【感想・ネタバレ】彼方のアストラ 5のレビュー

今でいうところの修学旅行である「惑星キャンプ」の最中、トラブルで宇宙に放り出されてしまった9人の高校生たち。奇跡的に乗り捨てられていた宇宙船に逃げ込んだものの、食料もないし帰り道もわからない……。そんな絶体絶命のピンチの中、9人が力を合わせて困難を乗り越えていく姿に、とっても元気をもらえる作品です。

ノリがテキトーすぎる熱血漢・カナタや、天然ボケ少女・アリエスなど、どこか抜けたところのあるキャラクターたちばかりなのに、いざ仲間のピンチとなれば、それぞれの個性を生かしてビシっとキメちゃうところがかっこいい!
しかし、仲間の一人が船内の通信機が意図的に切断されていることに気がついたことから、物語は意外な方向へ。

「このメンバーの中に、俺たちを殺そうとしている奴がいるかもしれない……」
そう、ミステリー要素もあるんです。SF×ミステリー、めちゃくちゃわくわくします。

未知の惑星での心踊る冒険模様だけでなく、仲間同士の疑心暗鬼・メンバーが抱える暗い過去など、シリアスな展開もしっかり描かれているのが魅力的。読みやすいのに重厚感のあるストーリーは、このままハリウッドで映画化されてもおかしくない!?
普段SFをあまり読まないという人にも、ぜひ読んでほしい一冊です。

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感情タグBEST3

KK

購入済み

おもしろかった。

期待せず読んだら、とてもおもしろかったです。

1
2022年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

☆完(全5巻)

〜序章〜
・宇宙旅行に行くことになったアリエス
・惑星マクバに到着
・謎の光球に包まれ宇宙空間に放り出される
・近くの宇宙船に乗り込む
・そこは遠く離れた星だった
・食べ物のある星を渡り帰る作戦

〜旅編〜
・1つ目の惑星に到着
・フニのピンチにカナタが体を張って救出
・ザックから通信機を壊したのは仲間の1人と聞かされる
・2つ目の惑星に到着
・毒キノコの胞子でほぼ全滅
・カナタが解毒植物を探しみな復活
・ユンファがみんなと打ち解ける
・水と食料も確保
・3つ目の惑星は水だらけで楽園のような惑星
・ウルガーが兄の復讐のためルカを殺そうとする
・ルカは半陰陽だった
・4つ目の惑星でアストラ号が故障
・もう一機アストラ号を発見
・人工冬眠していたポリーナを起こす
・キトリーとフニが同一人物であることが発覚
・カナタは全員クローン説を語る
・ポリーナとカナタたちの記憶には相違があった

〜真実編〜
・みんなが目指す星は地球ではなくアストラ
・人間は隕石衝突のためアストラに移住していた
・犯人はシャルスだった
・シャルスは王のクローン
・アリエスは王女のクローンだった
・自殺しようとしたシャルスを止めに入りカナタは右腕をなくす
・シャルスを受け入れる
・みんなでアストラに帰還
・クローンを作ったオリジナルは罪を受ける
・みんな人権を得て各々の生活へ
・世界に真実を伝える
・7年後カナタとアリエスは結婚

[総評]
おもしろかったー
5巻ていうのもスッキリしててすごくいい

0
2024年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の惑星・ガレムへ。


道中で次々明らかになる真相。

第三次世界大戦勃発という歴史を語るアストラ号クルー。
一方でそんな歴史は無いとするポリーナ。
導かれた結論、それは惑星アストラの住民は地球からの移住者であるという事。

1話時点以来の伏線が綺麗に回収されていく。めちゃくちゃ気持ちいい!

シャルスの出生に関するあまりにも重大な使命と真実。♯45「右腕だ」は名言。

世界、ひいてはポリーナにまつわる真相も驚くしかない。

こうしてアストラ号の’帰還’の物語は大団円を迎える。

全くもって大傑作‼︎
素晴らしかった。

巻末の4コマにもなんかほっこり。
エマさん良かったね…。


1刷
2022.1.16

0
2022年01月16日

Posted by ブクログ

何気ないこと、予想もしていなかったこと…様々なことが繋がった瞬間に走った衝撃のすごさ。もう、圧倒されました。本当に細かいことまで繋がっていたりするから、絶対に再読したくなるはずです!
泣けて、笑えて、ゾワッとして…いろんな感情に振り回される漫画でした。

0
2021年10月01日

Posted by ブクログ

5巻完結。なのにこのボリューム!あの1話目からこんな壮大な話になるなんて、ほんと凄すぎです。
登場人物がみんな魅力的。笑えるし、感動するし、最後はちゃんと納得がいく様にまとまってて本当に面白かったです。だから読み終わりたく無かった…もっと読んでいたかった。

0
2020年11月08日

匿名

購入済み

めちゃ面白い

0
2020年10月20日

Posted by ブクログ

これは!よきものを読んだ…直球の青春と直球のSFとミステリが練りに練ってあって、おかしいな?と引っ掛かったところが全部回収されるのでとても気持ちいいし、バーンと大・団・円!にもっていくところはさすが。晴れ晴れ……

