感情タグBEST3
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なんか作者さんと似ている気がして読んでて共感出来た。
短気だけど小心者で怒りが伝わらないとか、怒る理由を何時間も何日も考えるとか、、!
自分が使ったお金について分析しているのもおもしろかった!アクセサリー売り場で人群がって買いたくなっちゃって買っちゃうとか、洗濯機欲しくなって買っちゃうとか、欲に忠実ですごく好き!笑
私も基本的にはケチだけど、使ってよかったと思うお金と使わなかったらよかったと思うお金について分析してみようかな
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軽く読みやすくてホイホイと読んでたら
ラストでお母さんとの旅行話でホロっときました。
うまい!と声をあげそうでした。
病院の談話室にあった本で2時間もかからず読めました。
読んで損なし…です。
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お金を貯めることに重きを置いている人の中身がすっからかんというのはとてもよく分かる。使わなければお金は貯まり数字だけは積み上がるかもしれないけど人間として成長はしていなくて、貯金するのもいいけど経験に使うべきだなーと改めて感じた。
毎年お母さまのお誕生日に行っていた旅行も突然行けなくなり、お母さまは文句垂れだったかもしれないけどお金に変えられない思い出が残っていて、いいお金と時間の使い方だなと思いました。
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角田さんご本人がおっしゃっているように、私も彼女をテレビで拝見している限り、おっとりした方だと思っていた。それが何とも、せっかちエピソードが満載で面白い。特に秋刀魚を選ぶ親子の話。そしてイライラを抑える薬「イララック」なるものがある事も初めて知った。
「20代で使ったお金がその人の一部を作る」という言葉が響いた。自分は20代の時に何にお金をかけてきたのか。映画が好きな人、洋服が好きな人、食べることが好きな人…人それぞれにお金をかける所が違うけれど、それがその人を作り上げていくなら決して無駄ではないと思う。「ゆたかであるというのは、お金がいくらある、ということでは決してない」と著者は言っている。
最初にこの本が書かれたのが約20年前らしいので、ガラケーが出てきたり、タバコの値段が今の半分以下だったり時代を感じさせる部分もあるが、若い人に知ってもらいたい事もたくさん書いてあると思う。
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これならいくら使えるっていうのは人それぞれ違っていて、小さな金額でとても満足できる時や、逆もある。本当に必要な自分の心のエネルギーになるお金の使い方をしたい。
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やっぱり、角田光代の書く文章が好きだ。選ぶ言葉が好きだ。キュートで可笑しくて"そのまま"で、読んでいてなんだかとってもうれしくなった。他のエッセイももっと読みたいな。
「なににお金を費やしたかということが、その人を形成する」、「中身が何にもない人にはなりたくないよね」的なことを最後におっしゃっているのにめちゃくちゃ共感した。個人的に最近ずっと考えていた、"お金とは何か"の答え合わせが少しできた気がした。ありがとう角田光代さん。
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著者の金銭感覚とそれが自身の生き方に及ぼす影響が綴られている。
本書を読むと貧乏育ちの私からは著者がかなりの浪費家に見える。
そして著者自身もそんな自覚はあるようです。
けれど私がそんなお金の使い方でも意味はあるのだと思ったのは本作品の後書きにあった一文
「私たちはお金を使うとき、品物といっしょに、何かべつのものも確実に手に入れている、ということだ。大事なのは品物より、そっちのほうかもしれない、とも思う。」
なるほど、そうだなあ。
でも読み方によっては浪費家の言い訳と取れないでもないか。
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急に角田さんのエッセイが読みたくなった!
普段エッセイがはあまり読まない。
単純にストーリーがある方が好きだから。
でも角田さんのエッセイは読みたくなる!
テレビで拝見して以来、その人柄に惹かれている。
テレビで見せてくれる顔は角田さんのほんの一部だろうけれど、あのほのぼのとしたふんわりとした飾り気のない雰囲気が好きだ!
