感情タグBEST3
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普通におもしろくて一気読みでした。皆んなが疑心暗鬼に陥る流れがよくできていて、散りばめられたパズルが後半集められ、これまたよくできているコントって感じの会話劇が繰り広げられ、クスりと笑ったり、どんでん返しには見事にゾクっとさせてもらいました。個人的には好き展開でした。軽く読める最高のエンターテイメント作品でした。
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複数人の語りから、神様のような教師の裏の顔が明らかに…
視点がどんどん変わっていくけどすんなり状況が入ってくる読みやすさ
語りに読み手も翻弄されつつ、最後はそういうことかと概ね回収されるので読後感良し
個人的にはもっと抉るような真相が出てきても良かったかな笑
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坪井先生は良い人なのか悪い人なのか、最後まで惑わされました。
辻褄が合わない点もいくつかありましたが、、笑
でもところどころ笑えてとても読みやすかったです。楽しみながら読ませて頂きました!
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先生は本当はどんな人だったのか、、、
死後の葬式で記憶を照らし合わせていく、そこから見えてくる先生とは、、、
疑問に残る点はあるけど、全体的には素晴らしい作品だと思いました。
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逆転美人より面白いという意見を方々で聞いていたので手に取ってみた。
すごく読みやすく、あっという間に読み終えた。
オチはちょっとうーん、となったけど、きっちり伏線も回収していて相対的には面白かった。
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▪️本書のサマリー
・人は誰しも秘密を抱えて生きているもの。
・世にも奇妙な物語で取り上げられそうな作品。
・喜劇+ミステリー
▪️ざっくりなあらすじ
誰からも慕われていた神様のような元中学校教諭の坪井誠造さん。
その方のお通夜に生前親しかった人々が参列。
そんな中、参列者同士が奇妙な繋がりを持ち、坪井誠造なる方、実は神とは似つかぬ所業を生前していたのではと疑惑が上がる。
故人の教え子、元同僚、故人が中学校退職後に経営していたアパートの店子、近所のおばさん、そして故人の娘が通夜に繰り広げる喜劇を加えたミステリー。
神らしからぬ所業を行なっていたのは、本当に故人なのか。
最後の最後に騙されました。
最初は、笑います。公衆の場で読むのが憚かれますが、後半はテイストが異なり、一気に恐ろしい話に。
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いろんな人の一人称の語りで進んでいく。
良い人だと思われてた人は実は悪人だったのか?気になってドンドン読み進めていけた。途中クスッと笑えるところもあったりしてサクサク読める。
重厚な雰囲気の本格推理小説なら、ちょっと詰めが甘い種明かしなのでガッカリしたかもだけど、笑いありの軽妙な小説だったので受け入れられた。おもしろかった。「12人の怒れる男」をちょっと思いだした。
横溝正史ミステリー大賞受賞作とは思えない軽さだったな。
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みんなに想われていた先生が全部の黒幕なんじゃないかと思わせて、実はそれぞれが少しずつ秘密を持ってたり人に知られてたくないことがあったり。人間誰しもそういう部分があるからこそ、共感して読みやすいんだと思う。
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坪井先生可愛い…!!笑
なんであのお店で恥ずかしそうに?出てきたのか
分かってるのはギャルと読者だけ
ギャルとの関係には「?!」ってなったけど
最初から最高の男性とか言ってたもんね
神様みたいだけどちゃんと人間、
最後のゴリラの、むしろ普通よりスケベだに
それな!って笑った笑
解説で著者が芸人さんて知ったけど
頭良いよなぁ…
どうでもいいことでもしゃべるしかない は響いた、優しさだね
裏返って裏返って裏返って
まじかの大盛りでした
晴美さんの言葉で どんな栄養も摂りすぎれば害がある ってあったけど、人をおかしくするほどの善意…こわいなぁ
優しすぎるのも良くないのか…
私は優しさも正義感も上っ面だけの凡庸な母そのものだけど、自分の機嫌は自分で取れる系母を目指そうと思う
楽しかったです、逆転美人読みたい
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12人の怒れる男達を思い出した。さまざまな人がさまざまに場面を思い出す感じ。そこかしこにヒントはある。概ね予想通りだったけど、そうもいかなかったとこが良かったわ。
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誰からも尊敬されていた坪井誠蔵の通夜に集まった参列者。それぞれの回想が重なり生まれる疑念。果たして本当に尊敬されるような人物だったのか?
葬儀の場のみのワンシチュエーションの展開。
昔観た映画「キサラギ」を思い出しました。
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読む前にパラパラめくると字がびっしりあったので内心「うへぇ〜読む自信ないなぁ〜」って思って読んだけど、話に引き込まれていつのまにか読み終えました笑
良い人と思っていた人が、殺人を犯したりストーカーしたりとお話しが二転三転して面白かったです(^-^) ラストらへんを読んでなるほど裏の顔ってそういうことか( ̄ー ̄)!って思いました。
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ミステリーなのかな?ミステリーっぽくない、ミステリー、続きが気になりすぎてサクサク読めた。
登場人物ごとの語り口調で、それぞれ視点が変わるのも面白かった。
ユーモアがあるところも良かった。
個人的にクスっとしたのは、「モンブラン(アパート名)盗聴」と「モンブラン(山)登頂」を勘違いして会話するシーンかな。
ラストはそういうことか!と思いがけない結末だった。
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元芸人さんの作品は初めて読みましたが、登場人物たちのボタンの掛け違いが、コントを見ているようで小気味よく一気に読んじゃいました。そして結末は予想できなかった。
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まさに死人に口無しって話。
テンポ良く話が進んで面白かった。
でも、死んでからこんな疑いをかけられるくらいなら、すぐに忘れてくれて全然良いですよって私なら思っちゃう。
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神様の様だった坪井先生のお通夜には大ホールに入りきらないほど大勢の人達が詰めかけていた。長いお焼香の列に並びながら其々故人との思い出を思い出す。
伏線がテンポ良く回収されるので一気に読めた。
このまま坪井先生の裏の顔は犯罪者で終わると思ったら、どんでん返し!ただただ「えー!」ってなった。
元芸人さんだけあってコミカルな表現が読む人を楽しませようとしていて個人的に好きだった。
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そうきたか!