0
2020年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

綺麗に風呂敷の畳まれた最終巻。

謎解きから刺客の特定、カナタの右腕の流れはアニメでも何度も見たのに原作読んでやっぱり泣くという……いや本当に。「お前は俺の右腕だ」は泣きますよ。アニメだと第一話が神改変だったおかげでより一層たまらなかったですが原作の表情凄く良いです……神よ……

取り敢えずメインの登場人物みんな幸せになって何よりです。清々しいラストで良かった。
ウルガーはフニちゃんとルカのどっちともイイ感じなのでもうずっとそのままでいて欲しい。

0
2019年11月21日

Posted by ブクログ

最初から最後まであっという間だった。世界観の設定や隠された謎、刺客の存在なども過不足なくしっかり回収しているし、SFの要素を含みながら論理破綻も出来るだけ少なくなるように作られていて不思議な真実味がある。
キャラクターの作り込みや設定、デザインも文句ないし、仲間たちの関係性もぐっとくるものがある。この巻数で良くまとまっていて万人にオススメできる貴重なタイプの本。

0
2019年10月23日

購入済み

最後

最後の四コマ好き。

0
2019年09月27日

Posted by ブクログ

コミック久しぶりに1から5まで一気読みでした
地球とアストラ 衝撃でした
それぞれのキャラも生育環境と自分の努力
うーん なかなかいけます
やっぱりラストが最高です
おススメです

≪ 育ったから?本当の自分はつくるもの ≫

0
2019年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメから入ったからコミックがすんなり読めた。
おもしろかった!
ご都合主義と言ってしまえばそれまでなんだけども、謎が謎を呼ぶみたいな展開、好きだ。
地球が……ってところでええええ!
長すぎず、ちゃんと終わっているところもいい。

0
2019年08月07日

ネタバレ 購入済み

伏線回収が見事

一巻からの怒涛の伏線回収。読み返すと納得する場面もあったり、泣けるシーンもあったり。叙述トリックもあり本当によくできた漫画です。表紙すらも伏線といえるのが鳥肌もの。

#切ない #深い #エモい

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2021年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このマンガがすごい! 2019 オトコ編 第3位 &「SKET DANCE」の篠原健太先生の作品ということで興味を持って手に取ってみました。
SFがあまり好きでないので身構えていましたが、テンポよく物語が展開されているので5巻まで一気に読んでしまいました。
キャラクターを通じて「自分がどう生きたいのか」を何度も問いていて、深く考えさせられました。

0
2019年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作のスケットダンスのネタをちょいちょい混ぜているあたりが好き。ファンにとっては嬉しい。本作の第5巻は最終巻であり、作者もオチは出来上がって仕上げていたと知っていたので非常に期待していた。結論として、伏線をしっかり回収していた。読み終わって全てがわかる、と同時に気持ちが晴れやかになる終わり方。キャラクターもそれぞれ個性的で、宇宙SFだが納得のいく終わり方だった。

0
2018年06月15日

Posted by ブクログ

漫画で宇宙探検モノのSFはあまりないジャンルだと作者も言っているように新鮮だった。5巻でスッキリ完結しているし、人に薦めやすいなと思える点も含めて貴重な作品だと思った。

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2018年05月05日

Posted by ブクログ

レビューがとてもよかったので全巻一気買い。

そもそもスケダンも全巻持っているので、単純に篠原作品が好きなのもある。
好きなのもある、けど!!この作品は篠原作品読んだことない人にも読んで欲しいなぁ~!!最高なんだよ~!!SFなのに飾ってなくて読みやすくて説明もめっちゃ分かりやすくて~!!ギャグ多めだし~!!
しかもこう…ギュッとしてる。テーマとかストーリーとか感情とかギュッとしてる。
毒親に悩んでる人にも読んでほしいなぁ。篠原先生、スケダンのときも親に悩んでるような後書きあったし、そういう気持ち分かる人なのかも。
自立とか、宇宙とか、友情とか、人としてのありかたとか、そういうのも笑いたっぷりに楽しく描いてくれている。真面目なところもあるんだけど、押し付けがましくないというか…。さらりと優しくされた感じ。

この漫画を弟(スケダン好き)に勧めたら「僕も買おうと思ってた」と言われ、姉(宇宙好き)に勧めたら「宇宙…?買わなあかんやつやん」と言ってくれた。いぇ~い最高の共有しようぜ~!!

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2018年03月06日

Posted by ブクログ

見事完結。結構残酷な物語ながらも、本当ポジティブにハッピーエンドに導いた。子供たちのタフさが本当に気持ち良い。最終巻の表紙も本当良い。

個人的には親達との対決(あるいは主人公達が想定していなかった真意があったなど)も期待していたのですが、流石にそこまでさせるのは酷というものか。

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2018年02月25日

Posted by ブクログ

一度読んで泣いてるのに、二度目読んでもやっぱり泣いてしまったー! やっぱりいい話だー!! カナター!!!

