【感想・ネタバレ】記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?のレビュー

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Posted by ブクログ

酒飲みと飲まない2人の見方がとても面白かった。
エタノールはADH(アルコール脱水素酵素)によりアセトアルデヒドに分解される。昔はお酒の強さはADHを持っているか否かといわれていたがこれは間違いで、ALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)により決まる。民族差があり、ALDH活性型が欧米人は10%であるが日本人は85%と言われている。簡単にアセトアルデヒドに変わり、その反応が出やすいということだ。
酒酔い防止法という法律があることを初めて知った。「すべて国民は飲酒を強要する等の悪習を排除し、飲酒についての節度を保つように努めなければならない(昭和36年7月1日制定)」
脳は数パーセントしか使われてないという話には根拠がないということも初めて知った。きちんとそれを証明する研究がなされていないそうだ。もしかして思った以上に使われているのかもしれない・・・とちょっと嬉しくなった。脳を鍛える手段は読み書き、計算、料理が良いらしい。計算以外は日常やっていること。計算を取り入れて脳をより鍛えていこうかな。
WHOの警告:アルコールは60以上もの病気の原因になり、病気による社会的損失の第3位。ちなみに1位高血圧、2位喫煙である。1975年よりアルコール関連問題として、WHOの活動が始まったことも覚えておこう。

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2011年08月19日

Posted by ブクログ

タイトル買い。飲んでいる時はちゃんと会話をしていても、後で記憶がさだかでなかったり、どうやって帰ってきたのか覚えていなかったり、まさに、その疑問を解いてくれる。 酒飲みと飲まない人の共著なので、それぞれの立場がありそれもおもしろい。

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2012年11月18日

Posted by ブクログ

 題名に関してストレートに疑問を感じて手に取りました。答えは短期記憶から長期記憶へうまく記憶が置き代わらないのが原因のようです。そう言えば、お代りを頼んだり、お金を払ったり、一つ一つのことはできているのに、後から何をやったか覚えていない、というのが酔っ払いのような気がします。
 怖かったのが、脳の委縮の話。アルコールの摂取によって脳・前頭葉が委縮してということ。あまりお酒も強くないですし、飲まないに越したことはないようです。

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2017年08月16日

Posted by ブクログ

酒飲みにはキツイ本です。「前頭葉が〜」なんて記述があるたびに読むのがとまって・・・。ためにはなります。

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2009年10月04日

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