【感想・ネタバレ】一生を賭ける仕事の見つけ方のレビュー

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Posted by ブクログ

自己啓発本かと思いきや、自己啓発本と企業の基礎本半々の内容でした。やりたいことを見つけるプロセスは感情を見つめ、やりたいことをビジネスに昇華させるには合理性とテクニックをもって考えること、当たり前のことを書いているようで読み物として読まなければ、無意識にズレていきそうな大切なことだと感じました。

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2023年04月23日

Posted by ブクログ

もう一度読みたいと思った。
やりたいことがない人、人を巻き込むこと、巻き込むためのストーリー作りが苦手な人にオススメ。


・自分のミッションの見つけ方(感情曲線から見つける)
・そのミッションに人を巻き込むための考え方(my our now)

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2022年11月09日

Posted by ブクログ

筆者はトーマツの中でベンチャー支援をミッションとした会社立ち上げに参画した苦労人の社内起業家。スタートアップで、うまく自分のアイデアやミッションが伝わらないと悩む人たちにも読んでほしい一冊。

My-Our-Nowというフレームワーク。自分よがりのやりたい気持ち(一人称)だけでなく、"私たち"の関係することとして、会社や社会・環境が関係するミッションだと相手に理解させ巻き込む力、そしてそれが"今"に必要なのだという時流に沿った説得力を持てた時、一生を掛けられる仕事になるのだろう。

キャリア志向からミッション志向へ。部長やリーダーといった肩書は、役職ではなく"役割"と考え、時には大胆にそれを入れ替え、チームの新陳代謝を高めるという発想が素晴らしい。また、ワークライフバランスの考え方に対し、オンオフではなくハイアンドローでとらえる視点も面白かった。一生を賭ける仕事にオフはなく、高ぶるテンションを抑えリフレッシュする時間と考える。

オフなど必要な、そんな仕事(ミッション)を続けたい。

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2016年09月19日

Posted by ブクログ

やりたいことを見つけるのは難しい。
これはいつも感じていることであり、
ずっと悩んでいることでもある。

とはいえ、これをやることが人生の目標だ!
というのは意外と過去の経験からくるもの。
それを振り返って、やりたいこと・解決したいことを整理し、
整理した内容をいろんな人に話して洗練させることで、
本当にやりたいことが見つかる。

見つかった後は、人脈を作ったり、
お金をかき集めたり、行動に移したりと
どんどんアクティブに動き回ろう。

当たり前のことではあるが、常に考え続けるようにしたい。

【勉強になったこと】
・自分の思いを仕事に変え、人生のミッションに
 一生取り組み続けていくのに欠かせないポイント
 ①自分の思いを社会の課題とつなげて考えること
 ②ビジネスの基本を学ぶこと

・自分の過去を振り返る手法として感情曲線を描くのは
 ある意味効果的である。
 感情曲線の起伏が激しい人
  =ミッションを生きる原動力が強い人
 →以前描いたとき、割と激しかった気がします。
  仕事の面でもプライベートの面でも色々あった。
 感情曲線の起伏部分を原体験と呼び、
 その中にミッションに繋がる体験があることが多い。

・自分の人生で重要なキーワードを2つでいいから書く。
 2つで十分。

・ミッションは仮決めでよいから決めてしまうこと。
 ただし、決めた後にいろんな人に話してみて洗練させること。
 ある程度知見のある人100人くらいに話すとよい。
 最初は伝わらないはずだが、繰り返すことで考えが
 具体化されたり伝えるにあたって何が足りないかを
 考えるようになる。

・労働人口減少は切実で、2020年あたりから本格化する。
 その前に施策を打てなかった企業は衰退していくのみ。

・ミッションを生業にしていくために必要な資質は3つ
 マインド・ビジネスモデル・ネットワーク
 →想いがなければ伝わらないし続かない、
  収益が得られなければ続かない、
  人脈やツテが無ければ広まらない

・想いのある人でも燃え尽き症候群になることがある。
 ならないための対策としては、
  自分のミッションを語り続ける
  会う人を限定する(不利益と思う人には会わない)
  本を読んだり、講演会に行ってみる
 が挙げられる。

・人の燃え方は5つに分類される
 自然型、可燃型、不燃型、消化型、点火型
 起業家や経営者、リーダーと言われる人は、
 自然型かつ点火型であることが多い。
 逆に会っても不利益なのは不燃型と消化型。

・ビジネスモデルとは、自分のミッションやアイデアから、
 お金を生み出す仕組みのこと。

・自分のミッションを会社で実現しようと思うのであれば、
 まずは組織の基本情報を把握することが大事。
 いくら儲かってて、何を生業にしようとしていて、
 どこに注力しようとしているのかを整理して、
 それが自分のミッションとマッチするところを見つけ出す。

・ビジネスモデルの3つの柱
 マーケット、差別化、チーム
 つまり、
  一定の売り上げとその後の成長が見込め、
  かつ競合他社が現れても他社に負けない強みがあり、
  ミッションを遂行出来るチームがいる
 これが無いところは大体失敗する。

