【感想・ネタバレ】AKB48、被災地へ行くのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

軽い気持ちで手に取ったのだけれど、本当に優しい気持ちになった。

あまり知られてはいないけれど、2011年からずっと継続して被災地支援をしている48グループ。

売名行為と言われようとも、偽善だと罵られても、自分達にもできることがあると信じて被災地に行き、
そして彼女たちにしか持ちえない力で、本当に元気や勇気を与え続けている。

きっと難しい話は分からないメンバーが多い。
でも、彼女たちは心の底から共感しようと努力し、
寝る間を惜しんで過酷なスケジュールの中、被災地訪問を続ける。

専門家が長い時間かけてもいやせない傷を、場合によっては1人のアイドルの言葉がきっかけで回復に向かったりする。

アイドルってすごいって思った。


もちろんメンバーだけの話ではなく、それを支えるスタッフ、ファン、ボランティアの方々みんな含めてですが。
何だろう、この世界の希望って、こういうところにあるんじゃないかって本気で思ってしまう。

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2016年01月02日

Posted by ブクログ

 NHKエンタープライズのプロデューサーでもあり、たくさんの番組を作られた石原さんが、AKB48とともに、被災地訪問をしたときのことを書かれた本。

 AKB48が東日本大震災の被災地を訪問し、そのなかで地域の人々と触れあって感じること、考えたこと。AKB48のメンバーも若く多感な時期で、だからこそ感じられることもあったでしょう。
 それが石原さんの視点で書かれています。

 AKB48がパフォーマンスを届けることで、励ましに行ったのに、逆に励まされることもあったようです。
 定期的に被災地を訪れ、AKBメンバーも感じるところがあったのではないでしょうか。

 岩波ジュニア新書で対象となるのが主に中高生でしょうが様々な人が読んで、被災地へ思いを寄せることができたらと思います。

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2017年06月28日

Posted by ブクログ

その規模も名声も実力も、まさにビッグな、「国民的アイドルグループ」とすら呼ばれるAKB48グループが、2011年の5月からずっと毎月一度続けている東日本大震災の被災地訪問活動の様子を記した本です。読んでいると、じんわりとこころが震えてくるんですよね。AKBの子たちの献身的な行動も理由だろうけれど、困った人たち、かわいそうな人たちがいるんだから、そういう人を見捨てておけるはずがないというような、より根源的な気持ちを感じるんです。それで、やっぱりそういう行為に「売名」だとかケチをつける輩がいるそうなんですが、スタッフはもはや気にせずに、これには絶対意味があるというようにわかっていて、活動しているわけです。これは美しいし、人間的な行為だとぼくは思いますし、多くの人はそう感じるのではないでしょうか。

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2016年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

NHKでも時々彼女たちの被災地訪問の様子を紹介しているのでその活動については知っていたけれど、2011年5月から毎月続けているとは知らなかった。大したものだ。とやかく言う人もいるようだが、彼女たちが被災地の子供たちに楽しみと元気を与えていることは間違いない。これからも頑張ってこの素晴らしい活動を続けてほしい。

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2015年11月22日

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