしたが
「ジョン万次郎も鳥島でアメリカ船に助けられたっけ、、」
とふと思い出し、この本にたどり着きました。
ジョン万次郎は龍馬や勝海舟の本で断片的に出てくるだけなので
彼の人生がよくわかって良かったです。
津本さんの本は「下天は夢か」ぐらいしか読まなかったのですが
この本は結構ひきこまれました。
これを読むと「学問って大切やなあ」と改めて思います。
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ジョン万次郎という名前をどこかで聞きつつもその生涯がこんなにもスリル満点のアドベンチャーだとは知らなかった。名を残した日本人の伝記物を探す中、ふと手にとった作品がまさかハラハラドキドキの展開で漂流から生死をかけたサバイバル、異国の地へと進む物語に一気に引き込まれた。これが現実に起きた話というのだからすごい!
彼のことを今の日本人がどれだけ知っているのだろうか。自分もこの本に出会わなければ知らなかったわけで、是非ドラマ、映画化して欲しいが、このストーリーを映像化するのは難しいだろうと思う。
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初めは文字に起こされた土佐弁に違和感があって
読み進めるのにちょっと苦労したが
遭難したあたりからは慣れと話の緊迫感もあって
引きこまれて読み進められた。
名前だけは知っているが、あまり詳しくは知らなかった
中浜万次郎氏。
そんなにも長期間無人島で生きながらえておられたとは知らなかった。
助けられて異文化に触れ、戸惑うこともありつつも
キャプテンを父と思い慕う様子が如何にも日本人らしく真面目でもあり
キャプテンが航海中、留守を男である自分が守ろうとするところが
頼もしくもあった。
いよいよ念願叶って航海に出る万次郎。
続きが気になるところ。
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土佐で貧しい暮らしをしていた少年万次郎が、漁の途中で遭難、アメリカの捕鯨船に助けられてアメリカでの生活を始め、ふたたびアメリカから捕鯨船の船員として船に乗るまで。
最初は土佐弁に苦労して読みすすみづらかったけれど、万次郎の素直さ、社交性、努力、明るさ、活き活きと適応していくさまにわくわくする。
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江戸時代に、船が難波したお陰で日本を離れアメリカで生活せざるを得なかった…
と聞くとさぞかし苦労したんだな、と思ったけど、出てくる人皆が良い人なのであまり大変さが伝わってこない…
基本物語なのだが、唐突に歴史解説ナレーションを挟んでくる書き方にやや違和感あるけど、まっいいか。。。苦笑
当時の田舎言葉が読みづらく最初は戸惑うけど、気がつけば慣れてくるのが不思議でのーし。