【感想・ネタバレ】永遠をさがしにのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

マハさんの作品好きだけど、これはかなり好き。目が痒いからなのか、情緒不安定なのか後半感情移入しすぎて号泣。あー読んでよかったそう思わせてくれる作品

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2024年05月03日

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原田マハさんの作品、大好きです。
複雑な家族構成やびっくりする災難を乗り越えて人が成長する様子に感動します。

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2024年04月17日

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チェロの話。最後は思わず泣いてしまった。
まっすぐにぶつかり合いながら、深い愛情を感じられる関係性よいなぁ。

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2023年10月26日

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これはカフーを上回る傑作と思う。感動作。
若い女性(特に10代後半)にとってはたまらない1冊だと思います。細かいことは書きません。とにかく手に取って読んでみて欲しい。

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2023年07月29日

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原田マハさんの音楽をテーマにした本があることを知って、すぐに読みたい!と思った。
読み始めると、少し飛躍しすぎかな?と感じる部分もあったけど、止まらなくなるくらい入り込んでしまった。
音楽によって繋がれた人々、そして大きな愛に溢れていた。今後の和音の成長がとても楽しみに思う♪

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2022年07月21日

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原田マハさんの音楽系の小説。マハさんの音楽系の物語は初めてです。単純に苦悩を乗り越える少女の話ではない。さすがマハさん、二転三転というか一捻りも二捻りもある!チェロが聴きたくなる本です!素晴らしい!真弓さん、カッコいい女性です。

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2024年05月25日

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色々な形で関わりあう母と娘の絆がチェロを通じて描かれる。少年少女達はかけがえのない友人2人と共に大人に近づいていく。音を奏でて響き合う、少し切ないような素敵なお話でした。

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2024年05月21日

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ネタバレ

ほとんど家にいない父を持ち、ほぼ一人で暮らす主人公。ある日家に帰ると知らない女性がいて、しかも自分は母だと名乗る。このとんでも展開に面白い!と思って一気に読みました。
主人公と新しい母親の掛け合いが好きだったので、後半にかけて物語の展開が速く進んで行ったのがちょっと勿体無いなと思いました。あと100ページはゆっくり書いても良いくらいです。もう少し長く浸っていたかったです。

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2024年01月28日

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テンポ良く読みやすい印象
和音が成長していく様子、周りの大人の心情が間の世代にあたる自分には深くささり、自分の過去の親への振る舞いを内省するとともに、愛のあり方の多様性を感じた。その多様性から自分自身の愛をどうしたいかの解像度をあげたいと感じた。

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2023年09月12日

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自分勝手な感想です。原田マハさんの作品には主に何種類かあると思っています。芸術の思い入れを丹念な調査に基づいて作品に仕上げたアート系小説。ご自身の日常をそのまま描いたエッセイ。読者の感情を鷲掴みにする劇場形小説等々。様々な表現を巧みに操っておられる。

私は原田さんの作品を全て読み尽くした訳ではないので極めて拙い感想なのかも知れ得ませんが、感動の仕方が異なっている。

「キネマの神様」「本日は、お日柄もよく」等の作品は私にとって劇場形小説の部類に入る。

現実にはあり得ないストーリーだと分かっていながら、没入してしまう。心を鷲掴みにされてしまい、ふと気がつくと時間を気にせず最後まで読まざるを得なくなってしまう。感情がブルブルと震えてしまう。

たとえ、現実にはあり得ない世界であったとしても、多少の矛盾を感じながらも感動してしまう。創作能力の高さに恐れ入ってしまいます。

この「永遠をさがしに」も私にとっては劇場形小説でした。

いくら何でも、そうそう家族を含めた自分の身の回りの人たちが身体的な問題を次々に抱えてしまうことなどあり得ないだろう?本当にこのような状況に置かれたら、普通の精神状態で生きていけないだろう。といった状況にある主人公を奮い立たせながら、すべての登場人物たちが良い人たちで、不思議と爽快感を持って最後まで読み切らせる。

またまた、原田さんにやられてしまいました。

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2023年08月09日

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優しい気持ちになりたいとき。
マハさんの本を読みたくなります。