・人脈作りの最初の1年は質より量。
 そもそもどんな人が良いかどうかは会う回数で
 洗練されていくものである。

・チームをつくるときは自分がどんな能力を持っていて、
 かつどんな能力が足りないかを把握することが大事。
 その際、以下のどこにこだわりが強いかを見極めるのがよい。
  ミッション:
   ビジョナリータイプで、Whyに強いこだわりがある
  ビジネスモデル:
   コンサルファーム出身者が多く、Howに強い。
   どのようにして実現するかを考えるのが得意。
  サービス:
   エンジニアタイプに多く、Whatに強い。
   何を提供するのがよいかを考えるのが得意。
  デザイン:
   誰に提供するか?誰に喜ばれたいか?
   といった顧客価値創造を得意とする人に多く、
   Whoに強いこだわりがある。

・ブランドイメージは、その組織に所属する人で形成される。
 そのため、大企業で似たような人を取り続けても、
 目新しいブランドが出来上がることは無い。
 だから、分社化したりして違う文化の組織を作るといった
 対応をすることもある。
 文化が違うだけで、悪影響を及ぼしかねないからだ。

・リーダーシップとフォロワーシップを行き来するのがよい。
 フォロワーシップとは、リーダーに対して積極的に
 行動してくれる人のこと。
 これは言いやすい雰囲気づくりが出来ることにより、
 実現出来ることであったりもする。
 つまり、良いチームを作れる人は、リーダーシップだけでなく、
 フォロワーシップの視点も兼ね備えたリーダーである。

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2016年09月19日

Posted by ブクログ

知人の斎藤さんの著書。トーマツ社内からTVS(トーマツベンチャーサポート)を社内ベンチャーで立ちあげて100人規模まで拡大させる中で、ミッション思考が大事だったよ、という内容。サラ読みできます。

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2017年11月16日

Posted by ブクログ

・自分のミッションを歩む人生は、他の誰にも代替されない自分だけの人生になる。それが形になっていくのを見るのは、何にも代え難い喜びだが、その喜びを味わうには少なからぬ苦労も伴う。それを受け止め、ときには受け流し、乗り越えていく覚悟や心構えがなければ、自分のミッションを歩み続けることは難しい。ミッション思考の人生は、その覚悟の上に成り立っている。ベンチャービジネスの世界では、立ち上げた事業がすぐに売り上げや利益につながるのはきわめて稀で、しばらくは耐え忍ぶ時期が続く。その時期を凌ぎ、浮上のきっかけをつかむことができたベンチャーだけが、その後大きく成長していくスタートラインに立てる。新たな事業を始めるには、乗り越えるべき壁(というよりもむしろ谷)がある。それがベンチャーが生き残れるかどうかの最初の関門だ。自分のミッションを歩む人生は、新規事業を立ち上げることに似ている。ミッションを新たに歩み始めた人は、Jカーブの落ち込みに直面すると思っておいたほうがいい。ミッションが最初からうまくいくケースはきわめて稀。その覚悟があれば、実際に困難に直面したときも、必要以上に慌てふためくことがない。苦�
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・自分の「価値観」を2つのキーワードで表現する。「価値観」を2つにまとめなければならない理由はないが、たいていの場合、2つにまで落とし込んではっきり言語化できると、自分の人生の浮き沈みを説明できるようになる。この価値観が、今後の人生の進路を決める羅針盤の役割を果たす。ある道を選べば、自分の「価値観」が満たされそうだとなれば、その道を進むべきだし、「価値観」と相反するような道は、選ぶべきではないと判断を下せばいい。

・Jカーブの谷を越え、事業を軌道に乗せる起業家(社内起業家含む)は、ほぼ共通して3つの資質(マインド、経営スキル、ネットワーク)を備えている。

・「熱量」を保つため、自分のミッションを語り続けること。自分がやろうとしていることは何なのか。なぜ自分はこのミッションに取り組むのか。繰り返し繰り返し、ストーリーにして誰かに話すことで、自分のミッションを自分で再確認することができる。人は得てして、易きに流されていくもの。そうならないよう、根っこの部分を自分で確認し続けることが重要だ。

・休んでいる間もスイッチを完全に「オフ」にするのではなく、仕事のときに高めていたテンションを少し低くする。「オン・オフ」にするのではなく、「ハイ&ロー」で生きる。それがミッション志向の人生を歩み、ミッションを育てていくのに必要な心構えだ。そういうマインドで日々過ごすことができれば、ミッションは自ずと育っていく。

・ミッションは「仮決め」でもいいけれど、その「軸」を変えてはいけない。「昇るべき山」を変えずに登り方を変え、あるいは視点を一段抽象化して、山そのものを捉え直して大きくする。自分のミッションとつながる有望なマーケットが見つけられなくとも、軸足を動かさずに「ピボット」で突破口を探す。ミッション志向の人生を歩むためには、あくまでも自分のミッションから踏み外さず、「ピボット」で軸足だけは保つように意識するといい。

・世の中の製品やサービスは大きく2つに分類できる。世の中に現存する課題を解決する「課題解決型(≒解毒剤タイプ)」と、新しい付加価値を創出する「付加価値創出型(≒サプリメントタイプ)」。

・ビジネスモデルとは、ミッションからお金を生み出す仕組みのこと。ミッションが登るべき山なら、その「登り方」を指す。ビジネスモデルの3つの柱はマーケット、差別化、チーム。マーケットを探すポイントはブルーオーシャンの幻想を捨てること。組織のなかで思いと仕事をつなげるポイントは自分と組織のマッチングストーリーをつくることと、失敗をプロセスに組み込み「チャレンジできる箱」をつくる。

・新しいブランドイメージは、新規事業によってこそつくられる。大きな組織のなかで立ち上げた新規事業こそ、既存のブランドイメージを刷新する力を秘めている。

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2017年06月19日

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