本だと何度も前に戻って細かいところ確認できるから良いね。ジャンプラのときは流し読んでた(失礼)とこも、文字が読みにくかったとこもじっくり読めた。

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2018年02月20日

Posted by ブクログ

ポリ姉との出会いが世界の秘密への扉を開きます。そして、最後の惑星で明かされる刺客の正体。
全ての謎が解明されて、故郷へ帰るカナタ達一行。

SFサバイバルかと思って読み始めたら、ディストピアに衣替えしてました。でも、アストラ号での旅がカナタ達にとっては黄金時代。見事なジュブナイル。
その黄金時代を糧に成長した少年少女たちは、大人への道を歩みます。
新たな旅路を寿ぐのは、若き歌姫。かつてともに旅した思い出と、未来への祈りをこめて。
エンディングテーマを背景に、再びの黄金時代へ。

最終巻である5巻のタイトル、つながっていく1巻から5巻の表紙。
おじさんには、何もかもがまぶしい。
表紙のつながりに気づけて本当によかった。

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2018年02月19日

購入済み

最高の5冊

人気作を終わらせにくいというこのご時世に光る素晴らしい5冊完結。
次回作も期待したい。

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2018年02月18日

購入済み

秀逸な人間ドラマ

最後まで、驚きに包まれる、それでいてハッピーエンド。SFとしても、人間ドラマとしても完成度高いです。絵も綺麗で何度も読み返せます。買いです。

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2022年01月23日

Posted by ブクログ

実は今週ちまちま読み進めていた『彼方のアストラ』。
もともとスケダンが大好きで篠原先生の作品には全幅の信頼を置いているのですが、これもやっぱり面白かった。最後は一気読みでした……!

お決まりだけど「これでいいんだよ」なアツい展開、思わず吹き出すギャグシーン、意外なところで共感するシリアスシーン、そして最後までぶれない主人公のスタンス。
これらが『彼方のアストラ』には詰まっていると感じました。
読者が見たかった「その後」も描いてくれて、言うことなしです!あれもこれも疑いましたが、そこはやっぱりジャンプ。次は安心して最初から読み返せそうです。
そして本当に篠原先生は絵が綺麗。先生の描く女の子も男の子もそれ以外も大好きです。

カナタたちと一緒に、私も純粋にワクワクドキドキする数日間を楽しめました。
あと巻末に四コマある漫画大好きなので最高でした☆

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

「アストラ」の秘密がいよいよ判明。

全5巻なので、一気読みをおススメできるマンガのひとつ。

刺客の正体がわかったうえで、1巻から読み直すのも良いかも。

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2022年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SKET DANCEが好きで、作者のミステリー風の演出が特に好きだったので面白かったです。
5巻で完結なのが良いですね、1日で一気に読めました。

いろいろなSF作品が次々と合わさっていく感じで、「11人いる!」や「わたしを離さないで」、「無人惑星サヴァイヴ」や「2つのスピカ」を思い出しました。

残念だったのは刺客が誰かわかりやすすぎたことです。セイラに謝っているシーンが早いうちに出てきましたが、その時点で彼がセイラの肉体を手に入れるために動いていることを疑いました。遡って証拠探しはあえてしませんでしたが、刺客をはめて捕らえる展開は読めました。できればビックリしたかったです…。
もう一つ残念だったのは既視感がありすぎることです。基本平和なお話だったので、登場人物が成長して仲間になっていく過程は常に見たことある場面の連続でした。上記の、特に「11人いる!」に似ている要素が多く、そちらを読んだことが無ければもっと楽しめたのにと思いました。

しかし「チキュウってなんだ?」というセリフ、と言うか表情にはとても驚かされたので、やっぱりこの作者の見せ方は上手いなと思います。彼らが地球人だと全く疑いもなく思い込んでいたのにそこで気が付きました。

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2021年10月23日

Posted by ブクログ

5巻で完結なので、ババーンと大人買いしました。SFミステリーですが、ギャグ有り、感動有り、伏線有りと読みごたえたっぷり!キャラも魅力的です。カバー剥がしたら、オマケ漫画が有るのも遊び心が有って好きです♪

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2020年08月17日

Posted by ブクログ

「よろよろになるまで引きずり回したろかいコラア!!!」

面白かった!
宇宙とか生物のSF要素とギャグが融合した作品。
第一話から最終話まで、あらかじめ設計図があったかのような完璧なストーリーと伏線回収がすごい。
【SKET DANCE】の頃からだけど、この作者のギャグセンスめっちゃ好き。

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2020年04月23日

Posted by ブクログ

この5巻に行き着くまでが長かった。情報量がハンパない。ただ全てを理解できるとその世界観の壮大さに驚く

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2019年07月27日

Posted by ブクログ

すっきりきれいに終わった。読み応えのある作品だった。
かなり大掛かりな謎で、ちょっと無理があるような気がしないではないが、そのほころびが現れたのがこの作品だったと思えば、納得もいくかなと。
登場人物はそれぞれ魅力的で、いい感じに終わってくれて良かったな。

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2018年02月12日

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