【感想・ネタバレ】夫以外のレビュー

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Posted by ブクログ

主人公が自分と同世代の主婦なので共感が持てた
6話からなる短編集

タイトルを見て、夫以外の男性と…のようなお話なのかと思いきや、結婚にまつわるいろいろな人間模様、夫婦の身近に感じとられるお話だったのでとても共感を持てたし面白かった

第2弾、3弾と続いて欲しいです

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2017年05月25日

Posted by ブクログ

6つの短編。どれも夫婦の話で自分には身近なことでもありサラッと読めた。日常に潜むミステリーが読み終えてゾクっとする感じがじわじわくる。

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2021年10月06日

購入済み

オチが秀逸

短編集です。どの話もオチが秀逸で面白かったです

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2021年09月11日

Posted by ブクログ

人生で何かに「ハマる」事がなかった主人公、聖子。

亡き夫に対しても夢中になれなかったが、夫の甥である桜井一樹に初めてハマってしまう。その結末を描いた「夢の中」。

定年後の夫婦の在り方を描いた「元凶」

『夫以外』をテーマに様々な夫婦の形が描かれています。

夫婦別姓や腎臓移植問題など、興味を惹かれる内容が多く、色々考えさせられる面もありました。

どの短編も派手さはありませんが、女性であれば「あるある」と共感出来る内容です。

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2021年03月04日

Posted by ブクログ

真っ白な特別装丁のものを購入。
これはもうタイトル買い。シンプルだけどインパクトがある装丁に惹かれて、初めて読んだ新津きよみさんの本。
どんでん返しあり、叙述トリックめいたものあり、ぞっとするものあり、心が温まるものありで、バラエティに富んだ短編集だった。
巧いなぁと思いながらするすると読み進んで、あっという間に読み終わった。

純粋さゆえに突っ走ってしまう感情であったり、優しさの下にある打算であったり、夫の元妻に対する嫉妬と優越感であったり…女の怖さが満載であるところはやはり、女性作家特有のもののように感じた。女のことをよく知る女だからこそ書けるこの感じ。
怖いけどこのタイプの小説、私はきっと好きなんだな。無意識に結構選んでるところを見るに。怖いと思いながら読むのがスカッとするのかも。笑

どれか1つが突出して面白いというよりは、個人的にはどれも同じくらい面白く感じた。
それって何気にすごい。そういう秀作だと思う。

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2020年02月25日

Posted by ブクログ

題名に惹かれて読み始めたが面白かった。大人の女性たちが主人公のミステリー集。普通の日常生活をさほど逸脱することなく進む物語に親近感を覚え、そしてどの短編も私の予想を常に裏切るラストシーン。とても楽しく読めた。

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2017年04月10日

Posted by ブクログ

様々な夫婦模様が描かれた短編集。
タイトルから、妻が『夫以外』の男と
あんなことやこんなことをしてしまう物語かと思いきや、さにあらず。
『夢の中』の主人公が物語の最後に気づいた
『夫以外・・・』に続く言葉がとてもよかったです。
たとえ毎日顔を突き合わせていたって、相手の本当の姿なんて本気で知ろうとしなければ見えてこないのかもしれない。
離婚したり、死別してからそのあとに見えてくる夫婦の本当の姿が胸に沁みました。

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2017年01月31日

Posted by ブクログ

他の新津きよみさんの作品に比べて怖さやドロドロは控えめな印象だった。
『寿命』予想外な結末で面白かった。

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2022年04月09日

Posted by ブクログ

さくっと読めちゃう短編集でしたー。
もっと、ドロドロしてる話かと思ったけど薄かったー笑

夢の中
何かにハマったことない女性が亡き夫の甥にハマる。
元凶
怒ると無視無言を決める夫。息子の嫁と一致団結。
寿命
結婚せずに、シングルを貫いた女性。
ベターハーフ
腎臓移植。前妻の腎臓が夫の体にある…。
セカンドパートナー
父が亡くなってすぐに母が再婚。私は養子になろうかな…。
紙上の真実
夫婦別姓。そんなに姓を変えることは大事ですか。

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2022年03月29日

Posted by ブクログ

読みやすくて、半日で読んでしまった。

夫婦は家族だけど、他人。他人と家族になるって事が、奇跡のようなものかもしれない。

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2022年01月10日

Posted by ブクログ

大人の女性たちの短編集。

人生で一度も何にもハマらなかった48歳の女性が初めて夢中になったのは、夫ではなく夫の甥。
男性の趣味仲間との関係を疑われ離婚された女性。
夫以外、すべて理想的な暮らしをしている主婦。
地位もお金もマンションも娘もいて、夫だけが手に入らなかった女性。

タイトルから勝手に不倫ものかなと思ってたのですが、まさかこんなにもいろいろな「夫以外」があるとは。
人生において、何が転機になるかわからないもの。
幸せも不幸せも、周りからの見え方と、自身の捉え方は違っていてもおかしくない。

すべて女性メインのストーリーなので、女性目線で見てしまいますが、ここに出てくる夫たちは何も思ってたんだろうと、ふと思いました。
他の作品でもよく思うことですが、やはり女性は強くて怖い面を持っていますね。
そんな強かさがとても魅力的とも思いますが。

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2021年06月01日

Posted by ブクログ

全体的にあっさりしてる。今書店に平積みされてるブックカバーの印象とはちょっと違う。そういう感じと思って読み始めたから期待とは外れたけど、これはこれで良い。収録されてる中ではセカンドパートナーが一番余韻があって好きかな。

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2020年07月13日

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「全話あざやかな逆転劇!」の帯書きに誘われて購入、随分と久々の新津きよみ。
主人公女性の来し方を多視点で描きながら・・・な感じなのですが、ミステリ??な作品の方が多く、ちょっと想定外でした。読み物としては楽しめます!

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2020年03月01日

Posted by ブクログ

夫という名が付かない男も気になる時はある。夫という名が付いても気に入らなくなる時もある。そんなものかも、ヒトという生き物は 。

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2016年05月04日

Posted by ブクログ

表4の紹介文に書いてあった“驚きのラスト”の文字に惹かれて購入。ミステリーと書いてあるが、読むとそんな印象ではない。しかも大したドンデン返しがあるわけではない。
ただ、たしかに手法はミステリーだ。叙述もあれば、倒叙もあったりする。
謎を楽しむよりも、女性たちの生き様を楽しむのが正しい読み方だろう。

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2016年04月28日

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