世界的指揮者の父と、楽団のチェリストだった母。
母は突然姿を消し、父子家庭に。
そこに新しい母親がやってきた。

和音の家族、友情、初恋、そして音楽と永遠が詰まっていました。

レビューを読んでいると、賛否ありそうですが、
私は途中、何度も泣きそうになりました。苦笑

「バッハのメロディは、木の幹を這い上がっていく樹液。大地から水を、養分を、エネルギーを吸い上げて、一気に空に放つ。緑の葉となり、きらめいて。」
「メロディは風になるのよ」
「時代をクリアに映し出している音楽はなんでも好き。でも、時代を超えて人の心を打つ音楽は、もっともっと好き」

ああ、いいな、と思いました。
そして何度か読み進める手を止めて、表紙を見るのが良い時間でした。
なんでかわからないけど、この表紙の作品が愛しくてかわいらしくて。
なんだか泣きそうになるんです。

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2023年06月18日

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和音が己の本分に気付き、羽ばたいていく
その過程は、困難だった
物語はシリアスだが、コメディ性も帯びている

全体的に病気の罹患がご都合主義的な気がした

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2023年06月13日

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ネタバレ

世界的な指揮者を父にもつ高校生の和音は、不在がちな父と、離婚後いなくなってしまった母、広い家にひとりで暮らす生活に孤独を感じていた。
父が海外赴任となり、突然型破りな新しい母・真弓と2人で暮らすことになる。

なんだかドラマチックな展開続きで、現実感はなかったけれど、真弓の板を割ったような性格がとてもよかった。
私も高校の部活だけれど音楽をやっていたので、真弓が「永遠」について、「チェロを弾きはじめる直前の、あの数秒間のこと」と表現していたのは、なんだかわかる。
3年生の、最後の定期演奏会。指揮者が腕を振り上げて、最初の一音を鳴らすまでのあの瞬間。ほんの一瞬なんだけど、なんだか永遠に感じたし、もう10年以上昔のことなのに、会場の熱気とか、暗い客席と照明の眩しさとか、ステージのにおいとか、今でも鮮明に思い出せる。時を超えて、私の中でずっと続いているから、確かにあれが永遠なのかもしれない。

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2023年05月27日

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原田マハさん、音楽も書けるんだ〜って思ったのがまず一つ!

そんなにどんどん辛いことがなくてもいいのに...と思いながらも、原田マハさんの力に負けて途中何度も涙が出た(笑)
大きくて深い真弓さんの存在と思いやりのある友達たちがとてもよかった


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2023年04月04日

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真弓さんのようなサバサバして温かい人になりたいものだな、と思った。
素直で思いやり深い友達もいいな。
和音と真弓があまりにも似てる境遇が多いことや泣かせる運命には疑問もあったけれど、前半があまりにも面白かったので、最後まで一気に泣きながら読んでしまった。

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2023年02月19日

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嫌いじゃないけど、ちょっときれいにまとまりすぎている感が… 。ドラマか少女マンガのようなストーリー
恵まれた環境で、こんなにいい人ばかりでてきて、こんなに試練が降りかかりながらもなんだかトントン拍子で上手くいくわけがない!なんてナナメに考えながらもなんだかんだ夢中で読み進めて感動してる自分がいる。

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2022年10月09日

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人物設定がやや飛躍している感があるなと読み始めるが、進めるうちに腑に落ちてくる。そこは原田マハの筆力なのか。

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2022年09月05日

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2組(いや、3組か)の親子(母と娘)を結ぶ楽器チェロを通じてのちょっとドラマチックな物語です。
永遠(とわ)という言葉がいろいろな場面に散りばめられ、ベタなところもありますが、予想できない展開に面白さと感動がありました。
同時並行で《リボルバ-》を読んでますが、この作家、音楽に絵画に読者を奥へ奥へと引き込ませてくれますね。

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2022年08月10日

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鳴かないカナリアから、想像できないストーリーの展開だった。
少女の視線で、揺れ動く複雑な感情が描かれていた。展開が早く、楽しめた。

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2022年08月06日

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原田マハさん、「音楽」を題材にした小説もあったんだ!と嬉しくなり読んだ本。
チェロ、オーケストラ、音楽、、、自分の好きなものが好きな作家さんで読めて嬉しい。

