【感想・ネタバレ】「腸の力」であなたは変わる 一生病気にならない、脳と体が強くなる食事法のレビュー

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Posted by ブクログ

とてつもなく勉強になりました!
腸がどれほど大事なのか、そしてどれほど軽視されてきたのか。
食生活を改善しようと思っても、朝はパン、昼は少しサラダ、夜は一杯くらいのビールならと晩酌、そのルーティンとなっている。
ただ、その生活では腸内環境は良くならないし、引いてはメンタル面にも影響が出てしまいますよっと。
子供のADHDは炎症と食事が原因の可能性があるとかなんとも。実際にADHDの子がいるとその子の性格だと思ってしまうが、それが無意識に与えている食事のせいというのが本当ならやるせない。
とにかく抗酸化・腸に効く食事を進めていくしかない。抗生物質はとったらあかん。
自閉症の子供もも便秘の子が多いとかなんとも。自閉症の子はクロストリジウム属菌を多く持ち、炭水化物や精製糖(これらの細菌の餌になる)を好む!えーこわw大人でもお菓子とか好きな人は細菌に操られているってことやないかい。ひーこわいこわい。

とにかく発酵食品とか健康的な食生活を心がけて、腸内環境を良くすれば、身体的・精神的両面が健康になりますよって。

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2021年01月04日

Posted by ブクログ

どうすれば具体的に腸を良くすることができるのか、詳細に書いてくれている貴重な本。プロバイオティクスの種類も記載がある。この本が出版されてから数年経つのでここから新たな発見や解明がされてるのか、新しい本が読みたいところ。

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2020年08月22日

Posted by ブクログ

実践方法は2割ほどです。各種の研究結果を基にいかに脳と腸に関係があるか、という説明に8割。平易な説明ですが専門用語もあり、ちょっと退屈かも。

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2020年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

腸の働きを良くすると、脳の働きも良くなり、アルツハイマーや精神疾患なども予防できるという本かな。


腸の働きを良くするには…
・帝王切開ではなく、自然分娩で出産。
・母乳で育てる。
・抗生物質はとらない。

ADHD(注意欠如・多動性障害)と診断される子ども達は、帝王切開、人工乳、抗生物質の場合が多い。
ただ、食事療法で改善される可能性も高い。
ADHDの治療に、薬物治療が行われているが、副作用が多いし、治療効果もほとんど解明されていない。
幼児が、ADHDと診断されて、薬漬けになっているのを危惧している。

ADHDは単に、グルテンや病んだ腸内のフローラの悪いはたらきをきっかけに、炎症がひどくなった結果なのだ。
とも。

妊娠中や子どもが1歳くらいから抗生物質を投薬しすぎて、腸の細菌を殺してしまい、自閉症の症状を現わす子がいる。糞便微生物移植によって、自閉症の症状がかなり改善された事例も紹介されている。

自閉症の子が、炭水化物や精製糖を欲しがる。そのメカニズムを説明していますが、難しいです。
でも、精製糖が腸内環境を悪化させて、精神を不安定にさせている可能性もあるのかな。
甘いものが、良くないのですね。本当に、心配。イライラした時は、甘いもの!とか、大丈夫?と思う。

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2022年01月16日

Posted by ブクログ

腸内フローラを整えると体調だけでなく、脳のさまざまな疾患にも好影響がある。
オリーブオイルとコーヒーが良い。
グルテンと果糖は良くない。
腸内フローラのバランスが悪いと、血漿中のLPS値が高くなる。

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2021年02月22日

Posted by ブクログ

副題に「一生病気にならない、脳と体が強くなる食事法」とあるが、具体的な食事法については最後の方に触れられているだけである。
半分以上はその食事法の根拠が示されている。
であるから、専門的な内容が続く。ただし、読みやすい。
腸は第二の脳であるというのは、知っていたような知らなかったような。それに関して、再度しっかりと学べた。
腸の健康により、脳の認知機能が改善され様々な病気に効果をあげている。
例えば、ぜん息、アレルギー、糖尿病、肥満、高血圧である。これらは何となく理解できるが、自閉症や気分障害などの改善も見られることもあるというから驚きだ。
腸内にある細菌のバランス(腸内フローラ)がとても大切で、それにより多くの病気が改善される可能性があるという。
腸内フローラはどのような働きをするかというと
・栄養分の消化と吸収を助ける
・悪性の細菌、有害ウイルスや有害寄生虫などの侵入者に対して、自然のバリアを構築する
・「解毒器」として機能する
・免疫系の反応にいい影響を与える(腸は体内で最大の免疫系器官である)
・体内ではたらく重要な酵素や物質、ビタミンや神経伝達物質を含む「脳に必要な物質」を生成して放出する
・内分泌腺(ホルモン)のシステムへはたらきかけ、ストレスをとりのぞく力をつける
・良質の眠りをうながす
・さまざまな慢性疾患につながる「炎症」が伝わる経路を制御する
(p35,36)
気持ちのいい腸内環境をつくる「6つの食べ物・食べ方」は、
1.「プロバイオティクス」が豊富な食品を選ぶ
2.「プレバイオティクス」が豊富な食品を選ぶ
3.炭水化物を減らし、良質の脂肪をとる
4.ワイン、紅茶、コーヒー、チョコレートを楽しむ
5.水道水は濾過して飲む
6.季節ごとに断食する