そしてその見た目の中、言わなければ分からないのに角田さんの黒い部分も惜しげもなく披露してくれるところも大好き。
このエッセイももう何度目の再読だろう…
角田さんの独り言を聞かせてもらっているようでクスクスと笑いながら、時には「わかる〜」と思いながら楽しませてもらいました。
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おもしろかった
本当に読みやすい文章をかくなぁ〜すごいな〜と思いながらぐんぐん読んでた
私たちはお金を使う時、品物と一緒に、何か別のものも確実に手に入れている
大事なのは品物よりそっちの方かもしれない
ってことばいいなと思った
なんでもいいって行きたいところも調べずただついてくるだけの母との温泉旅行で宿選びに失敗した話もすごく良かった
親子の交代ができたことが今は良かった思ってるみたいな内容の
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お金の話を人は避けるけど(私の場合、お金の話は好きだが、遠慮して話す事は少ない)お金の価値観を見ると、その人の性が少し分かると思う。だからかな。幼き頃、母に結婚相手は、”お金の価値観が合う人、それも大切だよ”と言われた事がある。自分のお金に対する価値観と、自分の幸せをを改めて認識できた本。読みやすく面白かった。以下心惹かれ文の一部※一部簡易的記載有
☘️海外旅行。何を見たか、何を見なかったか、というのは、ツアー旅行か個人旅行かという違いではなくて、その場所でお金を使うか否かではないかと私は思うのだ。
☘️最悪の旅行9800円×2。最悪といっていい一泊旅行が、記憶の中で不思議な光を放った。
☘️酒も飲まず、外食もせず旅行もせず、貯めたお金。その人、中身が何もなかったんだ。20代自分で稼いだ、お金の使い方が30代の土台になる。経験になる。
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お金を使って、いろんな経験をして自分を作っていきたいと思った。
貯金だけして中身が何もない人になるのは恐ろしいというようなことも書かれていて、自分の生き方を見つめ直すきっかけになった本です。
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角田さんのエッセイ。
ものの値段と生活についてたくさん書かれていて、しかもどれも面白かった。
私が普段使わないものもあり、参考にもなった。
今の所角田光代さんの本は2作続けて面白いので、もう一作読んでみたい。
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2009年角田さんが30代の頃に書かれたエッセイですが、ご自分のことをこんなに面白く書いてしまって良いのかしら?と心配になるほどユニークなお人柄。お財布にあまりお金を入れず出掛けてしまった失敗談、デパートでのバレンタインチョコ争奪戦、人助けと思って渡してしまった1000円、そして短気な角田さんに友人が薦めたイララックの話はかなり笑ってしまいました。そしてお母様との旅行のお話は笑った後にじわりと来るものが…。お金を使わず貯金しても中身がからっぽの人にはなりたくないという角田さん。確かにそこは共感出来ますね。
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エッセイだからもちろん角田さんご自身の価値観で書かれてるわけで感情移入はできないけど(エッセイに感情移入するものではない)クスって笑えたり、お金を払って食べたり体験したりで得るものって一人一人それぞれ違うよなあって何気なく思ったりした、サクサク読めたし楽しく読めた
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たとえお金をたくさん使っちゃったとしてもそれはこれからの自分を作っていく土台になるっていうのがすごくグッときた。お金を使ってものを得るだけじゃなくて、自分の中に得られるものがあるっていうのほんと考えさせられた。貯金だけたくさん貯めて中身がない人になるより、お金を使ってたくさん友人と遊んだり、色んなところに行ったり、美味しい物食べたりヲタ活したりして人生思いきり楽しんでいきたいなって思った。せっかくの人生だから豊かな思い出と経験を作っていきたいな。お金を気にして何もしないより絶対いい。
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読んでみたら結構前に書かれたエッセイだったのね。
アクセサリーは男の値段か、なるほど。
女の値段、男の値段の考え方が面白いと思った。
宿選びあるあるは身に覚えがあり、親近感。
20代に何にお金を使ったかで自分の基礎が出来るというのは確かに!と思った。何も使わなければ貯まるのはそりゃそうだ。お金をどう使ったかで人生の豊かさも変わる。良い使い方悪い使い方あれど、自分が納得してお金を使っていこうと思った。
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光代の買い物によるエッセイ。趣味が(小さな)買い物の私としては、こんなやり口で記録していけばエンターテイメントになるのか、と少し発見でした。
「モノより思い出」なんてコピーもありますが、私からすると、モノを買ったことによって生ずる思い出もあるぞ、と今までは思ってたわけです。(レコードを買ったり古着を買ったり)
ですが、帯にもなっている「記憶9800円×2」は、 死んだ母親との最後の旅行の顛末をつづった話がな印象的でした。たしかに、先日友達と久々に会って、7年前の金沢旅行の思い出話になって、旅行って、まあまあいいお金の使い道だなと思うようになってきました。
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やっぱりエッセイというのは
作家さんの人となりに迫れる面白いジャンルだなぁと思う。
角田さん、ずぼらなのか几帳面なのか、
無頓着なのか凝り性なのか、
相反するような性質をたくさん持ち合わせているところ、
物語の登場人物ではなく生身の人間なんだなぁと
お金を払うことで得るものは、
その場で交換するモノやコトだけとは限らない
何かにお金を払うことに対して考えさせられる内容だった
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楽しく読み終わって 最後の章
全てはこの章を読むための前振りだったのか。
20代の時使ったお金がその人の一部を作るのではないか‥‥。ふむ。なるほど
そーしたら 私は 一体なにをしてたのだろうか。
中途半端にお金使ってたなー、
記憶にも残らない使い方してたってことは
私の人生 中途半端なんだろうなー。
今から20年後 あの時私はこれにお金を使った!あの頃の私はあぁだった!