どんでん返しというレビューを読んで手に取った一冊
どんでん、ってことはこうなるのかな!?
と予想しながら読み進めた
「どう考えてもそうじゃん!」から「これがどうひっくり返るの???」となり、「ここからどんでんっていうならこうくるか!?」とページを捲る手が止まらなくなり…
途中1箇所だけ「そうはならんでしょうに…」を含んだので星4つとさせていただきましたがすごく面白い作品でした!
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神様の様に皆に慕われた坪井先生の葬儀には親族は勿論、教え子や元同僚、近所の人からアパートの店子までたくさんの人が集い涙を流していた。 ご焼香から通夜ぶるまいと進行していく葬儀の中、先生との思い出を回想していくと何か引っかかる点が・・・。 集まっていく先生への疑念の数々に裏の顔は犯罪者だったのではと話が持ち上がる。
葬儀に集まった複数人の視点で描かれ、どのキャラも個性的に仕上がっている。 そして元お笑い芸人だけあって小気味よいユーモアセンスも光る。 最後の展開もさすが受賞作といえる出来。
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逆転美人を読んで今度はこの作品を読みました。こちらもどんでん返しで面白かった!亡くなった人が神様みたいに善人か悪魔みたいに悪人か進むにつれ徐々に明かされていく展開。この構想はなかなかない。最後のオチはこう来るかーって驚き!まんまと騙された。ミステリーよりサスペンス的な小説です。オススメ
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それぞれキャラクターの視点があり最終的にヤバいやつなんじゃ?と疑惑を膨らませて実は多重人格でした、というオチ。
わかってしまえばそこまでどんでん返し感はない。
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神様のような清廉潔白な教師が死んだ。葬儀の夜に7人がそれぞれある事件について語る、実は犯人は教師だったのでは…?
1人の女性の教師への盗聴疑惑から始まり教師が関わっていそうな事件を次々に語る参列者達。
各々の事件と当事者達が知らなかった教師の情報が共有されるにつれて疑惑が確信に。手のひら返しで教師を罵る集団心理の恐ろしさ。
所詮、神様も人の子。
オチはそういうね〜って感じ。
話は会話が多めだしサクッと読めた。
忘れたくらいにもう1回読み直すのもあり。
どんでん返しをあおり文句にはしなくてもいい気が…
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ストーリー展開はとても面白いし、どうなるのかドキドキハラハラさせられたけど、文章が平坦な感じで読書としてはちょっと物足りなく感じた。
この筋書きで他の作家さんだったら、どんな風になるのかな?って、考えてしまった。
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序盤は坪井先生がいかに人格者であったかが各人物の口を通して語られる。
でも読者としては裏の顔があるんでしょ…?という視点で読んでいるから坪井先生の善人的な行動も発言もなんとなく薄ら怖く感じた。
読み進めるうちにやっぱりヤバい人だったのか…!?となるも、最終的には濡れ衣も晴れ真相が明かされ、神様といろんな人に言われるような人もやっぱり人間であったという流れが本書の中で一番おもしろく感じた。
陰口を言ったり誘惑に負けてしまったり…
それまでぼんやりとしていた坪井先生像がしっかり線を描いた感じがした。
オチは全然気づかなかったな〜
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★3.5くらい
普段読まないような文体だったけど最後まで一気に読みこんでしまった。
あっと驚きというよりは「なるほど〜確かに作り方うめえ〜」となる感じ。
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最初は素敵なお話だなと思いましたが、途中から急転して、意外な展開が面白いとも言えるし、心寒いとも言える、、、構成や展開は刺激的だけど、読後感はあまり良くないお話でした。
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人格者で神様のように皆から慕われている元教師のお通夜。
参列者が彼との思い出に浸っていくうちに、実は彼が犯罪者ではないかという疑惑が持ち上がる──
真相解明!と思いきや、最後にそのオチはちょっとずるいかなぁ……?
映像化しても面白そうだと思う。
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みんなに慕われ愛されていた坪井先生が亡くなった。
そのお通夜でのばたばた話。
なんだか思ったより普通かも?と思いながら読み進めたら、最後に想像とは違うどんでん返しがきたー。
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【面白すぎて一気読み .ᐟ.ᐟ】
神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。
参列者の回想と会話でストーリーが進んでいくので、読みやすく一気に読んでしまった。
作者は元お笑い芸人ということもあり、コントを読んでいるようなユーモアもある。
読み始めは会話劇かと思いきや、しっかりと本格ミステリーだ。
【神様の裏の顔】という題名から、読者は参列者の回想を疑いながら読むことになるのだが、“裏の顔”の意味を推理しながら是非読んでみてほしい。
ストーリーのラストではどんでん返しもあり、有名なミステリー作家の面々が満場一致で大賞受賞作に選んだのも納得である。
普段ミステリーを読まない方でも楽しめる1冊だ。
こんな人におすすめ .ᐟ.ᐟ
・本格ミステリーが好きな人
・群青劇が好きな人
・お笑いが好きな人
・どんでん返しが好きな人