「プロバイオティクス」:食品の多くをプロバイオティクスに変える発酵が、乳酸発酵である
生菌入りヨーグルト、ケフィア、キムチ、ザウアークラウト、ピクルス、紅茶キノコのお茶(コンブチャ)、テンペ、発酵調味料、発酵した肉、魚、卵
お勧めの5種①ラクトバチルス・プランタラム②ラクトバチルス・アシドフィルス➂ラクトバチルス・ブレビス④ビフィドバクテリウム・ラクティス⑤ビフィドバクテリウム・ロングム

「プレバイオティクス」を多く含む食品
生のニンニク、生の西洋ネギ、生のタマネギ、調理したタマネギ、生のアスパラガス、アカシアガム、生のチコリの根、生のキクイモ、生のタンポポの葉

その他、腸内を元気にするサプリメント
DHA、ターメリック、ココナッツオイル、アルファリポ酸、ビタミンD

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2021年01月23日

Posted by ブクログ

プロバイオティクス、プレバイオティクス、発酵食品、低炭水化物、グルテンフリー、体にいい脂肪。

ギリシャのイカリア島=コーヒーとワインで長寿の島。

腸の敵は、抗生物質、水の塩素、環境化学物質、ストレスなど。リーキーガット症。

コーヒーのポリフェノールと食物繊維が腸内細菌の餌になる。
FMT=糞便微生物移植で、難病が治療できる。
リポ多糖類(LPS)がうつ病の症状を発生させる。
ADHDはGABAの欠乏による可能性がある。

コルチゾールのレベルが朝に上昇すると、腸内細菌がサイトカインの分泌を抑制し、そのためにノンレム睡眠からレム睡眠に移行する。

フィルミクテス門はカロリーの吸収を高める。バイオロイデス門はでんぷん繊維を分解する。

肥満は海馬を小さくする。記憶力が縮む。

果糖はインスリンの生成がなく肝臓で処理される。レプチンの生成を低下するので満腹感がない。
異性化糖は果糖とブドウ糖が半々。加工された果糖は体に良くない。
グルテンに敏感だと炎症性サイトカインの生産を増やす。
抗生物質、非ステロイド性抗炎症薬、ピル、遺伝子組み換え食品、環境化学物質が腸内環境を破壊する。

抗生物質の過剰な使用と中途半端な使用は耐性を生み出す。抗生物質は環境ホルモンであり、肥満を促進する。

ピロリ菌を抗生物質で死滅させるとグレリンが増加してもっと食べるようになる。家畜を太らせる原理。

プロバイオティクスが豊富な食品を選ぶ。
発酵食品など。カプセル入りのプロバイオティクス。
キムチ、ザワークラフト、乳酸菌、ケフィア、紅茶キノコ、納豆、テンペ、コンビーフ、発酵ゆで卵。
プレバイオティクスが豊富な食品を選ぶ。
腸内細菌の餌になるもの=食物繊維など。イヌリン、ニンニク、玉ねぎ、サプリメント。
炭水化物を減らし、良質の脂肪を取る。エネルギーはオリーブオイル、バター、ナッツやシード(種)から取る。肉はメインではない。
ワイン、紅茶、コーヒー、チョコレートを食べる。
抗酸化物質が取れる。
水道水は濾過して飲む。
季節ごとに断食する。24~72時間の断食。遺伝子のスイッチを入れる効果がある。水をたくさん飲む。
DHA、ターメリック、ココナッツオイル、アルファリポ酸、ビタミンÐ。
抗生物質を服用している際は、ハーフタイム方式で。併用する。抗生物質をやめてはいけない。

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2019年07月05日

Posted by ブクログ

書かれていることすべてを実行すると、ビーガンのようなかなりストイックな環境を作って自分を追い込んでしまうと感じた。現時点でそこまでの息苦しさは勘弁。
肉を食べる回数を減らす、大豆食品を積極的に食べる、水道水は塩素除去してから飲む、断食してみるなど、意識や実践できていなかったことを一つずつチャレンジしていこうと思う。

という話を友人にしたところ、日本人の腸は牛乳やヨーグルトを受け付けないようにできているからあまり意味がないよ、との助言。
真偽はともかく、著者がアメリカ人なので、たとえ本に記載の情報が正しいものだとしてもそのすべてが我々日本人にも合致するか不明であるという事実・視点に気付かされたのも収穫。

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2019年03月30日

Posted by ブクログ

健康界隈で今最注目な「腸」の重要性の概要を一通り知る事が出来た。人の性格すら操作する腸内細菌の凄さ。これを知らずに過ごすのは現代社会においてあまりにも痛手である。巻末あたりで具体的な食材やおすすめサプリも紹介されていて、すぐにでも実践の「腸活」に取り掛かれるあたりも◯