と良くも悪くも言えるように 今日からのお金の使い方を考え直してみようかな。
お金の貧しさより、人生が貧しいのは切ないもの
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家計簿エッセイ。1つの出費に対して作者の思うところ、ストーリーが綴られていてなかなかおもしろい。いちばん怖いのは貯金額だけが異様に高いことと書かれていたが、・・・自分は大丈夫そう。自分の土台を作ってるのはなんなのか思い返してみたい
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角田さんのエッセイが好きです。しあわせを感じた値段はだと思いますが想像力にすごいな⁉️と驚き、どこまでもイケてない9800円の旅館に笑いイララックに私も欲しい!でした。
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第8回紅白本合戦紅組5位
これくらいの値段で買ったもので、これくらいの幸せゲットできたよ~的な日常エッセイ。
例えば「ねぎそば 390円」てな感じ。
角田光代を読むのは実はこれが2作品目で、1作品目は、まだWeb小説という言葉も巷間に流通していない頃の2001年、多分雑誌「ダ・ヴィンチ」のHPで連載されていたのを、当時非正規雇用で働いていた某○阪○三荘最寄りの工場の生産ラインの検査用PCで、生産開始前の朝7時位に読んでた懐かしい思い出がある。ふふふ、直木賞受賞前の若きカクタ作品を読んでいたワタシ(`・ω・´)b
当時、Windowsはまだ95or2000の頃で、僕自身赤貧でMYパソコンを持っておらず、インターネットに触れるためのささやかな時間をここで過ごしていたのでした。
このエッセイを読んでまず思ったのが、「ああ・・・なんか『愛がなんだ』のテルコがしゃべっているみたいだな~」っていう、もう20何年も前に読んだ小説の事をパッと思い出せるくらいの「テルコ感」を感じたのでした。なるほどこれが「光代節」なのだなと思った次第。面白かったです。
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いくつにも分かれているので、何かの合間に少しずつ読むことができます。
着眼点は日常にあることで、それに対しての感想や行動が記録されている本です。
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王様のブランチで見て、気になって、偶然書店で見つけたので読み始めた、けど、相当時間をかけてしまった笑
でもそのくらいで読んでいいものかもしれない。
実際、他のちょっと重い作品とかスピーディーな作品の間のお休みみたいな位置付けで読んでいた。
何にいくら使うのか、それが物理的なものなのか精神的なものなのか他のものなのか、考えてみると面白いし、個性が出るから自分のことを知るいいきっかけにもなりそう。
実際に優先順位をつけなきゃと思っていたので。
たまにはこういう一冊も良い。
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お金を使うとき、物と一緒に幸せを手にしている。人のお金の使い方や価値観に触れられておもしろかった。自分がお金を支払ったもの、それと一緒に得たものについて思い出してみる。
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初めて角田光代のエッセイを読んだ。面白い。お金の価値観が面白いというより読者に伝える言葉の選択が、プロだなと思うし、小説も読んでて楽しいので、小説家は随筆も上手に表現できるのだなと思った。羨ましい。
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松茸 4800円
好き嫌い激しい作者が恋心の為、克服しようとし、慣れることが大切と食べる練習を始める。今まで避けたり、頼まないようにしていたものも無頓着に食べれるようになってラクチン。食の楽しみも分かってきた。
記憶 9800×2
母という人種は30年以上共に過ごしても分からないことが多いもの。
親と子の立場はいつしか逆転して、おんなじことをなぞる。かつて母がそうしたように、生活の合間を縫ってここぞと思う旅先や宿を探し、むりよく・無意思状態になっている親に切符を握らせ、正しい座席に案内し宿へと引率していく。旅先の私の我儘に、母も確かに幾度もブチ切れたことだろう。「もう置いていくからね!」だから親を旅行に連れていく子供も存分にブチ切れていいのである。役回りの交代なのだから。母がしてくれたそのことを私もすることができ、私に許されていたそのことを母にも許すことができたことは幸福なこと。