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Posted by ブクログ
非常に興味深い内容。コミュニケーションを3つの領域(Form、Meaning、Function)でとらえると、従来の学校教育はFormが強すぎる(わかりづらいがForcus On Forms、とsがつく)のが特徴。一方、CLT(コミュニカティブな学習法)では、Formがおろそかになりがちで、粗削りな語学力にとどまってしまう。
たとえていえば、前者が畳の上の水練で、後者が海やプールにドボンと放り込むもののフォームはほったらかしで泳ぎの成長が止まってしまう(フォームが合理的でないので早くならない)という感じだろうか。
コミュニカティブな学習をベースにしながら、Formにも着目する(Forcus On Form)ことで、3つをしっかり伸ばす、という考え。
これを実現すのにCLILが相性がよい、という話なのだが、このところの解釈が難しい。CLILがよい学習法だということは理解するが、FOFとのつながりがもう1つわからない。CLILの概念が意外と大きい(幅が広い)ので、CLIL全体というよりは、CLILの特定の部分を指すのかなとも考えたが。このあたりはもう少し私の学習が必要。