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カルチャーセンターで出会った少女4人が、講座で起こる事件挑むミステリ『日曜は憧れの国』を刊行。収録の「レフトオーバーズ」を立読み増量版として、また、著者のインタビューもお届け。
設定は良かったと思うけど。
学校も違う、性格も違う4人の女子中学生がたまたま行き合ったミステリーを解く。この設定自体はとても面白いと思いましたが、そもそも料理教室でドラフト式で材料を取ったり、ろくに指導もなく料理を始めたりと、無茶な話だなと思いました。後から先生がいくら見て回ってくれたとしても、肉の煮込み時間が足りないのを後からちょっと手直しするだけで食べれるようになることはない。またミステリーも最後にちょっと出てきただけで、トリックも、動機も、全てが曖昧。もう少し頑張ってほしいな、という作品でした。