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2019年02月15日

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自閉症児
クロストリジウム属菌が多い
プロピオン酸PPAが豊富に作られる
脳にとっては毒
推奨のサプリ
Lカルチニン、オメガ3脂肪酸、グルタチオン
抗生物質
バンコマイシンで治療
ミトコンドリア機能不全

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2018年05月21日

Posted by ブクログ

煽りすぎのきらいはあるが、食品抗生剤によって乱された腸内フローラが、アレルギーや肥満だけではなく、アルツハイマー、うつなどの精神にも大きな影響を及ぼすとして、低糖、発酵、ナチュラルな食生活を推進している。

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2017年07月07日

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個人的には、腸の特に腸内細菌の大切さを補強する一冊だった。脳よりも先ずは腸内細菌を整えることが気分や体調、脳の活動レベルも正常し、人生のパフォーマンスを向上させてくれると更に思わされた。現在プロバイオティクスのサプリを検索中。しかし、期待したよりも読み物としては読みにくかったのが残念。

◆メモ
マイクロバイオーム
微細な.大きな住みか
・腸内細菌叢(腸内フローラ)
叢(クサムラ)
・ミトコンドリア
青木厚著「空腹こそ最強のクスリ」でのオートファージによってアポトーシスを司るミトコンドリア。そのミトコンドリアのことがこの本にも。
細胞に存在する細菌でマイクロバイオームのひとつ。体重の10%を占める。赤血球細胞以外のすべての細胞に存在し、多い細胞ではその40%がミトコンドリア。
・腸内細菌は1万〜3万種以上
・細菌を守るために避けるべきもの
抗生物質、帝王切開、ストレス、砂糖、人工甘味料、小麦(グルテン)
特にグルテンは、グルテンを食べると発生するタンパク質が腸の透過性を高め(リーキーガット)血中に炎症や認知症などの原因となるリポ多糖類LPSが増加する
・潰瘍
皮膚や粘膜に穴があく深い欠損
・プロバイオティクス
善玉の腸内細菌が含まれる食べ物
特に以下の5つ
ラクトバチルス・プランタラム
ラクトバチルス・アシドフィルス
ラクトバチルス・ブレビス
ビフィドバクテリウム・ラクティス
ビフィドバクテリウム・ロングム
・プレバイオディクス
腸内細菌によい食べ物
・リーキーガット症候群
腸の粘膜に穴が空き、そこから様々な細菌や病原菌やタンパク質が血中に漏れ出る。LPSリポ多糖類が増えれば脳は炎症を起こし様々な病気の原因に。食べ物からなるタンパク質などの漏れは、アレルギーを引き起こす恐れが。
・遺伝子組み換え
トウモロコシや小麦に多く、大量生産する農産者には雑草が天敵。そこで除草剤に強い品種を生み出して問題を解決したが、その除草剤が人体に悪い。

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2020年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

腸と関係する免疫系についてはとても勉強になった。
所詮素人の自分が読んでいるので(とにかく腸が免疫=あらゆる病気の予防にとって大切、腸によい菌を取ること、菌の餌をとること、抗生物質の過剰摂取はさけること)というすでに知っていることを、理論的に強化してもらい、自信を持ったいう感じ。

アホな自分が読むにはやはり(ではどうしたら良いか?)の部分も欲しく、その部分はアメリカの生活に基づいて書かれているので、実践的なことはやはり日本人の本が良いかなと思う。化学物質の摂取回避については急に非科学的というか雑な説明だったのが少々残念でしたが、本書のメインテーマではないものね。しかしこの部分は日本は遅れている印象、食品もだけど、特に日常品はあまり選択肢がないきがする。iHerbも何回かためしたけど、わざわざ個人で空輸するのって、なんかエコの対局って感じがして、やめてしまった。日本でも選択肢が広がってほしい。あとは糖質制限は日本人の体質にあっているのかなあ?という気もする。グルテンフリーはともかく。

すべて実践できるわけはないのですが、自分にとって新しい知識と取り入れようと思ったこと

腸内の状態をよくすることはがんなどだけではなく、発達障害、自閉症の症状改善やアルツハイマー予防にもつながる可能性ありという知識。
抗生物質がよくないと言われる理由が理解できた。特に子供に注意。
化学物質の除去は、、メインテーマではないと言いつつ気にしていくべきかもという気づき、浄水器ちゃんと使おう、日用品も注意(ラップ、ジプロック の代替品検討…冷凍は早めに使う努力、テフロンどーする問題、缶詰NGはちょっと無理…)
断食を一年に4回やってもいいかも 

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2020年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作「いつものパンがあなたを殺す」くらいのインパクトはないけれど、その分、現実的に実行できそうな内容なのがよかった。

わかりやすい説明、最新事例がいい。

以前から疑問だった、先進国に多いADHDや認知症についてよくわかった。

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2017年04月19日

Posted by ブクログ

腸内フローラ重要ですね。
手軽に食べれるのがキムチだったのでよく食べるようになってます。

と言っても難しくて長いですねアメリカの本は。
そこまで細かくなくていいなぁと思いました。

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2016年07月25日

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