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教科書読むだけよりも!
機械工学の発見と発展の歴史が纏められている。工学部に在籍した人間なら聞いたことのある名前がたくさん出てくるだろう。有名な方程式の発見の経緯や、その社会的背景の紹介通して、腹落ちさせてくれる本だった。
Posted by ブクログ
題名通り,工学の歴史について,古代から現代までの流れを紹介している。技術発展の過程を知ることは,現代の成り立ちを知る上で有意義だと思う。数理的な物理学との関係性も追うことができる。
Posted by ブクログ
非常に読みやすく、また工学の歴史を概観できる良い本。多くの未知のネタと出会い、また手持ちの断片的な知識を少しリンクさせて捉えることもできた。何度も読み、先人の足跡をたどってみるきっかけとしたい(参考文献が多いのもまたありがたい)。
Posted by ブクログ
古代からの現在までの工学の歴史、日本における近代機械工学の発展、そして今後への展望を俯瞰した1冊。技術の大きな潮流を俯瞰して捉えるのによい本だと思います。科学的な事実だけでなく、その技術が成立するまでの歴史を合わせて捉えることは、今後の技術発展への貢献を考える上でも必要な視点のように思います。
Posted by ブクログ
技術者として工学に携わってきたが、確かに目先のものに追われて工学の歴史や変遷を振り返ることはなかなかできなかった。 専門技術者と自らうたいながら、自分自身の視野はどうしても狭い気がしてならなかった。 歴史を学ぶこととは、歴史に明るくなることというよりも、いかに広範な視野を持つようになるかということであり、工学においても同じであると思い知った。
Posted by ブクログ
レイノルズ数、ベルヌイの定理、ナヴィエ-ストークスの式など、お世話になっている工学がどのような時代背景と過程で発展してきたかが判る良著。
プラントルやヌッセルトの没年って、結構最近(1950年代)だったんですね。そう考えると、工学の発展はまだまだ未開の地平が沢山あるってことなんでしょうね。
Posted by ブクログ
工学部に進もうか考えている人はぜひ読むといい。理学部の自分からしたら、非常に難しいことに取り組んでいるものだなぁと感心したのと、難しすぎるのに案外技術とあいて実用されて世の中が回っていることに衝撃を覚えた