感情タグBEST3
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はじめて読んだときはなんだか怖くてなかなか読み進められなかったけれど何度でも繰り返し手にとりたくなる本。
日常を生き抜いていくことについて、救いのないさみしさについて。
晴れた夏の日によく読む。
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何かのカテゴリに放り込むことのできない漫画。
「一つ歳を取った」「何か人生の節目を迎えた」・・・そんな時に読み返したい。
今の自分がどんな感受性を持っているのか。
読み返す度に新鮮な印象と、”今の自分”を感じることができる。
一生ものの本だと思います。
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お墓にもっていきたい本。
擬人化(?)されたアシカたちの生活をかいた漫画。みすごしてしまうような、その人にしかわからない、喜び、悲しみを大切に汲み取ってる、可愛くて、やさしくて、悲しい漫画。
どのお話も素敵ですが、最後のB.パーカーとチェリーのやりとりは本当に泣ける。
パレードのように繰り返す滅びと再生。
鈴木志保の感性は本当にすばらしいと思います。
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声を大にして「この本がいい!」と勧めたくはない。誰にも言わずに、死ぬまで本棚に置いておきたい。私の遺産分けの時に、誰かが本棚のこの本を手にとって持って帰り、そしてその人が死ぬまでその人の本棚にあって欲しい。そういう、私にとって大切な本です。
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暖かくて、白っぽくて、
何処までも静か。
しんしんと降り積もる
「日常」が愛しくて
薄氷の向こうに透けて見える
遠いとおい寂しさ、別離。
夢の中でアザラシになるのか、
私こそがアザラシの見る夢なのか。
目覚めることが、こわくなる。
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この時はまだお話についてだったんだ。
そう。ただお話をしたかったんだ。君と。
世界に何も起こらなくたってそれについて話せるなんて
とても夢のあることだと思わないか。
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癒される漫画なんだけど、奥が深い!
人生に行き詰った時に読んだら良い作品だと思う。
もう十数年前の漫画なんだけど、今読んでも面白い☆
これを読んで考え方が、少し変化したぐらいスゴイと思う。
Posted by ブクログ
マンガ愛蔵版です。上下巻。
主人公は2頭のアシカ。名前は「煙草」と「コーヒー」です。絵がかわいらしいからといって何の心構えもなく読み始めると、ほぼ間違いなく最初っから読み直すことになるでしょう。
これはもはや芸術品。考え込む物語や、優しさに満ちた作品が溢れています。
そこらへんにある哲学書を読むよりも、
こっちの方が得るものは多いかも。
上巻で好きな話は「崩れる」、「ガブリエル」、「チャールストンで生きてたころ」、「フロリダでは桃が熟れる頃」あたりです。愛蔵版でない、オリジナルはどこの店にも見当たりません。以前近所のネットカフェでリクエストしたら奇跡的に入荷されました。しばらくして、そのネットカフェはつぶれますた。