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漫画でわかりやすく勉強できる、民主主義。絵もうまいし取材のためによく勉強されてるので、わかりやすい。自画像はかっこよく書きすぎな気がするが…。
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保守として有名な小林よしのりが、民主主義とは何かということを解説した一冊。
当然ながら「民主主義万歳」という内容ではなく、民主主義は衆愚政治に陥る危険性があり、その維持には自由と責任が伴うということ。
とかく批判されがちな著者だが、その言説は一貫しており、説得力があった。
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小林よしのりの本を読むのは久しぶりだ。
本書はフランスに行って民主主義とフランス料理について考えたもの。
SEALSなどの学生運動で「民主主義」を守れ、と叫んでいるのが、我慢ならなかったのだろう。かつて、エイズ薬害問題で運動を主導する形になり、その後参加した若者たちに活動をやめて日常に帰れと叫んだ小林よしのりだが、いわゆる「運動」への嫌悪感や批判はより強くなっているように思う。
あらためて感じたのは、著者がよく勉強をしているということだ。学生時代に本を読み込んだエピソードが書かれているが、ベースとなるものがしっかりとある上で効率的に最新の状況を勉強している。
健全なナショナリズムの称揚が底流にあり、民主主義を絶対視していない。決してぶれていない。そして、それをエンタテーメントに仕上げるのはさすが。
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本当は理解し、不満が有れば動かなければならない、国、歴史、民主主義を分かりやすい漫画で情報を伝えてくれるのでついつい読んでしまう。また、不勉強で反論意見の情報も多く持たないので、ついつい著者の言っていることに、「ふむふむ、そうだよな」と思ってしまう。
「民主主の原則は直接民主主義だがユートピアだ。国民全員の意見が反映されるなんて有り得ない
強大な権力が民衆を平定し秩序が維持されている状態を平和という。一部をアメリカに頼っており それを抜け出せない日本はアメリカに国家主権が有ると言うことだ」
と言う主張。どうかな?と思うことも有るが、多くには勉強になるなと。本当はそこから動くべきなのだろうけれどもね。一歩は重い。
豪華なフランス料理の描写もイヤミな感じはなく、この本によいテイストを与えている気さえする。
【ふむふむ】
例えば「プロテスタント」の国では、料理・
食べ物は、餓えを鎮める物であり、余計な食欲を掻き立てることは好ましくないとされてきた
フランス革命とは
「男たちがバスティーユを奪取し、女たちが王を奪った」
Posted by ブクログ
著者である小林よしのりさんが近代民主主義発祥の地、フランス旅行で立ち寄ったレストランでフランス料理に舌鼓を打ちつつ、現在の日本に蔓延る”民主主義”信奉に強烈な一撃を食らわせた作品です。欧米と日本の民主主義の違いが歴史的背景やそれが基盤となっている国民性の違いであるという事等が描かれており、凄く勉強になりました。
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フレンチはやっぱり女に食べさせるものだ。女が喜ぶ姿を見て楽しむものである。
民主主義=善、独裁=悪ではない、という歴史をフランス革命が起きたフランスでフレンチを食べながら振り返る体裁。
エリートによる寡頭制のほうがいいのではと。
大衆が間違え続けてきた歴史からも。
Brexit後に読んだが、目の付け所は時代を先読みしている。
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歴史を学ぶことの必要性を感じた。
アラブの春や大正デモクラシーなど分かりやすかった。学んで考える行動するの循環ができるといいんだろう。
衆愚にならないよう
Posted by ブクログ
2021.69
自分では買わないだろうなぁという本だった。
かなりの保守だけども、一理あるところも多かった。
民主主義はイデオロギーではなく制度。というのは前に勉強したのでもでてきた。
Posted by ブクログ
日本の民主主義は戦後GHQの洗脳、刷り込みによるということを、あまりにわかっていない日本人が多すぎる、しかも多くの文化人が、という嘆きが主旨。約20年前に書かれた「戦争論」がネトウヨを生み出したとも言われるが、小林氏はこの程度ではへこたれない、強靭な精神力を持っているのか。最後は自分は富裕層だから贅沢してよいのだ、というのも笑えた。