高校生同士の純粋な友情や努力、家族間の葛藤と愛情、音楽で繋がる者同士の共鳴、演奏者にしか分からない恐れや至福…など共感するばかりで一気に読んだ。

若いっていいな。
和音の将来に幸あれ、と願ってしまう。

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2022年04月02日

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音楽で繋がる人と人
子供と大人の狭間にいる和音の複雑な心境がもどかしい
真弓によって、音楽によって徐々に気付いていく皆の、自分の本当の想い
好き だからやりたい 伝えたい 聴いてほしい
色々と回り道をしたけど、自分の気持ちに嘘はつけない 心が揺さぶられる
呼応するようにそれぞれ夢へと向かっていく友人
そんな姿が眩しい
ラストシーンではG線上のアリアが自然に頭に流れてくる 優しい空間 永遠の瞬間

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2021年11月13日

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本当に愛が溢れる作品。それぞれの「まっすぐ」さが刺さる。満たされない思いも周りの人たちや自分の気持ちでこんなに変わっていくんだなぁと心に沁みた。

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2024年01月02日

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 周りが無理にさせようしても動かない、本人が自らの意志で動き出すという事がどういう事かがよくわかる。

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2023年11月10日

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テンポがいいので、サクサク読めた。
ホロリと来る場面もたくさんあった。
真弓さんはほんと熱くていい人。でも、苦労した分、わきまえた感もある。
こういう人に高校生とかで出会えるのは幸せなこと。


ただ、途中から悲劇も含めてこんなにドラマティカリーに物事が進むかな?
と、感じ始めると、それが気になって仕方なくなってしまった。
こういうのに没入できる状態に自分がないのかもしれないが……


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2023年07月19日

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いいな〜若いって。今思うとだけど、死に物狂いで頑張れば何にだってなれる。この小説のようにはいかないにしても、何にだって化けられる可能性を秘めている。ただ、その頃は、いろんなことで悩んでいて物事を前向きに考えられないんだ。もう後戻りが出来ないオマケの余生を過ごすこの歳になってやっと分かってきた。水前寺清子が毎日のように「若いときゃ 二度ない どんとやれ

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2023年04月29日

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おもしろかった。
父親も、実は和音のことをとても気にかけていたというのは良かったけど、今の今までそれが表に表れない(和音には父親の愛情が伝わっていない)というのは、ちょっと無理がないかい?と感じてしまった。

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2023年01月23日

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面白かったけど…
好きな作家さんなんだけど…
アート系以外はどうも女性に向けたお涙頂戴感が強く出てるように思えて、これもかぁ…という感じでした。
色んな現実離れした要素が多すぎて、え?え?と、なかなか感情がついていかなかったです。

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2023年01月08日

Posted by ブクログ

マハさんには珍しい音楽を題材としたお話。
このお話では真弓さんのキャラが良いですね。元気が出ます。ただ、そんなに後々まで不幸に見舞われなくても。。。と切なく思う節もありましたが。。
また子供の頃にいなくなってしまった母と娘との関係がこの物語の一つの柱ではありましたが、母の意識がほぼなくなるまで再会出来なかったその経緯と理由にはやや違和感を覚えた事は否めない。
高校生の若者たちが夢を見つけて進んでいく姿、主人公と父親との関係が修復され希望に満ち溢れた結末は、清々しい読後感でした。

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2022年11月12日

Posted by ブクログ

最高のテーマだったのに残念。登場人物は子どもでも良いのだが大人の小説にしてもらいたかった。もったいない。こんな本を書かなきゃ良いのに。父親が世界的指揮者で、国内トップクラスのチェリストであった母親から音楽の教育を受けてきた主人公が、その母に届けたい曲がバッハのアリアというのも笑った。

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2022年10月23日

Posted by ブクログ

和音(主人公)、真弓、時依(母親)の3者がチェロで繋がっていて、共鳴しあっている感じが心地良い。チェロは自分には馴染みがない。でも、原田さんの文章で腕(かいな)に抱かれるチェロが鮮明にイメージできる。
時依が公響団を引退し、真弓が試験を受ける場面…審査員であった時依が真弓の演奏をみて涙した…きっと、この人になら和音のことも任せられると思ったのではないだろうか?
終盤、プリオン病の時依に和音の演奏を聴かせてあげることができてホッとした。
タイトルになっている「永遠」とは、色んな意味が込められていると思った。音楽に関わっている人間が演奏を始める前に感じる瞬間のことだったり、チェロのことだったり。
旅立った和音、これからも頑張って偉大なチェリストになってほしい!

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2022年03月08日

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